物品化
ぶっぴんか
キャラクターの体がまるで器物のように変形してしまうこと。
概要
キャラクターの体が家具や道具のように変形してしまう状態変化のこと。
変化するモチーフは身近な物が多い。
何故か「物品」という呼びかたが定着している。
ほとんどの場合、物品化されてもキャラクターは意識を保っているが顔ぐらいしか動かせない、という想定で描かれる。
いかにそのキャラクターの原型をとどめつつ物品の形に近づけるか、またキャラクターのどの部分が物品のどの部分に相当して、どう物品として使えるのか、がポイントになる。
一見人体とかけ離れた形状のモチーフを使い、きれいに処理すると面白い。
形状が大きく変化する事が多いため、形状変化も一緒に付けられてる事が多く、動けなくなる事が多いため固めが一緒に付けられている事も多い。
物品に封印されるというパターンもある。
サブジャンル
食品化 人形化 衣服化 パンツ化 … これらに該当するものは各記事を参照
布化 反物化 紙化 板化 絵画化 絵画封印(関連:平面化/平面封印)
関連キャラクター等
- クシナダヒメ-(日本神話):ヤマタノオロチの生贄にされそうだった女性。スサノオがヤマタノオロチを退治する際に櫛に変えられてスサノオの髪に挿されていた。日本史上初の物品化。
- 蜃気楼忍者ジン・ギローン、香水忍者キラ・コローネ、残暑忍者ベロ・タン-(忍風戦隊ハリケンジャー):サタラクラの配下達。ジン・ギローンはビックリマークに、キラ・コローネは香水に、ベロ・タンは切手に変えたりする技を持つ。
- ナナクサルンバ-(爆竜戦隊アバレンジャー):ビームを浴びせた人間を、鏡餅、羽子板、年賀状、凧、屠蘇器など正月に関する縁起物に変える。
- 天稚彦-(御伽草子):「天稚彦草子」において、妻を父から隠すため、脇息(肘掛け)、扇子、枕など様々な物に変える。