ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カードファイト!!ヴァンガード外伝イフ-if-の編集履歴

2022-10-08 23:54:36 バージョン

カードファイト!!ヴァンガード外伝イフ-if-

がいでんいふ

アニメ「カードファイト!!ヴァンガード」のスピンオフ作品。

シリーズ初の外伝作品!今度のヴァンガードはカードファイトじゃ戦えない!


概要

2020年5月より開始した新シリーズで、カードファイト!!ヴァンガードのアニメシリーズの通算で第13シリーズ(カラパレも含めると14作目)となる。


2020年5月30日から同年11月28日までテレビ東京系列・土曜8時枠(テレビ愛知制作)にて放送された。全25話。なお、放送期間が2クール(半年)なのは、『カードファイト!!ヴァンガードGZ』以来。

BSテレ東でも(時間帯は異なるが)地上波と同時期に開始していたが、諸事情で9月26日放送の第16話を最後にネット打ち切りとなってしまった。


また、『カードファイト!!ヴァンガードGNEXT』からアニメ制作を担当していたOLMは本作を最後に撤退し、本作終了から半年弱を置いて始まった次回作『カードファイト!!ヴァンガードoverDress』からの制作はキネマシトラスに移行している。


当初は4月11日開始予定だったが、諸般の事情により4月25日開始予定での放送に延期、その後の2度目の延期で上記の放送時期に変更となった(詳細は後述)。


今作は『中学生編』から続く2018年版アニメシリーズの最終章にあたり(このためか、作品設定は中学生編から新右衛門編までと同じ世界観を共有している)、本編とリンクしたアニメシリーズのスピンオフ作品である(ヴァンガードシリーズのスピンオフとしては『バミューダトライアングル〜カラフル・パストラーレ〜』が既に存在しているが、本編では初)。


同時に主人公は、これまで主役を務めていた先導アイチの妹・先導エミとしており、アニメの本編シリーズでは初の女性主人公となる。


何らかの原因で歴史が歪みカードファイトが通用しなくなってしまった「if(もしも)」の世界を舞台に、魔法少女・先導エミとそのパートナーである、カードの妖精・シュカ(と、巻き込まれる形で歪んでない世界から飛ばされた伊吹とスイコ)と共に本当の歴史を取り戻す物語を描く。


ストーリー自体としては魔法少女パラレルかつ歴史改変・修正モノが展開されている一方で、シリーズ恒例のカードファイトは一切行われない(というか通用しない)という従来のシリーズとは違った特異な内容となっている。


初代シリーズ(2011年版)以来の設定を引き継ぐアニメシリーズも本作をもって一区切りとなり、『カードファイト!!ヴァンガードoverDress』からは従来のシリーズから大幅に刷新した新シリーズとなっている。


あらすじ

伊吹コウジはヴァンガードファイター!

立凪邸に呼び出された伊吹は、なんとifの世界に飛ばされてしまいました!

ifの世界は歴史が歪み、カードファイトが通用しない世界!?

伊吹は、ifの世界で不思議な美少女コンビに出会います。

それが、魔法少女・先導エミ!カードの妖精・シュカ!

2人はカードからユニットを召喚して、悪の手先ジャマーと戦うブラスター・ペア!

伊吹、エミ、シュカ、そして巻き込まれてしまった立凪スイコ!

4人による本当の歴史を取り戻す旅が始まるのです……!(公式HPより引用)


登場キャラクター

メインキャラクター

主人公。「サンクチュアリ」に閉じこもってしまった兄を連れ戻すべく、シュカと共に様々な時間を巡り、歴史の歪みを修正する活動を行っている。

いつも着ているジャケットはアイチが着ていたもの。

エミのパートナーの「カードの妖精」。

実はとある秘密を抱えており…。

ある日、立凪ノームに呼び出され、ある少年の下駄箱に「ギアクロニクル」のデッキを入れるよう指示される。

その後、「アカシック・ブック」に吸い込まれ、様々な時間を巡り、エミ&シュカのサポートを行うこととなる。

立凪ノームの付き人。

ノームの部屋に残されていた「アカシック・ブック」に伊吹と共に吸い込まれ、以降は彼と行動を共にする。

イフ14から登場。

本来の歴史とは全く異なる人生を送っていたが、伊吹との再会をきっかけに運命が変わり出す。


敵キャラクター

謎の男/『if』の先導アイチ

(声:代永翼

「騎士王 アルフレッド」を模した服装の人物。

『if』の世界において「ヴァンガードが原因で悲しむ人物」を生まないよう大規模な歴史改変を行っている。

ロイヤルパラディンブラスター・ブレードを除く「ブラスター」ユニット、及びモナークサンクチュアリ・アルフレッド、ういんがるを使役。

SK4

正式名称、サンクチュアリナイトフォー。

謎の男に仕える四天王ポジション、ユニット使役能力を持つ。

殆どのメンバーが先導アイチと関わりのある人物。

(声:三森すずこ

ゴールドパラディンのユニットを使役、切り札は「灼熱の獅子 ブロンドエイゼル」。

謎の男のメッセンジャー役を務める存在で、スイコと同様にアカシック・ブックを所持している。

他のメンバーから力を没収することができるなど、上位の立場である模様。

SK4は彼女がとある目的のために私情で組織した存在であり、彼女の私兵だった。

(声:奈良徹

なるかみのユニットを使役、切り札は「デトニクス・ドリルドラゴン」。

櫂との戦いの後に本来の記憶を取り戻し、独断である行動に出る。

(声:吉野裕行

ぬばたまむらくもではない)のユニットを使役、切り札は「隠密魔竜 マガツストーム」。

オレンジサイクロンと同様に本来の記憶を取り戻し、使命との間で板挟みとなっていた所、自身の弟と再会し…。

(声:杉山紀彰

第1話で登場。スパイクブラザーズのユニットを使役するが、早期に敗北し、サンクチュアリから追放される。

使役ユニットの中に、新シリーズではリメイクされていない「アックスダイバー」(と思わしきユニット)が何故か登場している。

追放後は『if』の世界の一般住人となっている。

(声:森久保祥太郎

森川の後任として参入した人物でノヴァグラップラーのユニットを使役。

敢えて『if』の世界の櫂トシキに伊吹たちを会わせる等、他のメンバーとは異なる思惑があるようだが…?

  • シルバージャグラー

イエロータイフーンの策略によって洗脳された伊吹コウジ。

「根絶者」を中心としたリンクジョーカーのユニットを使役。

切り札は「波動する根絶者 グレイドール」。


念のため言っておくが、決して某パチスロとは一切関係ない。

  • レッドテンペスト、ブルーストーム

潜入作戦を行っていた立凪レッカと、彼女に協力した立凪スイコのSK4としての姿。

レッカは「白百合の銃士 セシリア」、スイコは別世界線で関りのあった「とあるユニット」にライドする能力を獲得した。


ジャマー

一般怪人ポジションの、ヴァンガードのユニットを模した存在。

詳細は項目参照。


その他

伊吹に、「ギアクロニクル」のデッキを新導クロノの下駄箱に入れるよう命じるが、2度目に伊吹を呼び出した際、「アカシック・ブック」を残して姿を消してしまう。

歴史の歪みを発見し、その原因を探っているうちに姿を消してしまった立凪タクトの捜索を行うためにノームが送り込んでいた存在。

歪みの原因自体はすぐに発見できたものの、途中からレンが悪ふざけでテツアサカを歪みの中心とした並行世界を作ってしまい、序盤における混乱の原因になってしまっていた。

エミたちにブラスター・ダークを託し姿を消すが、後に再登場。

サンクチュアリ攻略の足掛かりを作る為の行動を行っていたことが判明。

最初に『if』の世界を発見した人物。

コーリンと共に『if』の世界に赴いたがサンクチュアリに囚われてしまい、現在は殆どの力を失っている。


用語

アカシック・ブック

立凪ノームが所持している、過去から未来に至る古今東西のさまざまな出来事が記録された書物。ジャマーによって歴史が改変されると、ブックの記述内容が変化したり、記述されたページが開かなくなるなどの不具合が生じる。

後に、本体は干渉が不可能なアカシックレコードであり、ノームが所持していたのは閲覧用の端末であったことが判明する。

アカシックブックに関する設定は後にカードゲームの背景設定に取り入れられている。


サンクチュアリ

突如として現れた、奇妙な形状の洋館。謎の男のこと先導アイチはここに籠もっている。エミや伊吹、ノーム、スイコなど、限られた者にしかその姿は見えない。歴史のゆがみに伴って出現したと思われるが、詳細不明。


主題歌

オープニングテーマ

What-if Wonderland!!

作詞・作曲:栁舘周平、田淵智也/編曲:栁舘周平/歌:Argonavis


エンディングテーマ

Gonna be right(イフ2〜イフ13)

作詞:織田あすか/作曲:上松範康/編曲:竹田祐介/歌:PeakyP-key


Horizontal Oath(イフ14〜イフ24)

作詞・作曲・編曲:eMPIRE SOUND SYSTeMS/歌: 燐舞曲


余談

主題歌について

本作のOP主題歌を担当したArgonavisは前作「新右衛門編」でも前半のED主題歌(ギフト)を担当していた。OP主題歌としては本作が初。


本作のED主題歌を担当しているPeakyP-key(イフ2〜イフ13)及び燐舞曲(イフ14以降)はメディアミックス作品『D4DJ』に登場するDJユニット名である。


新型ウイルスによる放送開始の遅延

前述したように、2020年以降の新型コロナウイルス感染症COVID-19)の影響で制作・アフレコの遅延などで放送時期が2度変更されるというケースが発生している。このため予定より1ヶ月遅れて開始することになった(この件は2020年アニメ延期問題も参照)。


また、本作が開始するまでの間は、事前番組「カードファイト!! ヴァンガード 春のヴァン祭り」と2011年版シリーズ第1期の再放送が行われた。


BS局での連続放送の途絶

前述した通りに、BSテレ東では、9月26日放送の第16話で打ち切られるというケースが発生している。なお、アニメ版の公式サイトには「BSテレ東の放送は9月26日を持ちまして終了いたしました」と書かれているが、打ち切りの理由ついては不明。


この打ち切りにより、『アジアサーキット編』から続いたBS局(『中・高校生編』だけはBS11での放送だが、そちらもカウントするとする)での連続放送が一旦終了となり、BSテレ東でのヴァンガードシリーズの放送も次回作『overDress』シーズン2まで1年にわたって中断することになった。


余談だが、この年(2020年)のBSテレ東においては、本作以外にも最後まで放送しきれずに途中で打ち切りとなった作品は他にも存在している。


関連動画


関連タグ



問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました