概要
1980年代の日本車のうち、大衆向け高級車や上級小型車の総称。High society carを元に省略した和製英語である。
ほとんどが4ドアハードトップだが、ノッチバッククーペも含まれる。
かつては富裕層や企業重役らの乗るものだった高級車が、豊かになった大衆層に受け入れられたことで成立したジャンル。車体色は、従来の黒塗り高級車とは一線を画すものとして白が特に好まれた。
火付け役と目されるのは1980年に登場した日産の初代レパードと翌1981年にトヨタが発売した初代ソアラ。Wikipediaの記事には「トヨタの6気筒車」をハイソカーと呼ぶかのような記述があるが、気筒数に関わらず他メーカーの車種もハイソカーと呼ばれていた。
バブルが崩壊した1991年ごろから売れ筋車種がRVに変わり、ハイソカーは軒並み販売不振に陥った。ハイソカーという語も陳腐化し死語となった。
ハイソカーと言われることがある車種
トヨタ
日産