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スカラマシュの編集履歴

2022-12-15 17:35:12 バージョン

スカラマシュ

すからましゅ

オープンワールドRPG「原神」の登場人物。ファトゥス第六位「散兵」。 ある人物の過去の身分。

…それから子猫は、山におけるすべての葉っぱも、すべての動物も愛すことはなかった。彼はいくつもの夜を彷徨い、月に向かって牙を研いだ。

子猫は月を食らい、すべての月光を噛み砕きたかった。すべてが暗黒に戻れば、彼は快楽と安心を感じられる。

「僕は新たな月となり、みんなにとって唯一の存在となる。そうすれば、この世に鳥や狐、猫がいたことを知る者はいなくなる。その違いを知る者さえ。」

————とある童話


CV:柿原徹也


~魔神任務第二章第三幕以降のネタバレ注意~

プレイアブルキャラクター・現在についてはこちら、更に以前の過去についてはこちら


概要

ファデュイの幹部である11人のファトゥスの第六位に位置する人物。コードネームは「散兵(ざんひょう)」。

ビジュアルは公式が「外見は眉目秀麗な顔に細身の体型」と紹介するような美少年


性格には非常に難があり、基本的に空気など読まず全てを見下し、周囲が足掻くのを愉しんでいるかのように振る舞い、それに反抗する相手には不快感を顕にする。

そんな性格な為に、ファデュイ構成員にも彼に不満や陰口をこぼす者は多く、実際自身に意見した部下に対して「僕がいつ勝手に判断する権利を与えた?」と威圧し黙らせていた。公式の声優インタビューでも「クソガキ」と呼ばれるほど(だがそれがいい)。


執行官としての実力を見る機会は無いが、風神から神の心を奪った淑女より階級が2つ上で、彼女やタルタリヤの事を「最も頼りない2人の同僚」と断ずるほどの自信を持つ。相対したモナをしても一目見ただけで「危険すぎる」「負けるかもしれない」と言わしめる程。


なお「スカラマシュ」はファトゥスとしての名前であり、彼に固有名詞と呼べる定名は存在しない。


魔神任務第二章(稲妻編)までの動向

初登場はVer1.1(2020/11/16~11/30)開催の期間限定イベント『帰らぬ熄星』。稲妻人のような風体をしており、稲妻から来た浮浪人を名乗っていた。

最初こそ猫を被っていたものの、正体がバレると態度が変わり、煽るような発言と共に意味深なセリフを残して去っていった。


その後、ver2.1の魔神任務第二章第三幕でようやく本編に登場する。上記イベントがあくまで期間限定だったため、参加していない場合は旅人と初対面となり、登場シーンも若干変化する。


当の稲妻では、が邪眼に飲まれ死亡し、激昂して乗り込んで来た旅人と対峙。彼はあくまで留守番役の代理人ではあったものの、旅人の怒りを嘲笑しながら罠に嵌め意識を奪った。

旅人にとっては絶体絶命の状況だったのだが、八重神子が神の心を代償に旅人を渡す事に合意し解放される。

雷神はもはや神の心を必要としておらず、彼も個人的に神の心を欲しがっていたため、双方にとって有益な取引だったと言える。


そうして雷神の「神の心」を手に入れた彼だが、何とそれを女皇に持ち帰らず、本国と一切の連絡を絶ち姿をくらませた。

期間限定イベント「謎境一騎」でタルタリヤが稲妻を訪れたのは、離反疑惑の上がった彼の行方を調査する為であった。


イベント「華やぐ紫苑の庭」

少なくとも数百年ほど前にはファデュイとして活動していたようで、当時栄華を誇っていた鍛造流派「雷電五箇伝」を滅ぼした黒幕でもある。

彼の身に起きたある事件の復讐から、雷電将軍が要求した御神刀の鍛造図を改竄して作れない様にし、罰を恐れた多くの職人を逃亡させる。そして当主を誘き出すと、圧倒的な武力により一振りで害した。


だが、その中にいた楓原万葉の曾祖父「楓原義慶」の顔を偶然目撃し、彼の父である「丹羽」との関係を聞くと、借りがあったのか殺意を収め、長い沈黙の末、

「彼女に告げよ、我が名は『国崩』である」

と言い残して去っていった。


しかし義慶はその危険性に屈する形で、家族を守るべく黙って家業を失伝させる道を選び、事の真相を書いた手紙を盆栽に隠した。この一件で楓原家は衰退し、数世代かけて楓原家は没落していった。また人材流出や事件を防げなかった責任を負われ、神里家も長らくその地位を大きく落とす結果となった。

万葉はこれらの事実を知った上でもなお、過去に囚われず前を向いて生きると語り、一方で彼が未だ存在し、何らかの陰謀を企んでいるのなら見逃すつもりはないとも語った。


魔神任務第三章(スメール編)

本編で語られなかった部分について詳しくは国崩に記載

魔神任務三章三幕

博士」と教令院により彼を神にする計画があることが判明する。

かつて教令院に追放された「博士」は散兵と神の心を持ち、クラクサナリデビの非力さに失望していた教令院に神を作る話を持ちかけた。まず教令院は彼を「神の躯体」に改造し、「花神誕祭の輪廻」によって夢境を回収、そのエネルギーでアーカーシャ端末を使って神の心の力を抽出してコアにした。さらに彼に「神の缶詰知識」を授けるべきとの意見が出たため、失踪した学者の脳を用い缶詰知識を作った。


一方で教令院の作戦を知った旅人は、その計画を止めるべく奔走する。

途中スメールで出会った学者「ハイパシア」に遭遇し、「神」の過去、すなわち「『神』意」に触れることとなる…

「一度目が神。僕の創造者、僕の『母』。」

Scaramouche : The Puppet

ここでは雷電影(バアルゼブル)が彼を造りし、借景ノ館に遺棄した事について言及されている。


「二度目が人。僕の家族、僕の友人。」

人偶の心

ここでは「丹羽」と共に刀を打っている。たたら砂での生活と、そこでの「裏切り」について言及されている。

この裏切りがなんなのかは不明だったが、魔神任務間章第三幕で詳しく判明した。


「三度目が同類。僕の期待、まだ羽翼の生え揃わぬ鳥。」

僕の期待

ここでは同居していた子供について言及している。この子供についての詳細は不明だったが、こちらも魔神任務間章第三幕で詳しく判明した。


「人は信用できず、神は憎しみを与えるから。僕はすべて諦め、人の世の一切を否定し嘲笑う。」

「二度と胸の内を世俗に染めはしない。低劣な人の感情も捨てた。」

「僕の空っぽな部分は、生まれたばかりの真っ白な巻物のような、神性に満ちた至高なる神の心で満たされる。」

散兵

ここでは彼が雪国に渡り、「散兵」となり、そして今「神」になろうとしていることを言及している。


「君たちの時代は…今終わる。」

旅人に宣戦布告するような言葉を残して意識接続は切れた。


そして彼の過去を覗き見た後、ある事情で旅人の意識がブエルの体に移った。その瞬間、彼は旅人の意識に直接「見えたぞ」と語りかけ、また旅人も「神の未完成品」を見た。


魔神任務三章第五幕

長い間求めていた「心」を取り入れ、彼は教令院のある研究施設内で「[[正機の神>七葉寂照秘密主」となった。


博士を追う中で、旅人はファデュイが神の過去を知りすぎたハイパシアを消そうとしている事に気づいた。

そして彼女を守るため、彼(彼女)はファデュイが占拠するパルディスディアイに向かった。

仲間がファデュイを足止めする間、ハイパシアの安全を確保するため彼女の元へと向かった。


スカラマシュは「1人目の信者」であるハイパシアを経由して、旅人の意識に干渉し接触をはかる。普段よりも落ち着いた口調の彼は、いつも以上の狂気で自らの「神化」について語った。

神の缶詰知識を使う事で自我を失う事について旅人に尋ねられると、彼はこう言った。


僕は「神」になるために生まれた。今までの人生は、すべてが無意味な「過程」に過ぎない。

紙と同じことだよ…紙自身は意味をなさない。重要なのは…そこに書かれた内容の方だろう?

今までの「僕」が残したのは、苦痛にまみれた記憶と人としてのくだらない感情だけ。この上なく愚かで、とっとと終わるべきものさ。


そして彼は、雷神の権能で雷を落とした。まるで鎖国していた稲妻の海域のように、神の横暴として雷霆を落とした。それは彼が「神」である事の証明であり、誕生の意味を全うした様でもある…

敵味方関係なく雷を落としたらしく、幸い旅人の仲間は命を落とす事はなかったものの、応戦していた博士の部下らは悲惨な事になっていた模様…


その後旅人は草神を籠から解放すると、仲間たちが賢者らを惑わせている隙に彼がいる場所に突撃した。目を瞑るスカラマシュを前に、草神が雷神の心を取り出そうとすると、彼は目を覚ました。そして目が赤く光るとロボットが殻を覆った。


「散兵」は… すでに僕にとって遠くかけ離れた名だ。

精神が神に昇華した時、まるで天地と同等の歳月を過ごしたかのようだった。

今この身で振り返れば、「国崩」などという存在はあまりにも小さく、醜い。


「散兵」「国崩」の名を捨てて、正真正銘の神である「正機の神」となった彼______「七葉寂照秘密主」は、5つの元素の力で旅人に牙を剥く。

虚空の鼓動


旅人は全力で彼を倒そうとするも、彼を倒す事は叶わない。そして今度は彼が草神の神の心を奪おうと手を伸ばす。

しかし草神の心はそこになく、代わりに夢境が崩れていく。これは168回目の輪廻であり、これまでの敗北経験が缶詰知識化されていることを伝えられる。この缶詰知識はアーカーシャ端末の所有者全員の知恵によって検証され、旅人の脳に取り込まれた。


169回目にして旅人に倒された彼は、崩れた筐体に拘束されて逃げることもままならない。

待て!それだけは…

神の心だけは…!

それは僕のだぞ!させるものか…!

絶対に… 絶対に戻るものか!


長く執着した物理的な「心」をあっけなく奪われた彼は、そのまま落下していく。

彼にエネルギーを供給し「神」とさせ、また拘束する管が切れ、彼の意識が遠のいていく。

その刹那、彼は過去のある日を思い出した。

心がないおもちゃの兵士は、ある人形と共にいたいと感じる。心がないにも関わらず、なぜそんなことを感じるのか分からなかった。そしてある日持ち主が兵士に飽き、暖炉の炎に捨ててしまう。その炎が燃え尽き灰になった後、そこには「心」が残った…


この物語を語った子供も、すぐに死んでしまった。その遺体を燃やしても、そこには何も残らなかった。

「この世に産まれ堕ちて来なければ…」

そんな時、未来の彼が現れた…



その後スラサタンナ聖域に「博士」が現れ、ブエルとある交渉をする。そこで彼は自身の「過去」を犠牲に雷神の心を回収した。

彼はスカラマシュを「被験体」と呼び、彼と教令院が全てをかけた神格化計画を「実験」としたが、ブエルはそれを狂気とし、その狂気に対する狂言... 「神の心を破壊し天理を呼び覚ます」と脅して交渉に持ち込んだ。

自身の義体を犠牲に神の心を手に入れた博士は、更に神でさえ知らない世界の真相_____「テイワットの星空は偽りである」という知恵で草神の心も回収した。

この真相は世界樹によって隠されているためテイワット人は到達できないはずだが、スカラマシュは初期のイベントでこの真相を悟った。


落下した彼はすでに意識を失っており、のちにブエルが捕獲して収容した。普通の人間なら落下した時点で確実に死んでいたが、皮肉にもその出生が彼を生かした。


魔神任務間章第三幕

彼について深く掘り下げる魔神任務。聖遺物等で示された内容が回収されているが、ここではあくまで魔神任務で言及されたものについてのみ記載する。キャラストーリーや聖遺物等も交えたより詳しい過去については国崩を参照。


夜を飛ぶ鳥は三段へと落ちる

ある事からたたら砂とスカラマシュについて話していた旅人は、噂をすれば彼の後ろ姿を見た。

収容されているはずの彼を見た旅人は彼を追ってスラサタンナ聖処へと向かった。

そこではナヒーダとスカラマシュが旅人を待っており、ナヒーダはとある約束によって彼を解放したと話した。その内容とは彼に残留した「神の力」で世界樹を探索し、旅人の肉親について探るというもので、彼もそれに従う事を約束した。


旅人が監修として共に世界樹へと赴き、彼が世界樹を探る様子を見守っていると、彼はある「無名のデータ」を発見した。

そこには彼が過去を共にした友人の丹羽とエッシャーがおり、丹羽がエッシャーを問い詰めている場面だった。

当時たたら砂の造兵司正だった丹羽久秀は、フォンテーヌ出身を自称するエンジニア「エッシャー」を不審に思っていた。彼の技術でたたら砂に炉心を設置し、効率こそ上がったものの死傷者が増えた事を問うと、エッシャーは本当の身分___ ファトゥスの「博士」である事を明かした。

彼は命を賭けて炉心を止めようとする丹羽を殺し、炉心は自身がその力を利用するため設置したと話した。そしてこと切れた丹羽に近づき、人形、つまりスカラマシュに載せるためにその真相を抉り出した。


一方でスカラマシュやたたら砂の人間が知る歴史では、丹羽は罪を恐れてたたら砂から逃げたことになっていた。丹羽が残した「保護装置」を彼が持って炉心に入る事で事態は収まったが、その保護装置の中身は丹羽が誰かを殺して得た心臓ということになっていた。


その真相を知ったスカラマシュは、数百年に渡る憎悪が博士による実験だったと悟り、怒りを抑えきれなくなる。落ち着いた頃に旅人に情報を渡すと、彼は残留する神の力を使い切って「散兵」と「傾奇者」を消去し、たたら砂の事件に始まる全ての歴史を変えようとした。


幕切——傾奇の末

旅人が稲妻に向かい、歴史改変が起きたことの確認と友人らに異変がない事を確認し、スメールへと戻った。

すると偶然スカラマシュと瓜二つの存在__ 名もなき放浪者を見つけた。姿形こそ同じものの口ぶりや性格はまるで異なっており、今の彼では考えられないほど素直だった。

旅人は彼を連れナヒーダの元へと向かい、ナヒーダに事情を説明する。ナヒーダも記憶がないため最初はその事実を認識できなかったものの、旅人の話と彼女が記した物語から暗号を解き、教令院が残した彼の記憶のバックアップを入手した。彼女は彼の意思を確認した上で、彼と旅人をそこから形成した夢境に送った。



彼らが夢境につくと、そこは秘境「借景ノ館」に着いた。そこは影が人形を封印した場所である。

そこである人影が見え、彼の断片的な過去が見えた。

偶然そこに立ち入った「桂木」は、彼をそこから連れ出してたたら砂に連れて行った。

その後事件が起き、第二責任者である御輿長正が責任を負う事となるが、長正への揺るぎない忠誠から桂木が変わって罰を受け死ぬ事になった。


少し時間が進み、彼が子供と暮らしていた時代に移った。

この子供はたたら砂の事件で病気となり、両親も失った。かつてのスカラマシュはその名前がない子供と出会い、「家族のように一緒に暮らす」と約束した。

しかし子供の命は長く続かず、ある日彼が食糧などを探しているとその子供は亡くなっていた。


更に時が進み、「道化」が彼をファデュイに勧誘する声が聞こえた。

道を進むと邪眼工場に着き、「淑女」と会話する「散兵」が居た。

互いに皮肉を言いながらも淑女は散兵に邪眼工場を任せ、交渉のために天守閣へと赴いた。


そして更に進むと、「新たな神」を造るべく博士とアザールが彼と話す場面へと移った。

ここまでいくつかの記憶を見てきた事で、今生の彼…「放浪者」は、にこう問いた。


「神様、あなたは僕が悪であると思いますか?」

「あなたが思うに、人と人形に違いはあるのでしょうか?」


その答えを聞いた彼は、自身が背負うはずだった罪を背負い、人という生命の法則に従い、自身が自身となる為に自ら捨てた記憶と感情を取り戻す事を選んだ。

それを認めた神___ 草神ブエルは彼に記憶を返した。


彼に多数の記憶が流れ、同時にそれは彼に大きな苦痛を与えた。雷電将軍八重神子、丹羽、エッシャー、桂木…

その瞬間、記憶の終わりにある「正機の神」が彼らを襲った。旅人が応戦するも油断した隙に攻撃が向かった。


「価値のないものは残されない…」

「だからこそ…」

「…ここで終わるわけには …いかないんだ!」


臆病で卑怯な者、狼狽して苦しんでいる者、思い上がった滑稽な者… それらがひとつとなり、彼は攻撃を防ごうとする。

その瞬間、風が吹き、神の祝福が彼を守った。

彼の願いは極限に達し、神の視線を集めるまでに至った。そして目の前の「自身」に一言言い放つ。


「死ね」


と。

先程までの綺麗な言葉遣いが急変した事は、彼が記憶を取り戻す事に成功した事を意味する。

そして新たに手に入れた神の目で、かつての自身を倒した。


朝露のように

全てが終わった後、彼は自身の過ちを認めた。それでもなお後悔はしていないと語る。

ナヒーダは丹羽に関する事実をわざと見せたと話し、過去の真相を教える事を利用する代償としたと認めた。

そして彼は旅人、そしてナヒーダと和解し助力する事を誓った。

ナヒーダの提案で、旅人は名前のない彼に名を付けた。「名前は人生で最初の贈り物」、そう考える彼にとって、それは特別なものとなった。

人形、傾奇者、国崩、スカラマシュ… それらの名を捨て、彼は再び放浪する。


※以降のストーリーは基本放浪者に記載


プレイアブルキャラクターとして

ver3.3前半の期間限定祈願にて、放浪者が実装される。

上記のスメールの騒動と、その後の物語として同時に実装される魔神任務間章第三幕を経て、彼が新たな生を歩み始めた姿である。

この段階でもはや彼は「スカラマシュ」と名乗っておらず、その名を授かった歴史そのものが消え去った。


ビジュアル

執行官第六位の「散兵」様〜!!

  • 大きな市女笠に、胸元の雷電マークが目立つ特徴的な服装をしている。
  • 目は雷電将軍と同じハイライトがあり色は青く、赤いアイラインを引いている。
  • 体型は一般的な標準少年モデルと同じで、下駄や笠の高さ分本来より少し背が高く見える。
  • 肌の色はオクール系の色白であり、首に雷元素マークがあるのかは不明。ホクロは確認できない。
  • 半袖半ズボン。服は藍色をベースにデザインされている。
  • 上着は振袖付きで胸元が空いており、下に首元までかかる黒い服を着ている。
  • 背中には小さなカバンを背負っているが、何が入っているのかは不明。
  • 腕は男性主人公などに似た手袋をしており、関節部分は青いプラスチックのような素材になっている。
  • 下半身は甲冑を模した布製の赤い脇楯と、黒い草摺がある。この草摺は本来より小さく作られており、もし仮に彼に男性器があると仮定すればそれを守る事はできない。
  • 腰からは小さな筒を吊るしているが、これも何なのかはわからない。ただし、刀を使う稲妻人はこの位置に刀を差している。
  • 太ももは大きく露出しており、太ももの中央辺りから隙間のない短パンを履いている。原神の少年キャラクターの中では2番目にズボン丈が短い(1番は行秋)
  • 関節の下に靴下がある。靴下からは小さな装飾が揺れており、上部は隙間がありそこから皮膚が見える。
  • かかととつま先は露出しており、一般的な下駄を履いている。
  • 文字上では下半身のデザイン傾向がやや行秋に似ているが、行秋は璃月の短パンに白いブーツ、スカラマシュは稲妻の短パンに靴下と下駄である。
  • 髪色は雷電将軍と同じ青色に水色のメッシュがある。髪型はウルフカットに近いもので、横は均等に切られている。前髪はぱっつんではなく、アホ毛はない。
  • 笠は直径が顔の約3倍ある。笠の上部には隈取のような黒い顔が中央にあり、黒と赤で雷電マークが描かれている。
  • 笠からはベールと鈴のようなものがぶら下げられており、歩くと鈴の音がする。ベールは靴下にかかるぐらいまであり、彼の姿を隠しながらもそれを引きずってはいない。
  • ベールは黒い半透明で中央で分かれており、後ろからでも彼の姿を見ることはできる。
  • 設定上笠は彼の表情を隠すためのものだが、実際にVer2.1のPVではそれが表現に取り入れられている。少し首を下げると彼の表情は見えなくなる。
  • 後ろから見るとベールに「惡」のような文字が書かれている他、服にファデュイの紋章や雷電家の家紋が描かれている。

黒主

過去の衣装に少し似ており、黒と赤を基調としたデザインにしたイメージ画像。実際に着ていた服ではなく、光華容彩祭でアルベドが描いたイメージ図に過ぎない。

大友黒主に似た衣装だが、やはり笠をかぶっている。

黒主


余談

  • 哲平の死に激昂した一部の旅人がスカラマシュにヘイトを向けているが、上記の通り彼は代理人であり、真犯人は他にいる。
    • その真犯人とは「淑女」であり、邪眼工場に旅人らが来る直前に彼女が工場と部下を任せた。
    • 事実、旅人本人も魔神任務第三章では以前ほどの敵意を見せていない。彼の過去を知るにつれ、同情してしまったのだろうか?
    • 発言自体かなりキツいが、長い寿命を持ち浮世を流浪してきた彼にとっては、命を代償に栄華の夢を見るのは"お得"なのかもしれない…。
  • 悪辣な振る舞いが目立つヴィランでありながら、見目麗しい容姿や切ない過去から人気も高く、現在では熱烈なファンと熱烈なアンチによる日常的な騒ぎ・諍いも絶えなくなっている罪作りな男。
    • Pixivでもキャラ性故か「わからせ」や残酷表現も他よりは多く見られる。苦手とする人は検索時の注意点として、マイナス検索などの自衛を行なっておくことを推奨する。
  • 聖遺物「華館夢醒形骸記」では、彼の半生が語られている。「国崩」という名前から、そのストーリーが彼のものであることが判明した。
    • Ver3.1〜3.3はスメール編でありながら彼の過去に焦点を当てたムービーが多く、それ自体がプレイアブルまでの大きな伏線となっている。

    • Ver2.1の生放送時、TwitterではScaramoucheが世界トレンド最高3位となり、日本でも「スカラマシュ」が5位になった。いずれも原神関係トレンドでは最上位。
    • Ver3.1生放送でも無事にトレンド入りしており、日本語で「スカラマシュ」が世界トレンド3位になっている。
    • 日本語声優たる柿原徹也への一周年記念インタビューでも「実装希望の声も非常に大きい」と語られている。
    • 彼と思わしきキャラクター「放浪者」が発表された2022年10月31日には、Happy Halloweenに続きトレンド2位となった。またRTといいね数も、これまでのキャラを抜いてぶっちぎりの1位である。同じく公式ツイッターのキャラクター紹介にて、これまで最も反応が多かった夜蘭でさえも、RTといいねは7.7万と15.7万であるが、彼は14.4万RTと、25.5万いいねという数字を叩き出した。RT数に至っては夜蘭の2倍である。1バージョン前に実装された神であるナヒーダでさえ、6.9万RTと18.7万いいねである。

  • ボス戦のBGMの稲妻パートはたたら砂のBGM冒頭。
    • 神の心を剥奪されるシーンのBGMは、「『神』意」のBGM。
    • 実戦紹介やその他のPVもたたら砂の
  • スカラマシュが剣舞を披露した刀は武器製造(桂木斬長正)で入手可能。レシピはたたら砂の武器庫にあり、それを集めるために3つの鍵を回収する必要があるこの刀は名前通り…
    • ちなみにこのレシピは「古い手帳」に書かれた望という数百年前の人物が描いた絵。

  • イベント『帰らぬ熄星』にて初登場した彼だが、格好のあちこちにファデュイに属する者達と一致する装飾が見受けられたこと、イベントシナリオの中でファトゥスの1人が隕石の調査に関与している事実が判明したこと、そして何よりも中の人の怪しすぎる演技により早々に旅人達から「こいつが例のファトゥスなのでは?」と疑われていた。
  • 「国崩」のビジュアルとして白装束に長髪が描かれることも多いが、公式でそのような描写が存在したわけではなく、Ver3.1に公開されたムービーで、現在と髪型は同一であることが判明している。

  • 当初から崩壊3rd雷電芽衣に似てると言われていたが、雷電将軍との関係が公開されたことである程度事実であることが判明した。
    • ファデュイの制服として着用している服は、雷電芽衣の「断罪影舞」に似ている。
    • 律者コアと神の心も設定が似ており、これも芽衣から受け継いだ要素だろうか。
    • 正機の神は崩壊3rdのボス(第1形態/第2形態でそれぞれ別)と酷似する部分があり、少なくとも崩壊3rdから様々な要素を引き継いでいる。
  • 公式から「眉目秀麗」や「美しい」と言われている。
    • 純粋無垢な少年が闇堕ちして復讐劇を行うなど、かなりハードな性癖要素もある。
    • 球体関節描写があったり、背中にパイプを繋がれるなど、機械的な面もいくつみられる。
    • キャラクターに対しよく使われる「赤ちゃん」「猫」などの揶揄が作中で行われるなど、ある意味「公式が病気」とも言える描写がある。
    • 一方で親子関係青年との同棲など、妄想が膨らみそうな部分もある。

関連タグ

スカラマシュファトゥスとしての名前
「散兵」ファデュイでのコードネーム
国崩悪行の末自ら名乗った名前
七葉寂照秘密主 神としての名前
黒主容彩祭における彼をモチーフとした歌仙
放浪者プレイアブルキャラクター

原神

ファデュイ ファトゥス 稲妻(原神)


英語: Scaramouche

中国語: 散兵

韓国語: 스카라무슈


鬼舞辻無惨:上記の部下に対する台詞から、似たようなパワハラ発言をしていたこの人物を思い浮かべたユーザーが一定数存在する。

ムスカ:「見ろ!人がゴミのようだ!」/「浮世では、人の命なんて雑草と同じなのさ!」

エヴァンゲリオン:彼がロボットに載る様子から、一部の旅人はエヴァを連想した

ゾルタン・アッカネン何者かの代わりになる為に作り出されたが、失敗作として見捨てられた者繋がり。

アンジェロ・ザウパー:声とロボットに乗る様子から、彼と彼の乗機を連想した旅人も少なくない。しかも紫色。

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