基礎データ
進化
シキジカ → メブキジカ(Lv.34)
概要
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(第5世代)で初登場した、可愛い子ジカの様な姿のポケモン。
ノーマル・くさという複合タイプは初めての組み合わせとなる。
体毛の色や香りを野山の草と同じものに変える性質を持っており、季節を告げるポケモンと呼ばれている。
気温や湿度の影響を受けるため、同じ季節でも環境により多少色は変化する模様。
この体質はシキジカ達が身につけた一種の擬態能力であり、敵意を感じると草むらに隠れ、姿だけでなく匂いまで他の草木に紛れさせる事で身を守る。
ゲーム内においても、第5世代の作品に存在する「四季」の概念に対応しており、DS本体の設定によって月単位で変化する季節に伴い、姿を変える。
情報誌などでもこの特徴をセールスポイントとして、比較的早くから発表されていた。
シキジカの変化は一部の体毛の色のみだが、メブキジカになると装飾や毛の長さなどにより大きな変化が現れるようになる。
ただし変化するのは外見だけであり、種族値や特性にはこれといった変化はなく、季節によって変化する技があったりもしない。
進化後共々、主にイッシュ地方西部の山林地帯に生息しているポケモンで、最も見かけやすい6番道路に存在する「季節研究所」では、4種類のシキジカ全てを室内で飼育している。
一方、そこ以外での生息例はほぼ確認されていない半固有種的な存在でもあり、四季の概念が廃止された第6世代以降は、月が変わっても姿が変わらなくなった。
『XY』のフレンドサファリのメブキジカや『ORAS』のふれあいで入手できるシキジカは「はるのすがた」でしか出現しない。
他のすがたはポケムーバーで第5世代から移送するしか入手手段がないが、代わりにタマゴを産ませる事で親のすがたも遺伝する仕様に変更されている。
その後は四季で姿が変わるというシステムを持て余すようになったのか、第7・第8世代では野生で出現せず、第8世代では所謂「リストラ」の対象になってしまっているが、ポケモンホームの図鑑には4つの姿込みでちゃんとデータがあり、2020年10月9日に『ポケモンGO』でメブキジカと共に初実装された。
季節によって姿が変わる特徴もバッチリ再現されており、野生で出現する個体は3か月ごとに姿が変わる(はるのすがた:3~5月、なつのすがた6~8月、あきのすがた:9~11月、ふゆのすがた:12~2月)。
また、アップデートによってGOからホームへ直接ポケモンを転送できるようになったため、現在はポケムーバーなしでも4つの姿をホームの図鑑に登録することが可能になっている。
『NEWポケモンスナップ』ではベラス島の樹海に出現。興味深いことにこの島の樹海は一つの樹海に春夏秋冬に対応したエリアが存在しており、桜が咲き乱れるエリアにははるのすがた、竹林にはなつのすがた、紅葉樹林にはあきのすがた、雪原地帯にはふゆのすがたが進化系共々生息している。
第9世代では生息地の環境によって姿を変えることで四季問題を解決させたためかSVで復活した。(例:雪山地域ではふゆのすがたが生息している)
ポケモンだいすきクラブのポケモンプレイルームでは、パズルゲーム「シキジカのシーズンパレット」に進化後共々登場している。
使用トレーナー
アニメ版
- ユリ(BW12話)
- ディーノ(BW39話)
- コハル(BW55)
漫画版
アニメ版
ベストウイッシュ第2話からはるのすがたで登場。ちょくちょく登場しては視聴者に作中の季節を教えてくれる。サトシが永遠に10歳の理由の一端が明かされる可能性を秘めたポケモンである。
第54話以降はなつのすがたで登場するようになった。
関連イラスト
関連タグ
鹿ポケモン