勝ち馬が乗る
かちうまがのる
前置き
本タグの付く作品には「ウマ娘の身体能力ネタ」だけでなく、愛が重馬場や卑しか女杯のようなヤンデレ化も含まれている。
本項を読む前に、まずは公式サイトにある規約を読んでほしい。
応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと
公式に無い要素が付与された場合、そのキャラのイメージが公式と異なり、ややもすればキャラのモデルの競走馬のイメージに影響するため、公式に無いキャラ設定の追加は控えるよう留意しよう。ウマ娘はナマモノ寸前の半生だからである。
……それでも付けたいのならば、今一度規約を読むべし。
概要
「勝ち馬に乗る」をもじった造語である。
タグ提案者によると、「勝った、あるいは勝ちそうな人やものに味方して勝利に便乗し、恩恵を受けること」を転じて「腕力や主導権争いなどで勝ったウマ娘が、その勢いに便乗して恩恵(意味深)を受けること」ということらしい。
公式描写におけるウマ娘の身体能力の例
※一部、鍛えぬいた人間なら現実的に可能なものも含まれているが、
彼女たちウマ娘は、女子中高生と同等の年齢、体格であることを留意する必要がある。
- 時速約60kmで走れる(100mを5.8秒。人類最速の男の最高速度でも時速約45㎞がやっと)。
- 人を数メートル蹴り飛ばす(アニメ1期1話など)。
- 巨大なタイヤ(推定重量約5t、タイヤだけで大型トラック並み)を引っ張る。
- 10枚重ねの瓦割りを余裕でこなす。
- ボクシングでサンドバッグ(吊り下げ型。重さは40~60kg)を殴ってぶち上げる。
- 明らかにデカいダンベルを軽々扱う。
- デッドリフトで150~200㎏を持ち上げる。
- 溝に嵌まった自動車を一人で脱出させられる。荷物の乗ったトラックであっても2~3人居れば可能。
- リンゴを片手で握り潰す(ミホノブルボン)。握力は80kgを越えることになる。
ウマ娘怪力三銃士
カワカミプリンセス
- オーブンをチョップで真っ二つにした。
- 山中で行く手を塞ぐ岩をメジロドーベルと二人で投げ飛ばした。
- ドーベルが「アタシ…必要だった?」と困惑しているあたり、ほとんどカワカミの力でやったようなものだった模様。
- お茶会用のティーカップの取っ手をつまんだだけで粉砕。
と、怪力エピソードには事欠かず、育成実装されたことでさらに量産されている。ファル子やアケボノには家電やティーカップなどの日常小物などに関して何の描写も無いので、カワカミはただ怪力なだけでなく力加減が苦手なのだと思われる。
- 力加減がわからずに制御しきれず、エネルギー切れまで熱線を吐きまくったシン・ゴジラ第四形態の初登場時を思い出させる描写である。ということは、将来的にカワカミも制御できるようになるのだろうか…?
ヒシアケボノ
- 突進してきた猛牛を持ち上げた(ウシの体重は数百キロ)。
- 重さだけならば上記のデッドリフトとさほど変わらないが、牛はウマ娘並の速度で走れることや暴れていること、何より角という凶器があるため、バカ正直に正面から組合えばウマ娘といえど命に関わる。つまり、ヒシアケボノには怪力以外に猛牛の対処法が身に付いているということである。
単純なパワー以外
- タマモクロスはシンデレラグレイ劇中で、トレーニングメニューとして汗だくになるまで鉄棒にぶら下がっての懸垂を繰り返した後、(タマモ自身もやる気が絶好調だったとはいえ)フィニッシュにそのまま腕力だけで逆上がりし、さらにその勢いのまま後方数メートルまで何度も空中回転しながら飛び、転ぶことなく見事に爪先立ちで着地。
- 人間の五輪金メダリストも真っ青な身のこなしであり、もはやちょっとしたニンジャ級である。
- ミシェルマイベイビーは、同じくシンデレラグレイ作中において、来日した日本の公園のバスケットコートで、特段助走で勢いをつけていない状態から、スリーポイントラインの外からの両手ダンクを決めた。
- 取材がてら一緒にバスケをしていた藤井泉助記者は腰を抜かしていた。
- 「バスケの神様」と呼ばれた男と同じ離れ業をやってのけており、走力だけに留まらない強靭かつ柔軟なバネの持ち主ともいえる。
このようにウマ娘の身体能力は人間を遥かに凌駕するものであるが、実は異様な性能に反して筋肉の質量はそれほどでもない。
さらに『ウマ娘の神秘』なる未知の能力まであるらしく、ヒトはおろか全ての地球産多細胞生物を凌駕し得る存在と言えるのかもしれない。それ故その謎や起源、正体や神秘を解き明かそうとする研究者も存在する。
ウマ娘の骨格筋にのみ存在するウマコンドリアなる未知の微生物(要検証)が影響を及ぼしている、という噂があるらしい。ただし、その存在は証明されていないため都市伝説か与太話の類であるようだ。
トレーナーのポテンシャル
ところで、ウマ娘を指導するトレーナーに関しても、公式での描写でどう考えても明らかに人間離れしたおかしい力を発揮している者も時折見受けられる。
- ウマ娘の蹴りが顔面に入ったり、ウマ娘数人に蹴られてふっ飛んだにも拘らず、鼻血程度で済む『ヒト族』の沖野T。ギャグ補正もあるだろうが、そのあまりの頑丈ぶりから某国民的作品の主人公を連想する人も多かったはず。
- G1レースの度にゴルシに蹴られるゲーム版担当トレーナー(プレイヤー)。沖野Tに劣らない、規格外に強靭な肉体の持ち主であることが窺える。
- なおこのドロップキックは派手だが、魅せ技として威力を抑えているという説もある。どこでそんなテクニックを身に着けたのか。
- 発光するトレーナー。そもそもは得体の知れない試験薬を飲ませるアグネスタキオンの仕業だが、それ以上の深刻な健康被害が見られないのはトレーナーの強靭な肉体の賜物か、はたまたタキオンの成果なのか……いずれにせよ、彼or彼女はもう人間ではないだろう。
- シチーの担当トレーナー。ジョーダンをバテるまで追いかけ回し、その後シチーの乗った車を走って追いかけ続けシチーの落したスマホを届けた。
- ただし、現実世界でも人類の持久力は動物界において群を抜いており、トレーニングを積んだランナーであれば一定以上の距離においてはあらゆる陸上動物に勝るとされている。ウマ娘がその点どうなのかは定かではないが……
- 桐生院葵の身体能力は、サポートカードストーリーから推測するとウマ娘に準ずる。見た目は完全にヒトミミのはずの存在なのだが…?
二次創作では
2021年11月に公式が明確に「二次創作製作の許容」を発表する以前から、ウマ娘やそのトレーナーの人外ぶりはたびたびネタにされており、様々な派生ストーリーが誕生している。ゴルシの「ゴルゴル星の話」を曲解して、本当に地球外知的生命体という設定にしてしまった創作物すらあったが、こうした設定は公式にはないこと、またウマ娘はともかくトレーナーは全員が全員上記のような特殊能力を保有している訳ではないということを忘れてはならない。