大河ドラマ「風林火山」
2007年、46作目のNHKの大河ドラマのタイトルにもなった。武田信玄(晴信)の軍師として知られる伝説的人物、山本勘助の生涯を描く。
主要キャスト
山本勘助:内野聖陽
ミツ:貫地谷しほり
評価
クオリティーが低下を指摘されている21世紀の大河ドラマの中では平清盛や真田丸と並んでトップクラスの評価を得ており、視聴率では苦戦したもののクオリティの高さから当時のSNSで話題を攫った。
後の真田丸ほどでは無いが大河ドラマとしてはコミカルなシーンは多いものの、それとは裏腹に当時の価値観を再現されたことや戦国時代の壮絶さを描かれており、シリアスとコメディとのバランスを出している
上杉謙信役のGACKTや武田信玄役の市川亀治郎(現・市川猿之助)の起用に関しては当初は「客寄せパンダのイケメン」「イメージが違う」と賛否両論あったものの、いざ放映されるとその熱演が評価され、GACKTの上杉謙信には「ラスボス感溢れる」と称されたと共に上杉謙信に関する祭りにGACKT本人が呼ばれる程であり、亀治郎の武田信玄は
「序盤の若々しさ、中盤の傲慢さ、後半の円熟さを演じ分けている」と称されている。
関連項目
武田信玄(大河ドラマ) 原虎胤を演じたのは今作の宍戸開の父親宍戸錠、なお開も架空の人物・塩津与兵衛役として出演。
どうする家康 信玄の後継者・武田勝頼を演じるのは今作において板垣信方を演じた千葉真一の息子・眞栄田郷敦。