基礎データ
全国図鑑 | No.960 |
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パルデア図鑑 | No.113 |
分類 | インコポケモン |
タイプ | ノーマル/ひこう |
高さ | 0.6m |
体重 | 2.4kg |
特性 | いかく/はりきり/こんじょう(隠れ特性)(グリーン・ブルー)orちからずく(隠れ特性)(イエロー・ホワイト) |
タマゴグループ | 飛行 |
概要
『ポケモンSV』から登場。ペラップと同じインコがモチーフのポケモン。
特に目を引くのは頭部のリーゼントのような黒い頭毛で、全身は特攻服を着込んでいるようなデザインなのが特徴。表情も不思議と舐めきっているように見える。
個体によって羽毛の色が異なり、それぞれ同じ色のイキリンコとグループを組んで街で暮らすという、見た目も相まってカラーギャングのような習性を持ち、互いに折り合いが悪くて縄張り争いを繰り広げている。
敵となる対象は他のポケモンも例外ではなく、ヤヤコマと戦いを繰り広げたことがあるらしい。
あくタイプが入ってもおかしくなさそうだが、タイプは「ノーマル・ひこう」となっている。
今作ではアーマーガアがとある事情によりそらとぶタクシーでの運用ができないため、そちらに代わって彼らがプレイヤーを運ぶこととなる。
ちなみにロード画面から判断するにタクシー1台につき4匹で運用されているようだが、なぜか全個体色がバラバラ。仲が悪いんじゃないのかお前たち………。
「フェザー」の種類
イキリンコは下記の4種の「フェザー」に分けられる。また、「グリーン」と「ブルー」はこんじょう、「イエロー」と「ホワイト」はちからずくといったように、羽毛の色によって隠れ特性が異なる。
- グリーンフェザー
黄緑の羽毛を持つ個体。イキリンコの中でも勢力は最大で朝と夕方に活発に動く。
街で暮らす事を好むとされる。
- ブルーフェザー
青色の羽毛を持つ個体。グリーンフェザーのイキリンコの事をライバル視している。
- イエローフェザー
黄色の羽毛を持つ個体。イキリンコのグループの中でも、他の鳥ポケモンを街から追い出した事もあるほどに荒っぽい性格。
- ホワイトフェザー
白色の羽毛を持つ個体。イキリンコの中でも特に少ない個体。
街の生活に適応した種であり、景色に溶け込みやすい体を活かして、安全に暮らしている。
連帯感が強い傾向にある。
尚、色違いは全フェザー共通でリーゼントとくちばしが淡いピンク色になっている。フラベベとその進化系以来4種類目であり、体色そのもので色違いと見分けられるメテノとは異なる。
ネーミング
群れを成して粋がるインコだから「イキリンコ」とそのまんま。
英語版などでは「Squawkabilly」となっているが、鳥ががなるように鳴いている擬音語「squawk」と音楽の一ジャンルである「ロカビリー」に由来する。なぜこんなネーミングになったのかというと、恐らくはリーゼントヘアーで有名なエルヴィス・プレスリーがロカビリーの人気を牽引していたからか。
一方でドイツ語とフランス語では「騒ぐオウム」という意味合いのネーミングになっている(前者が「Krawalloro」、後者が「Tapatoès」である)。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
82 | 96 | 51 | 45 | 51 | 92 | 417 |
ステータスを端的に述べると物理型になったペラップといった所。
習得技は一致技が中心であり、不一致技のサブウェポンには乏しい。
メインウェポンはブレイブバードとタマゴわざのすてみタックルを採用したい所なのだが、いかく型を使うならば、インファイトを覚えられて、ステータスも完全上位互換であるムクホークを使った方が良い。
ただし、ムクホークにはない部分はすてゼリフを覚えられたり、いばるからのイカサマといったコンボが使える点である。また、同じ戦法が使えるドンカラスよりもすばやさが高い点も見逃せない。
特性がはりきりである場合、多少命中率が落ちるものの、一応火力面で差別化することができる。
オオスバメよろしく、隠れ特性のこんじょうを主軸にする場合だとからげんきがメインウェポンとなる。
オオスバメと比べて素早さで大きく劣るが、攻撃が11上回っている点で差別化されている(オオスバメ自体ポケモンSVには現状では登場していないので、気にする必要はないが)。
しかし、もうひとつの隠れ特性であるちからずくは、イキリンコの習得技には殆ど活かせるものがないため、冷遇気味である(仮に有用な技があったとしても、ウォーグルの劣化になりそうである)。
関連タグ
ペラップ:先輩インコポケモン