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燃えろ!!ロボコンの編集履歴

2022-10-15 18:28:43 バージョン

燃えろ!!ロボコン

もえろろぼこん

東映製作の特撮コメディドラマ。

概要

1999年1月31日~2000年1月23日にかけて放送された、かつて大人気を博した東映特撮コメディ『がんばれ!!ロボコン』を原作としたテレビドラマ。全51話。


前年の1998年に香港で『がんばれ!!ロボコン』が大ブームになったのをきっかけに、日本でまたロボコンをやろうということでフルリメイクされた作品でもある。

オリジナルビデオ映画によれば、どうやら『がんばれ~』とはパラレルワールドらしい。


元々は原作者である石ノ森章太郎が1990年代初頭に持ち込んでボツになった企画であったが、1998年に鬼籍に入られてしまったことに加えて、前々番組『ビーロボカブタック』から続くコメディ路線の決定版を作るという意図もあったとされている。

放送開始は石ノ森章太郎の一周忌に合わせる形となり、その影響で前番組『テツワン探偵ロボタック』の放送期間は一か月短縮の憂き目にあっている。


カブタックから続いたコメディ路線はこの番組で打ち止めとなり、次番組は180度作風を変えて日本特撮の常識を打ち砕いた平成ライダーの始祖仮面ライダークウガが放送された。


YouTubeにおける公式配信は開始初期(2011年8月)から行われていたものの、長らく「本放送と同様の配信順」とはならなかった(該当例も2013年11月に実施された2度目の配信の「前作」は『バッテンロボ丸』であり、その『ロボタック』の初配信後の2018年は『特警ウインスペクター』が配信された)が、2022年7月29日からの通算3度目の配信でロボタックからの「受け」に至った。


登場人物

ロボット

ロボコン(CV:伊倉一恵

ロビーナ(演:加藤夏希

ロボデジ(CV:嶋村カオル)※放送当時は『嶋村薫』名義。

ロボボス(CV:矢尾一樹

ロボゲタ(CV:肝付兼太

ロボモグ(CV:遊佐浩二

ロボビン(CV:関智一

ロボケロ(CV:阪口大助

ロボピー(CV:潘恵子

ロボイド(CV:堀秀行

ロボガシャ(CV:飛鳥井豊

ロボパチ(CV:山口勝平

ロボプル(CV:大神いずみ

ガンツ先生(CV:野田圭一

栗原家

  • 栗原光子(演:未唯

栗原家のママ。専業主婦

普段はロボコンを厄介者扱いしているが、完全に嫌っているわけではなく家族のように扱う一面もある。

栗原家のパパ。サラリーマンで、プラモデル作りが趣味。ママさんには頭が上がらない上、娘のモモコにも頭が上がらない。

ママさん同様、普段はロボコンを厄介者扱いしているが完全に嫌っているわけではなく、家族のように扱う一面もある。

ちなみに演者の渡辺氏は光子役の未唯女史より年下。

栗原家長女で中学1年生。

ロボコンからは「モコちゃん」と呼ばれている。強気でわがままな性格。将来の夢はアイドル。

栗原家長男で小学6年生。

パソコンが趣味で、牛丼が好物。姉弟の中では一番大人しい。

栗原家次男で幼稚園児→小学1年生(第10話以降)。

家族の中で最もロボコンと仲が良く、ロボコンに泥棒の疑いがかかった際も「ロボコンが何か隠し事をしている」と勘付き、唯一ロボコンの潔白を信じてロボビンと共に真相を探った(第24話)。

演じた子役の小池氏は本作放送の翌年、『ぞくぞくヒーローズ』のCMに出演。


ゲストキャラクター

第6話に登場。

「21世紀美少女コンテスト」にモモコをスカウトし、デビュー金の300万円を要求する。だが実際は詐欺師であり、その事を知って悲しんだモモコの姿を見たロボコンの怒りを買い制裁された二人組。

なお若竹成紀を演じた正木蒼二氏はブルースワットのショウでお馴染み。


  • 光(演:二見史龍)
  • ヒロ(演:宮沢祐輔)
  • カズ(演:千葉良太)

第8話に登場。

ラジコンを走らせている時にオサムが偶然通りかかったことで喧嘩となるが、光がモモコに一目惚れしたことで和解した。


  • 気象予報士の里長老(演:石井愃一)

第9話に登場。

気象予報士の95%を輩出したと言われ、現在も忍装束を着た里の若者に稽古をつけている。


  • 平石司(演:善家尚史)
  • 逸見沙樹(演:児玉真菜)

第13話に登場。

オサムのクラスメート。


第19話に登場。

一昔前の学ラン姿で下駄を履いており、某有名発明漫画浪人生によく似た老けた大学生。本人曰くテストで100点しか取ったことが無いらしい。ロビーナに一目惚れし、その事でロボコンと競り合う。しかし最終的にロボコン共々ロビーナに嫌われて街を出て行くことになり、ロボコンと和解すると思いきや余計な一言を言って怒らせてしまったため、結局和解には至らなかった。

余談だが、彼が読んでいた辞書の中に当該話の脚本を担当した浦沢義雄氏が過去にメインライターを手掛けた『美少女仮面ポワトリン』についての項がある。


第20話に登場。

ママの美術部時代の後輩である画家。足を挫いて彼女に手を貸して貰っていた(腕を組んで歩いていた)が、その事を不倫だと勘違いしたロボコン及び子供達に襲撃され、アトリエを滅茶苦茶にされた。

演者の能見氏は『五星戦隊ダイレンジャー』のシシレンジャー/天幻星・大五役でお馴染み。


第22話に登場。

レストラン「ラ・セーヌ」の若旦那。決して自動車会社で働く猿顔の一般市民では無い。

調理中にボヤを起こして以来火が怖くなり、以来適当な調理しかせずそのおかげで店は閑古鳥状態。


第24話に登場。

ロボコンがママのお使いで未払いの電気代を払いに向かう途中に出会った少女。

「転校するクラスのお友達に贈る思い出の記念品を買うためのお金をなくしてしまった」と泣いて困っていたが、実際は遊ぶ金欲しさについた嘘で、ロボコンはそれに気づかずに困っていた彼女のために栗原家の電気代を渡してしまうが、これがロボット達の信用をも揺るがす大きな問題に発展してしまい…?


主題歌

オープニングテーマ

「街は大騒ぎ!! 〜Welcome to Mitara Funk City〜」(第1話~第24話)

作詞・作曲・編曲・プロデュース - ファンキー末吉/歌・演奏 - Tokyo Funk City

「燃えろ×4ロボコン!!」(第25話~第51話)

作詞 - 近藤由華 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 速水けんたろう / かけ声 - ロボコン(伊倉一恵)

エンディングテーマ

「歌は世界を救う!!」(第1話~第24話・第48話~第50話)

作詞・作曲・プロデュース - ファンキー末吉 / 編曲 - 仮谷克之 / 歌 - 冠二郎

「100点満点 ロボコンたいそう」(第25話~第47話)

作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 速水けんたろう / 補作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - ロボコン(伊倉一恵)、森の木児童合唱団

「燃えろ!! ロボコン」(第51話)

作詞 - 大賀玉之輔 / 作曲 - 有澤孝紀 / 編曲 - 猪股義周 / 歌 - 樫原伸彦


その他

本作品はフィルム撮影(D2-VTRマスター)だが、後期のオープニング、エンディングのみVTR撮影・編集となっている。同時にテレ朝日曜朝8時枠では最後のフィルム撮影かつ4:3サイズの作品である。


第46話ゲストの藤田まことは、藤田が主演するテレビドラマ『はぐれ刑事純情派』の撮影を本作品の隣のスタジオで行っていた縁で出演した。藤田演じる原田三太郎の衣裳も同作品を彷彿とさせるものとなっている。


生徒ロボットを演じた声優陣は、たびたび端役で顔出し出演している。


関連項目

東映不思議コメディーシリーズ

ブースカ!ブースカ!!:同時期の似て非なる作品

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