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エンシェントスフィンクモンの編集履歴

2023-01-09 01:54:36 バージョン

エンシェントスフィンクモン

えんしぇんとすふぃんくもん

エンシェントスフィンクモンとは、デジタルモンスターに登場する十闘士に属する究極体デジモン。

概要

レベル究極体
タイプ古代幻獣型
属性ウィルス
必殺技ダークブラスト、ネクロエクリプス
異名超闇闘士(旧デジカ・Bo-753より)
所属十闘士、アンノウン、ナイトメアソルジャーズ

古代の十闘士であり、かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説の究極体であるデジモン。後世に「闇」のスピリットを残した。


公式設定

デジモンウェブ「デジモン図鑑」

“闇”の属性をもつ、古代デジタルワールドを救った伝説の十闘士デジモン。遥か古代に存在した初めての究極体であり、闇より生まれし存在としてエンシェントガルルモンとは両極に位置する。形あるものや生あるものの破壊と消滅を司り、「死を招く闇の獣」として恐れられた。

エンシェントスフィンクモンの能力は、その後“幻獣型デジモン”や“魔獣型デジモン”等へ引き継がれていった。

必殺技は咆哮と共に発する破壊光線『ダークブラスト』と、敵を死の闇に包み込んでしまう究極の消滅技『ネクロエクリプス』。


活躍

デジモンフロンティア

OPと回想シーンでシルエットのみ登場。


デジモンゴーストゲーム


「ディードル……ディードル……。我が示す謎に答えよ……」

「音楽、芸術、文学。成熟しておらず、粗雑で不完全。そは何ぞ?そは“人間の文明”なり」


CV:木下浩之

第58話に登場。回想ではない本物のエンシェントスフィンクモンが登場したのは今回が初である。

本作でも伝説上の存在として認知されており、デジモンの知識に精通しているアンゴラモンマミーモンはその存在を知るや動揺を隠せずにいた。

またジェリーモンのように自身の存在を知らない者もいる。


モニュメントやオブジェのある場所や図書館、美術館、映画館といった人間の文化を象徴する施設にいた人間に問答を仕掛け、答えられなかった者の肉体に干渉して巨大な石材に変え回っていた。

現場にはエンシェントスフィンクモンが人間を転倒させようと脱がした無数のと、石材の重みで地面がへこんだ跡が確認されており、ここ最近の都市伝説としてネットの噂になっている。

石材にされた人間の意識は残っているものの身動きが一つできず、その上他の命を「路傍の石」程度としか認識せず、とある目的の為に着々と行動するエンシェントスフィンクモンが彼らを顧みることはまずない。答えられなかった時点で永遠の苦痛を味わうことになる。


瑠璃の友人がエンシェントスフィンクモンに襲われ、音信不通になったことから達は彼女の捜索と調査を開始。

しかし、宙も突如現れたエンシェントスフィンクモンの問題に答えられず、その場に居合わせた清司郎と共に石に変えられてしまう。


命辛々逃げ延びてきたガンマモンやジェリーモンから経緯を知った瑠璃はマミーモンに相談してみるが、事件の主犯が伝説級のデジモンである事を知り驚愕。

すると、周囲が大きく揺れ始め、外に出るとエンシェントスフィンクモンが人間の石材で建造する黄金に煌めく巨大ピラミッドが出現した。


瑠璃はフィールドを展開しエンシェントスフィンクモンと対峙するが、完成間近のピラミッドの光で空に穴が開き、そこから不気味なうなり声が聞こえてくる。


「ピラミッドの力にて道が開く…。ディードル……ディードル……。この世に顕現せし、偉大なる王の名は何ぞ?」


その目的は異空間からかつて古代のデジタルワールド文明を作り出した存在・ファラオモンを人間界に顕現させ、古代デジタルワールドと同じ世界に丸々塗り替えること

石材にした人間を生贄にかつての栄華のある世界を甦らせ、人間もデジモンも未来永劫支配する事を目論んでいたのだ。


そして瑠璃をファラオモンを呼び寄せる為のピラミッドの最後の一つの石材に変えようと襲い掛かり、ラモールモン達を強大な戦闘力で圧倒するが、「この世界を守りたい」という瑠璃とラモールモンの強い想いが共鳴しディルビットモンへ究極進化を果たす。


エンシェントスフィンクモンは野望成就の為にディルビットモンに襲い掛かるも、素早い攻撃を繰り出す相手に押されてしまい、ならばと『ネクロエクリプス』を発動。

死の世界へと送り込もうと攻撃を仕掛けるも隙を見逃さなかったディルビッドモンに回避され、そのまま自らが『ネクロエクリプス』に飲まれて消滅。ディルビットモンも手を差し伸べようとするも間に合わなかった。


消滅したことで石にされた人間たちも元に戻り、復活間際のファラオモンは再度異空間へと消えていき、未曾有の大災害は防がれた。



本来ならば十闘士は現代の究極体を遥かに超える強さを持っているのだが、本作ではあくまでも古代のデジモンの一種としか掘り下げられず、ディルビットモンとは互角の強さとなっている他、ファラオモンの眷属として描かれるなど公式設定とは大幅に異なるキャラクター付けが特徴。

公式設定ではルーチェモンの圧政から世界を救った十闘士の一人とされるが、皮肉にも本作での目的がルーチェモンのそれと同じだったりする。さらに言うと、本作以前まで悪役として登場したカルマーラモンが改心を果たすという皮肉な対比となってしまった。


進化ルート

作品幼年期Ⅰ幼年期Ⅱ成長期成熟期完全体究極体
-パオモンシャオモンラブラモンドーベルモンケルベロモンエンシェントスフィンクモン
バイタルブレスレーベモン/ダスクモンカイザーレオモン/ベルグモン/ライヒモンエンシェントスフィンクモン

プログラムカード「古代への誘い」を使った場合のルート(幼年期は成長期からの予想)。

古代への誘いにケルベロモンが描かれていたのは恐らく、ケルベロモンの進化先にエジプト神話由来のアヌビモンが据えられていたからであろう。


マミーモンパイルドラモンから進化するルートもある(St-890)。前者はエジプト繋がりである事がわかるが、後者はどういう繋がりなのかは不明(ジョグレス元のパートナーが暗黒の力に関係しているからであろうか?)。マミーモンルートは『バイタルブレス』でも採用されたが進化元はディグモンだのトータモンだのと何故かお化け系ではなく、ヘビー系となっている。


令和版デジモンカードゲームでは継承者であるレーベモン/カイザーレオモン→ライヒモンから進化するルートが取られた。本来ライヒモンは(設定では)エンシェントスフィンクモンと同格の存在だが、こちらでは完全体扱いである為、エンシェントスフィンクモンの進化前に据えられている。


『デジモンストーリーロストエボリューション』ではツメモンドラクモンムシャモンスカルバルキモンエンシェントスフィンクモンというカードゲームでも採用されなかった奇妙なルートになっている。


『デジモンペンデュラムZ ナイトメアソルジャーズ』ではケルベロモン×ウィルスorフリー種、エクスティラノモン×ウィルスorフリー種、パイルドラモン×ウィルス種のジョグレス体となっている(うち二者は旧デジカで進化前に据えられたデジモンである)。進化先はアポカリモンとなっている。


余談

現在のところ「スフィンクモン」というデジモンはいない。ネフェルティモンならいるのだが。

レーベモンのヒューマン的要素が強いライヒモンに比べてカイザーレオモンのビースト要素が前面に出ている。また、レーベモンの持つ「贖罪の盾」はエンシェントスフィンクモンの顔を模したもの。


関連タグ

デジモンフロンティア 伝説の十闘士

レーベモン カイザーレオモン ライヒモン

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