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演者:桜井浩子

概要

特撮テレビドラマ『ウルトラマン』のヒロイン。漢字表記は富士明子。年齢は21歳。

地球防衛軍のエリート部隊「科学特捜隊」極東支部・ムラマツ班唯一の女性隊員。普段は通信員をやっており、実際に怪獣や宇宙人を攻撃したことはほとんど無い。

明確な誕生日は設定されていないが、劇中の台詞によれば「誕生石は真珠」とのことであり、おそらくは6月生まれと思われる。

家族構成は年の離れたサトルというがいることが判明している。

「ウルトラマン」はあくまで怪獣とヒーローのバトルを描いたドラマであるため、続編のように、ハヤタ隊員とのラブロマンスなどは描かれなかった。

ただし、高田裕三による漫画「ウルトラマン_THE_FIRST」ではしっかりとハヤタへのとも友情とも取れるが克明に描写されており、休日は美術館に行こうかクラシック音楽を聴きに行こうかと悩むなどインテリな面も描かれた。

更に本作ではバルタン星人に憑依されており、物語の黒幕として暗躍イデ隊員を騙して作らせたスペルゲン反射鏡によってウルトラマンを敗北させてしまう。加えてスーパーガンでベーターカプセルを破壊しようとするが、ハヤタへの想いによって洗脳を振り切り、自らの手を撃ち抜いて破壊を妨害。更にバルタン星人ごと自決を試みるが、憑依を解除したバルタン星人に殺害されてしまう。しかし、最終的にはゾフィーが持ってきた「もう一つの命」をウルトラマンに託されて蘇生を遂げた。

別世界での出来事を描いた『大決戦!超ウルトラ8兄弟』ではハヤタと結婚して自転車屋を経営しており、レナという1人娘を儲けている(これは、『ウルトラマンレオ』で黒部と桜井が共演したエピソードへのオマージュである)。

漫画『ULTRAMAN』では、ウルトラマンが地球を去った後も科学特捜隊での勤務を続けていたという設定になっており、現在は諸星弾の上司になっている。やはり、ハヤタとは特別な間柄にはならなかった様で、ハヤタは別の女性と結婚して、一児を儲けている。

モーションコミック版では『ウルトラマン』の時と同様、桜井浩子が声を担当している。

非常に優しい。劇中で直接攻撃を行ったのは第12・37話だけ。さらに怪獣を倒したのはその第37話だけ。ただ、第18話でスパルタ的な一面を見せている。

一方で、融通の効かなさや博識な一面が仇となって、結果的に怪獣出現を招くミスに繋がってしまった事もある。

第17話ではホシノ・イサム少年の忠告に耳を貸そうとせず、無碍に追い返そうとし、その隙に怪獣ブルトン出現を許してしまった。

第19話では怪獣アボラスの入ったカプセルが発見された現場で、まだ他にもカプセルが出てくるのではないかと懸念していたイデ隊員に対し「地球の地殻は変動してるのだから、きっと今頃、(他のカプセルは)海の底か地球の奥深くで眠ってるわ」と一蹴する。しかし実際は同じ現場に怪獣バニラのカプセルが埋まっており、この時に科特隊が見逃した事で結果的にバニラが出現する事態を招いてしまった。

第33話『禁じられた言葉』にて、ずる賢いメフィラス星人が、地球征服の口実を得るためにサトル君に無理矢理「地球をあげます」と言わせようとフジ隊員を巨大化させた時の姿。

この名前で怪獣図鑑にも登場しているが身長40mに対し体重はなんと1万tと、とても人間とは思えない怪獣並の体重である(少し痩せ身なので身長1.6m、体重45kgとした場合、相似拡大しても体重は730t程度)。

巨大化したせいで混乱してしまったのかメフィラス星人に操られていたのかは定かではないが、むやみにビルを壊してしまう。当人にとっては何の関係もないわけで、あまりに気の毒である。

 

『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』の間の空白期を描いた小説作品。

謎の怪獣災害が多発する中、再び巨大フジ隊員への巨大能力を得た彼女は、ウルトラマンの代わりに「巨人兵士F」として戦うことになり……

関連タグ

ウルトラシリーズ ウルトラマン 科学特捜隊

女性軍人 巨大娘

江戸川由利子:演者が同じ『ウルトラQ』の登場人物。

浅見弘子:『シン・ウルトラマン』におけるフジ隊員に相当する人物。

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