概要
東京都目黒区自由が丘と、同世田谷区奥沢に跨がる東急電鉄大井町線・東横線の駅(OM10/TY07)。世田谷区に跨がるのは東横線のホーム(横浜寄りが同区)のみで、大井町線のホームは目黒区で完結する。また、目黒区では最南端の駅。
1927年、東京横浜電鉄の九品仏駅として開業。その2年後に目黒蒲田電鉄(大井町線)が乗り入れ、同時に自由ヶ丘駅に改称。1966年に現在の駅名に改めた。目蒲電鉄が東横電鉄を吸収合併したという歴史的経緯があるのか、ホームは大井町線→東横線の順で付番されている。
全列車が停車。
又、大井町線は地下化する計画もある。
駅構造
大井町線は相対式ホーム2面2線の地上駅、東横線は島式ホーム2面4線の高架駅。東横線は当駅で緩急接続を行う。
東横線は田園調布寄りに渡り線があり、折り返しが可能。
大井町線は九品仏寄りに留置線があるが、これはかつての自由が丘検車区(→長津田検車区自由が丘車庫)の跡地の一部である。
| 乗り場 | 路線 | 方向 | 行き先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大井町線 | 下り | 二子玉川・溝の口・長津田方面 | 一部電車は田園都市線に直通 |
| 2 | 大井町線 | 上り | 大岡山・旗の台・大井町方面 | |
| 3・4 | 東横線 | 下り | 武蔵小杉・横浜・元町·中華街方面 | 3番乗り場は待避線 |
| 5・6 | 東横線 | 上り | 渋谷・副都心線池袋・西武池袋線所沢・東武東上線川越市方面 | 6番乗り場は待避線 |
利用状況
- 2021年(令和3年)度の大井町線と東横線の1日平均合計乗降人員は116,068人である。
東横線
大井町線
年度利用状況比較表
| 東急電鉄 | 東横線 | 大井町線 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 年度 | 乗降人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
| 2008年(平成20年)度 | 92,323人 | 47,352人 | 139,675人 |
| 2009年(平成21年)度 | 92,236人 | 48,711人 | 140,947人 |
| 2010年(平成22年)度 | 91,202人 | 49,404人 | 150,606人 |
| 2011年(平成23年)度 | 90,099人 | 49,566人 | 139,665人 |
| 2012年(平成24年)度 | 91,962人 | 51,341人 | 143,203人 |
| 2013年(平成25年)度 | 95,721人 | 53,389人 | 149,110人 |
| 2014年(平成26年)度 | 96,158人 | 53,617人 | 149,775人 |
| 2015年(平成27年)度 | 97,453人 | 54,943人 | 152,396人 |
| 2016年(平成28年)度 | 98,262人 | 55,703人 | 153,965人 |
| 2017年(平成29年)度 | 99,512人 | 57,028人 | 156,540人 |
| 2018年(平成30年)度 | 100,055人 | 57,959人 | 158,014人 |
| 2019年(令和元年)度 | 98,557人 | 57,603人 | 156,160人 |
| 2020年(令和2年)度 | 64,988人 | 39,273人 | 104,261人 |
| 2021年(令和3年)度 | 72,615人 | 43,453人 | 116,068人 |
