概要
特撮番組『仮面ライダーディケイド』の主人公、ディケイドのメインウェポン。普段は箱状に折り畳み、腰に提げているが、戦闘時には展開し剣又は銃として使用する。『スーパーヒーロー大戦』では変身前にも武器として使用していた。
本来はディケイドの持つライダーカードを収納する役割があり、いわば四次元ポケットである。オーズの世界に行ってカードが129枚(亜種の組み合わせを含んだ全種類)増えても全然平気。
また、取り出すカードは使用者の意思で呼び寄せる事が出来る上、さらにブッカーが自動で使用カードを射出する機能も備わっているため、カードを取り出すのに手間取ることは無い。
仮面ライダージオウでもメインウェポンのようだが、カメンライドしているライダーの武器そのものを使う機会が増えたことで武器としての出番は控えめになった。
ソードモード
収納された刃を伸ばして相手を斬りつける。アタックライド・スラッシュを使えばさらに切れ味は上がる。必殺技は展開されたカード状のエネルギー膜を突き破って走り、エネルギーを貯めて一気に敵を切り裂く「ファイナルアタックライド ディメンションスラッシュ」。仮面ライダーブレイドキングフォームの「ロイヤルストレートフラッシュ」に酷似している。
効果音は変身したカメンライドしたライダーによって変化し、例えばブレイドであればブレイラウザー、カブトであればカブトクナイガンクナイモード、電王であればデンガッシャーソードモードなどライダーの武器に対応した効果音に変化する。
また、コンプリートフォームに変身しているときの、能力で召喚した最強フォームのライダーと御揃いの必殺技を叩きこむファイナルアタックライド発動時には、その召喚したライダーの放つ技が『武器を使うタイプの技』だった場合、ディケイドの側は(召喚ライダーのそれが剣タイプではなく銃タイプの必殺武器で放たれる技であっても)このソードモードのライドブッカーで技を発動する。
(最強フォーム仮面ライダーの銃型必殺武器には長銃身のものが多い分、それに動きを合わせて発動するディケイドの武器もガンモードより長物感のあるソードモードの方が合うからだろうか…)
ガンモード
銃口を伸ばして相手に向け光弾を射出する。クラインの壺から無限にエネルギーを供給できるため、弾切れを気にすることは無い。アタックライド・ブラストで銃身を分裂させて威力を上げることが可能。
必殺技はカード状に展開されたエネルギーを使って弾の威力を増幅する「ファイナルアタックライド ディメンションブラスト」。
また、変身前でも使用する事が可能で、ウィザード特別編では操真晴人に銃口を向けた事も。
余談
門矢士役の井上正大氏によると、ディケイド撮影当時のスタッフ達はライドブッカーを弁当箱と呼んでいた模様。
関連項目
主役ライダー武器