基礎データ
進化
概要
ヒマワリの種をモデルにしたポケモン。たいようのいしでキマワリに進化する。
朝になると突如降ってくる。主食は頭の葉っぱの裏側にたまった朝露。
ほとんど動かずに進化するための栄養を溜めこむ。
弱いことは自覚しており、鳥ポケモンに襲われた際は、必死に頭の葉っぱを振って抵抗するが、好奇心が強いらしく、興味を抱いた対象に近寄ってくる危うさを秘めている。オーキド博士もあまりのプレッシャーにゾッとしたらしい。(「ポケモン全キャラ大事典」のオーキド博士のコメントより)
暖かい気候を好んでいるようで、冷夏があった年の次の年は倍に増えているらしい。
まさに弱々しく手も足も出ないという外見だが覚える技自体は意外と頑張っている。
実は「だいちのちから」を覚えることができる数少ないくさタイプのひとつ。
解説
平均種族値は30(合計180)。これは全ポケモンの中でヨワシ(たんどくのすがた)に次いで2番目に低い(かつてはヒマナッツが最も低かった)。
数値上の最弱のポジションこそヨワシに譲ったものの、実際にはヨワシが単独で戦うことは殆ど無いため、事実上のステータス最弱ポケモンと言っても過言ではない。
8世代からはサッチムシが同じ合計値仲間になった。
コイキングやヒンバスと違い、技自体はそれなりに使えるものが揃っているため、種族値は最弱だが実戦闘力では最弱とは言いがたい。
もちろん弱いことは間違いないが。リトルカップでもあえて採用するかどうかは微妙なところ。
余談
そんな最弱ポジションである彼(彼女)であるが、第四世代であるダイヤモンド・パール・プラチナではポケトレの連鎖最難関として恐れられていた。
同じポケモンを出し続けて連鎖すればするほど色違いが出やすくなる(40連鎖で最高確率になる)というこのシステムにおいて、ヒマナッツの出現する204ばんどうろの北側はポケトレの仕様上連鎖が非常に途切れやすい地形をしている。
さらにヒマナッツは通常の揺れではなく大きく揺れる草むらからしか出ないレアポケであり、「草むらを揺らす→大きい揺れが出ない→50歩歩いて再び使用する→くさむらはしずかだった…」という形で連鎖がすぐに途切れてしまい、40連鎖はおろか普通に連鎖を続けることすら相当な運と根気を伴う。
同じく連鎖が困難とされているナックラーやウリムーは吹雪や砂嵐の悪天候による視界不良が主な原因のために「慣れ」である程度攻略可能なのに対し、ヒマナッツの場合は「地形」というプレイヤーの努力ではどうにもならない壁が立ちはだかるのがより一層連鎖を困難にさせているのである。
故にポケトレで色違いを粘るプレイヤーにとって、ヒマナッツの色違いは遭遇しただけで勲章モノのレアポケとなっている。
その希少さはポケトレでゲットしたプレイヤーが2ちゃんねる(当時)の色違いスレで「猛者」と呼ばれたほどであった。
関連イラスト
関連タグ
フシギダネ フシギソウ フシギバナ…分類が同じ「たねポケモン」
種族値完全同値仲間
ポケモン | 種族値(同値) |
---|---|
ヒマナッツ | 30 |
バルキー | 35 |
メタモン | 48 |
ユキワラシ | 50 |
パッチール | 60 |
ポワルン | 70 |
オニゴーリ・フィオネ | 80 |
シルヴァディ | 95 |
ミュウ・セレビィ・ジラーチ・マナフィ・シェイミ(ランドフォルム)・ビクティニ | 100 |
アルセウス | 120 |