「どんな犠牲を払ってでも守り通さなきゃならないものもあるんだよ。分からないかな?」
プロフィール
学籍番号 | S01T004721 |
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誕生日 | 1月23日(水瓶座) |
身長 | 155cm |
スリーサイズ | B82(D)/W55/H83 |
所属 | 1年Dクラス→2年Dクラス |
学力 | B(72) |
身体能力 | C+(60) |
機転思考力 | A-(82) |
社会貢献性 | A(88) |
総合 | B(74) |
一人称 | 「私」 |
CV | 久保ユリカ |
概要
高度育成高等学校における1年Dクラスの生徒。
男女の両方から絶大な人気を誇る、Dクラスのアイドル的存在。学校中のみんなと友達になることを目標とし、Dクラス内だけでなく他クラスや他学年の生徒たちとも広く交流を持っている。
誰に対しても気配りが出来る天使のような美少女で当然クラスでも一番人気。場の雰囲気を察する能力も高く、彼女がいればどんなグループも笑顔で溢れる。
他人との交流を避けて孤立している堀北を気にかけ、彼女と友達になろうと積極的にアプローチを繰り返している。
略歴
生い立ち
実は堀北と同じ中学出身である。
人並み以上の承認欲求を持ち主で、幼い頃は周囲より学業と運動両面で優れた成績を残していたが成長するにつれ、それぞれの分野で飛び抜ける生徒が増えた事で何事も一番であり続けるのは不可能だと悟り、その後はクラスの中心となりみんなの相談役になり1番の人気者という絶対的な立ち位置に収まることで承認要求を満たしていた。
しかし上述の本性が災いしてストレスを貯め込んでしまい、それを他者への悪態を陰で吐く事で発散していた。
中学生時代、現在のように他人の悪口を声に出すのではなく、匿名ブログに記載する形でストレス発散をしていたことがクラスメイトに発覚し、次の日にはブログが拡散されてしまい、逆上の末にブログに書いていなかったクラスメイトの秘密を暴露し学級崩壊を招いている。
本来ならBクラス以上に配属されるはずだったが、この一件に関する情報が高度育成高等学校に伝わったことにより、Dクラスに配属されている。
入学当初は孤立する堀北を気にかけるが、実際には同じ中学の鈴音から自身の過去及び本性が他者に知れ渡る可能性を危険視している為、口封じのために積極的に関わっている。
ちなみに堀北本人は中学時代は、他人に関わろうとしない人間だったので、櫛田の事件についても断片的、噂程度にしか知らず、それどころか入学してから体育祭までの間、櫛田が同中ということに気付いてすらいなかった。
つまり櫛田の懸念は杞憂なもので、最初から積極的に関わらなければ堀北は櫛田の過去を思い出さなかった可能性の方が遥かに高い。
人物
面倒見が良く、そのルックスから学年でも屈指の人気を誇る少女。学年を問わず男子から好意の視線を向けられることも少なくない。
表向きは善人を演じているが、本性は周
人一倍承認欲求が強く、傲慢かつ利己的な性格で周囲の人間を見下している。
中学時代の経験から極度の人間不信で基本的に誰のことも信用していない。
また他人の秘密が好物で「自分にだけ打ち明けてくれる秘密を知ったときに、想像を超えた何かが自分に押し寄せてくる」と本人は語っている。
それらの性格から、堀北曰く「子供」、龍園曰く「癌」、天沢曰く「地雷女」、綾小路曰く「承認欲求の怪物」など、本性を知ってる者達からは散々な言われ様である。
また、基本的に人を憎んだり敵対視しない綾小路から「退学させる」と初めて明言した人物でもある。
実力
OAAの総合力に関しては学年一位の平田に続き、Bクラスの一之瀬と共に学年二位である。
非常に高いコミュニケーション能力をもち、クラス内だけでなく、他クラス、他学年とも交流をもっており、非常に広い交友関係をもっている為、学年一の情報網を持っているといっても過言ではなく、入学から1年足らずで、他クラスの生徒の秘密を握る描写がある。
学力、身体能力でも平均以上でBクラス以上の成績を有している。Dクラス内でも上位で普段の生活態度や成績においても周囲からは優等生として見られている。
また初対面の八神に対しても、昔の知り合いのように振る舞ったり、綾小路にクラスへの裏切りを指摘された際も決定的な証拠を突き出されるまでは猫を被り続けるなど、頭の回転も早い。
会話のアドリブや咄嗟の判断力も非常に長けており、どんな状況に陥っても臨機応変に立ち回る狡猾さと用意周到さを兼ね備えている。
精神・メンタル
いろいろとおかしい。綾小路ですら全く折れないどころか、むしろ敵意が強くなってしまうレベルの強靭なメンタルを持ち、彼女の精神を折ることは退学に追い込むより難しい。
櫛田に関しては全く折れない上に虎視眈々と綾小路と堀北の退学を狙い続けているという始末。こういった点からも、綾小路ですら彼女への懐柔は半ば諦めている。
基本的に何か契約や賭け事をしない限りは櫛田からの攻撃を辞めさせる事は不可能なので、そういった点でも厄介という意味で強いキャラクターでもある。
動向
初出は1巻のバスのシーンで、この時には既に堀北の存在に気付いていた。Dクラスの自己紹介では平田と同じく、早い段階からクラスの人気者でまとめ役というポジションを獲得していた。
Dクラス全体の成績を上げる為に過去問を入手し、立ち位置の低い自分よりクラスに人気の彼女名義にした方が有効だと考え、彼女の手柄にさせた。
中間テスト終了後、学校の屋上で堀北鈴音への罵詈雑言を飛ばす姿を清隆に目撃され、秘密を厳守させるために彼に胸強引に触らせて脅迫する。
また綾小路が櫛田の裏の顔を知るタイミングは原作とアニメで大きく異なっており、アニメでは中間テストの打ち上げ後、原作ではテスト週間の最中の出来事となっている。
Cクラスに嵌められて暴力事件の容疑者となってしまった須藤を助ける為に一役買っている。目撃者探しの最中、自分の本性を知る綾小路に対して、自分に協力してくれるかどうか迷う素振りを見せている。
無人島試験までには既にクラスの中心人物になっており、同性からは疎まれがちな平田や軽井沢と違って男女双方から一定以上の信頼を獲得している。
船上試験時点ではついに行動を開始し、龍園と内通し、自分が優待者であることを明かしている。その条件として堀北を退学させる為に彼に協力を依頼している。
体育祭でも龍園と内通しており、Dクラスの生徒たちが出る種目票をCクラスに横流ししている。しかし、唯一それに気付いた綾小路によって言及されており、彼もまた堀北と同じく退学のターゲットに入れることに決めた。
6巻のペーパーシャッフルでは櫛田の裏切りを止める為に、堀北からテストの勝負を持ちかけられる。龍園と組んでDクラスと堀北を陥れる策を練っていたが、堀北が策に対するカウンターを決めた事と綾小路が保険としてカンニングペーパーを櫛田の制服に仕込んでいたことで計画が破綻し、一部始終の契約を知っている堀北学が卒業するまでは停戦する事にしたが、堀北との和解は断固として拒否している。
7巻時点においても未だに龍園と繋がっており、軽井沢の連絡先を彼に送っている。
冬休み、3学期の混合合宿では櫛田との距離を縮めようと堀北から歩み寄りの姿勢を見せてはいるが、櫛田は表面上は仲良くするだけで、堀北への協力は拒絶の意志を貫いている。
南雲に接触し、相変わらず堀北の退学を狙っていたが彼からは門前払いを受けている。その後、一之瀬を助ける為に動いた綾小路に呼び出され、クラスの人間の秘密を売るように交渉を持ちかけられる。そこで綾小路はこれから自分に入ってくるプライベートポイントの半分を永久に櫛田に譲渡するという契約を結び、彼女から一時停戦という言質と学年全体の情報を入手する。
クラス内投票では、山内に泣きつかれ綾小路に賛成票を集めていたことが発覚しているが、それは綾小路との契約を破るつもりだった訳ではなく、山内の裏に坂柳が居た為、彼女を敵に回したくないためにとった行動だった。堀北からその行為をクラス全体の前で弾圧されているが、結果的には賞賛票3位という結果に終わっている。
クラス内投票で堀北に自分の行いを弾圧されたことでクラス内の信頼が多少落ちてしまったらしく、綾小路への協力も消極的になっていた。その際に綾小路からは失礼極まりない妄想をされている。
2年生編
1巻ではショートカットにした堀北を見て須藤と同じかそれ以上に動揺している。綾小路からは堀北が自分と同じ髪型なのが気に食わないのだろうと推測されている。自分の同中出身を語る八神に声をかけられ、特別試験におけるパートナーとなる。
2巻では八神の口から、1年生のみに課された綾小路の退学試験の詳細について断片的に聞かされている。また綾小路に対しても「八神は過去を知っている為、いずれ消えてもらう」という趣旨の話をしている。
3巻の無人島サバイバルでは八神によって、椿と宇都宮に過去を知られてしまう。これに激怒しつつも、彼の口車に乗せられ綾小路を退学させる為に七瀬と喧嘩している場面を撮影しようと目論んだ。
しかし、突如として天沢が現れ妨害工作を受けることになる。彼女から自分の過去を知っているような口振りと綾小路に対する病的な好意を一方的に聞かされ恐怖するが、強靭なメンタルで持ち直し、綾小路の退学を諦めず、更に天沢の退学すら狙っているような態度を取り続けた為、彼女からはメンタル面に関しては大いに賞賛されている。
4.5巻のクルーズ船においては堀北から、改めて歩み寄りを見せられているが相変わらず受け入れる様子は無かった。一方で綾小路とのプライベートポイントにおける契約は生きており、宝探しゲームの報酬の半分を受け取っていた。
5巻の満場一致特別試験では八神の口車に乗せられついに行動を開始する。課題に対する匿名の遅延行為を続け、尚且つその責任を綾小路と堀北に押し付けたが、逆に綾小路からポイントの契約の件を持ち出され、今までクラスを裏切ってきたことや自身の過去をついに暴露されてしまう。
これにより櫛田の信用は地に落ち逆上。クラスメイトの秘密を好き放題喋るというかつての中学時代と同じ真似をしてみせたが、そんな彼女の人間性を理解した堀北によって無理矢理救われ、退学だけは何とか回避している。
6巻では満場一致試験の件で、櫛田の信頼は完全に地に落ち、女子を始めとしてクラスメイトの大半から疎まれるようになる。プライドを保つ為にひたすら不登校を貫いていたが、伊吹と共に直接部屋に乗り込まれ、堀北の口車に乗せられるような形でようやく和解する。
今までの行いを開き直り、復学した後は猫を被ったり本性を隠すような真似は辞めており、クラスメイトたちからは自ら距離を置くようになり、あくまで自分の為にクラスに協力する意志を見せるようになった。
人間関係
第一印象から嫌いだったらしく、根暗な男で気味が悪い変な奴と内心ボロクソに言いたい放題だった。本性を知られたことで警戒心を最大まで引き上げ、後に堀北とセットで彼の退学を狙うようになる。
同じ中学出身。堀北の方は入学からしばらく経っても櫛田の事は思い出す素振りすら見せなかった。その後に色々あり過ぎた結果、現在は一応和解という形で落ち着いている。
堀北を退学にさせるために協力を持ちかける。綾小路と同様に彼女の本性を知っている数少ない人物。場合によっては龍園もターゲットに入る可能性があるらしい。
今まで接点は無かったが2年生編6巻でようやく絡みを見せた。堀北と似たような性格なので好感を抱いたことはないらしく内心見下していた。とはいえ体育祭では一時的に利害が一致したので共にバレーに参加している。
表面上は仲良くしているがクラス内投票の際に山内の後ろに彼女がいると分かった途端、及び腰になっている。坂柳の方は櫛田を見て「ああいう善人が実は悪人だったりする」とほとんど正解を言い当てている。
学からは中学時代に顔を覚えられていたらしく、6巻で話した際には珍しく動揺していた。
相性最悪の天敵。何故か綾小路と繋がりがある事に困惑しており、無人島サバイバルで一方的に自分を玩具にした事を根に持っている。体育祭では彼女を倒すために一時的に堀北や伊吹と組んでいる。
同じく相性最悪の天敵。実は櫛田と同中というのは真っ赤な嘘で、最初から二人の会話はアドリブだったことが後に明かされる。
関連イラスト
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類似キャラクター
梓川かえで/梓川花楓(青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない)・・・中の人が同じ二重人格のキャラクター。
小泉花陽(ラブライブ!)・・・中の人繋がりかつ外の人繋がり。花陽とは身長や誕生日が近く(それぞれ1cm違いと6日違い)、バストとヒップが全く同じである。
中須かすみ(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)・・・誕生日とウエストが同じ、ぶりっ子かつ腹黒繋がり。さらに(一時的にではあるが)堀北と同じ誕生日の人物を一方的に敵視するなど意外と共通点が多い。ちなみに堀北の中の人も別の同好会員の役で出演している。
ロキ(ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)・・・メインヒロインと仲が悪い中の人繋がり。ただしこちらは仲が悪いことを隠そうとしない。そして胸のサイズに圧倒的格差がある。