「ネフェルタリ家第12代国王の名において… お前ごときにこの砂の国はやれんなァ…」
※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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概要
ネフェルタリ家第12代アラバスタ王国国王。
妻はネフェルタリ・ティティ。娘はネフェルタリ・ビビである。
プロフィール
本名 | ネフェルタリ・コブラ |
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年齢 | 48歳→50歳 |
身長 | 182㎝ |
異名 | 無し |
所属 | アラバスタ王国 |
能力 | 無し |
出身地 | 偉大なる航路 サンディ島 アラバスタ王国 |
誕生日 | 2月13日(コブラのブが2、国王はトランプいえばキングで13) |
血液型 | F型 |
好物 | コナーファ |
CV | 家弓家正氏→上田敏也氏→郷田ほづみ氏、徳山靖彦氏(『グラバト!RUSH』のみ) |
能力
ギャグ補正込みとはいえチョップで成人男性二名を同時にノックアウトできたり、チンピラの集団を不意打ちでイガラムと共にぼこぼこにしたりなど、結構腕っぷしが強く一般人よりは高い程度の戦闘力はある模様。
性格
性格は温厚かつ気さくだが、王としての厳格さや果断さも持ち合わせている。国とは国民がいるからこそ成り立つものと考えており、常に国民の幸福を考え行動する名君である。そうした姿勢から国民や家来達の信頼も厚く、幼少期のコーザが直訴した際は、自ら生活費を削って国民への支援費を捻出していた。世界会議においては革命家モンキー・D・ドラゴンの危険性をないがしろにする暗君・ワポルに対し叱責するなど、王としての自覚は強い。
「我々が滅んでもコーザならやってくれる」と信頼しておりクロコダイルに全軍を差し向けネフェリタル家が滅んでも国が滅びなければよいというかなり覚悟の入った人物。
また、かなりの親馬鹿であり、ビビが外出した際は王様にも関わらずこっそり王宮を抜け出して追跡し見守った(だが結局その後子供たちに目撃されたが)。
その一方で、ビビが過ちを犯してペルに叩かれた際は、王女を叩いた事に怒るイガラムを制しぺルに任せるなど、甘いだけでなく、王として、そしてひとりの親としての責任感と器の大きさを見せている。
かなりお茶目な一面もあり、サンジがイガラムに女湯の場所を聞いた際はノリノリで「あの壁の向こうだ」と発言して麦わらの一味の男性陣と一緒に女湯を覗くなどの一面も(その後一味の男性陣から『エロオヤジ』と呼ばれた)。
さらにその翌日、「怖いな、テラコッタさんは」と言いながらなぜか頭にタンコブを生やす国王の姿をイガラムに発見されている。
何してんだよ、国王。
二年後で身体が弱っても王としての責任感は衰えておらず、世界会議に向かうことを決意する。また親バカな面も衰えておらず、病気を利用して娘のビビに早く婿をとるように求める。ただ、ビビはもう少しおてんばでありたいようだ。
コブラ「見合い写真は山の様に来ておるぞ!」
ビビ「ふふふ捨てといて」
活躍
第1部・サバイバルの海 超新星編
アラバスタ編
初登場はアラバスタ編で、バロックワークスの陰謀により国の雨を奪った疑惑をかけられ、反乱軍が立ち上がるも、国王軍からの攻撃は認めず、両軍の衝突を抑制していた。娘のビビからの告発を記した手紙をビビのお供カルーから受け取り、その内容を見て国の英雄サー・クロコダイルの討伐を即決した。しかし、その後間もなくしてクロコダイルの差し向けたバロックワークスのMr.4とミス・メリークリスマスにより拉致されてしまい、同時にナノハナでMr.2ボン・クレーにより行われた偽装工作によって国王軍と反乱軍の全面衝突が始まってしまう。
クロコダイルに国民たちを人質に取られ、アラバスタの王家が代々が守るとされる古代兵器プルトンの有りかを言うよう強要され、クロコダイルとそのパートナーニコ・ロビンを王家の神殿に案内した。そこで神殿の仕掛けを発動し、クロコダイル達もろとも自決しようとしたが、クロコダイルを追って神殿に現れたルフィによりクロコダイルは倒され、自身も救助された。戦争の真相が明かされた際は、打ちひしがれる国民たちに以下の演説を打ち鼓舞した。
「悔やむ事も当然…… やりきれぬ思いも当然」
「失ったものは大きく 得たものはない」
「ーだがこれは前進である!!」
「戦った相手が誰であろうとも 戦いは起こり今終わったのだ!!」
「過去を無きものになど誰にもできはしない!!!」
「…………この戦争の上に立ち!!! 生きてみせよ!!!!」
「アラバスタ王国よ!!!!」
戦いが終わってからは麦わらの一味を宮殿に匿い、一味が回復するまで宮殿に住まわせた。
第2部・最後の海 新世界編
世界会議編
2年後の現在は病床らしく髪もだいぶ白くなり麦わらの一味の復活の記事をビビたちと共に知る。
ニコ・ロビンに会った日から世界政府に歴史の本文のことやネフェルタリ家が空白の100年に“世界に何を”したのかを問いてみたい彼は世界会議に出席するために、病弱な身をなげうって聖地マリージョアへと向かう。
マリージョアでは海軍大将である藤虎とドレスローザのリク王と三人で会談。おそらく藤虎が提唱している王下七武海の撤廃案についての話をまとめたと思われる。
また、会議の期間中に五老星に面会を申し込んだらしく、彼らに危険視されている。
ワノ国編
…真偽は不明だが、世界会議終了後、コブラは王下七武海制度の撤廃を成し遂げることには成功したものの、マリージョアに潜入していた革命軍の参謀総長サボによって殺害されたことが明らかになった。
しかし上記の通り現状サボが殺したという明確な証拠もない上、革命軍の一行もこの件に関しては本来の計画には含まれていなかったことを示唆しており、その詳細は謎に包まれている。今後真相が明らかになるだろう。
余談
ドフラミンゴや五老星が言うにはネフェルタリ家は聖地に移り住むことを拒み、下界に残った“最初の20人”の血族の裏切り者。またネフェルタリ家は世界政府にとって不都合な兵器であるプルトンとその場所についての情報が載っている歴史の本文を秘蔵している。(チャカ曰わくプルトンの存在は王位と共に継承される秘密)
さらにコブラ自身の思想も“過去を無きものになど誰にも出来はしない”と空白の100年の秘密を知るために研究していたオハラやそのリーダー的存在であったクローバー博士と被るところがある。
クローバー博士と同じように五老星から危険視されていることもあり、今後の安否が気遣われる。
関連項目
リク・ドルド3世:いろいろ似てる人
クローバー博士:いろいろ似てる人