「ふっ、知らないようだから教示しましょうか。バニーこそはカジノの正装なのです」
「ひとつ――、賢くなりましたね?」
プロフィール
真名 | アルトリア・ペンドラゴン |
---|---|
クラス | ルーラー |
性別 | 女性 |
身長 | 171cm |
体重 | 57kg? |
出典 | アーサー王伝説 |
地域 | イギリス |
属性 | 秩序・夏・天 |
好きなもの | カード遊び |
嫌いなもの | 特になし |
設定担当 | 桜井光 |
ILLUST | 石田あきら |
CV | 川澄綾子 |
概要
2019年水着イベント『水着剣豪七色勝負!』に登場するランサーアルトリアの水着版。レアリティは☆5。
開幕時点では会話イベントに登場するのみだったが、8月21日より期間限定サーヴァントとして正式実装された。
別名「アルトリア・ルーラー」とも呼ばれる通り、槍のアルトリアがルーラーにクラスチェンジした姿(プロフィールにも『霊基を変えたランサーアルトリア』とある)。
基本的に敬語を用いる点は変わらないが、ランサークラスのときに比べて神霊に近い存在であるがゆえの孤高感は消え、誰に対しても温和に接する性格に変わっている。
これは、水着である間はオフなので多少、羽を伸ばしても構うまいと無意識化で考えているため。
ラスベガス特異点においては、水着剣豪たちが運営するカジノ群の頂点である「カジノ・キャメロット」の支配人で、武蔵をも寄せ付けない実力を持つ圧倒的なラスボスという立ち位置にいる。
バニーガールの格好をしているのは、これがカジノにおける正装であると、部下たちに言い含められたから。
「獅子王」の号を名乗っていることや、目の色から見て、獅子王が中身のようにも思えるが、それ以外の共通点は全く無く「全くの別人」とゲーム内プロフィールでも明記されている(マイルームでも本人が「かつて敵対した獅子王とは別人である」と明言しており、同時に「ややこしくて申し訳ない」とも言っている)。
「水着獅子王」とは、あくまで水着剣豪の一人として、カジノ・キャメロットの支配人として、そして水着姿のアルトリア(ランサー)としての称号に過ぎない。
他の水着サーヴァントの例にもれず、彼女も再臨で水着を披露してくれる。
第2再臨での水着は白のハイレグで、その上から透けるほど生地の薄いレースのようなパレオとマントを身に着け、大きな鍔付きの帽子を被っている。
ぱっと見ると全身真っ白なコーディネートだが、水着のデザインやレースの模様が凝ってあり、見るものを飽きさせない優雅なデザインになっている。
聖槍が変化した日傘を手にしており、バトルグラフィックでもこれを聖剣や聖槍のように振るっている。
第3再臨では、最初のバニー姿をベースにスカートやグリーブが追加され、より王らしい姿になる。
能力
ギャンブルに滅茶苦茶強い。持ち前の勝負勘、洞察力、精神力に裏付けられた腕前は本物で、彼女を特異点のラスベガスにおける最強のカジノディーラーたらしめている。
基本的にはカルデアに召喚されるランサー・アルトリアと同一人物だが、ランサーでなくなったことに伴い騎乗スキルを失っている。騎乗スキルがなくなったことにより、ドゥン・スタリオンに乗れなくなってしまったが、光の獅子を召喚して使役する能力を手に入れている。
ドゥン・スタリオンは彼女と共に戦闘に参加するわけでもないが現界自体はしており、カルデアの厩舎エリアで休んでいる所を目撃されている。主と別行動をとるこの白馬が自身の現界用の魔力をどうやって調達しているのかはわかっていない。
第一再臨時にふとももに装着したホルスターに収納されているのは、クナイ状のカードビットの束である。第一再臨時にはextraアタックで光柱をあげる際に円状に展開する。第三再臨時にはこれを自身の背後に後光のようにして常時展開する。丸い部分をつまんで刃物のように振るうほか、円状に展開したままフラフープのように回転させ、チェーンソーのように斬り付けることも可能。カードビットの間にできる光の輪はワープゲートにも出来、戦闘時にはごく近距離ながらこれを用いた瞬間移動も行う。
何気にカードを主武器として扱うサーヴァントはこれが初めて。スキル使用時には胸元からカードを取り出すモーションがある。
ラスベガス特異点においては、水着剣豪たちの対戦を統括する存在として、障壁により外界と隔離された「戦わなければ出られない闘技場」を設置する能力を有する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | C | A+ | B | A | B | A+ |
保有スキル
対魔力(A) | アルトリア・ルーラーはきわめて高い対魔力を有し、殆どの魔術を無効化する。 |
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陣地作成(B) | 自らのカジノを作り出す水着剣豪としてのスキル。 |
ロイヤルバニー(A) | 王の頭上に輝くモノを見よ、あれは何だ! 獣が如き耳!ならばかつてブリテンに姿を現せし咆え唸る獣の怨み、呪詛の類がアーサー王を襲ったとでも言うのか。恐るべきは唸る獣、おお、千数百年を経て王へと牙を突き立てようとは……。───いいえ違います。我らが王は、バニーガールなるものに興味を抱かれたのです。ほう。ではあの姿はもしや。───はい。仮装にて。左様か。 |
ロイヤルカード(C+→B+) | 王がお投げになっておられるのは短剣の類、ではないな。あれは札か?───はい。カジノディーラーたるものカードの扱いには長けておかねばならぬ、と王は仰せです。時に、カジノというものは遊技場であると聞く。───そうですね。あの投擲ぶりは敵の撃滅を目的としたものに見えるが。───酔客の撃退などであのようになさるおつもりなのでは。左様か……。 |
獅子の騎士(B) | かつて、ユーウェイン卿は獅子と共に戦ったという。ならば主君たる我らの王が光の獅子を操ることに何の不思議があろう。或いは霊基変換の折、本来であればユーウェイン卿が所有するはずのスキルを、王はあえて自らの能力として選択したのやもしれん。───そういうこともあるかもしれませんね。うむ。 |
宝具
燦々とあれ、我が輝きの広間(ブライト・エハングウェン)
- ランク:A+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~99
- 最大補足:300人
「展開、準備!」
「輝きは空に、陸に、海に。いいえ、輝きは人にこそ!『燦々とあれ、我が輝きの広間(ブライト・エハングウェン)』!!」
「たまには、良いかもしれません。」
「これこそは、我が高機動型大広間!水陸両用!『燦々とあれ、我が輝きの広間(ブライト・エハングウェン)』!!」
ウェールズの伝承集『マビノギオン』に収録された、アーサー王たちも登場するエピソード「キルッフとオルウェン」に登場する、名工の手がけた大広間。
本作では、「王の財宝」に収納されたヴィマーナめいた鋭角的なフォルムを持ち、水上を浮遊して航行する「高機動型大広間」として登場する。
水上を征く高機動型大広間エハングウェンを一時的に実体化させ、特大の魔力光を敵陣全体へと撃ち放つ、アルトリア・ルーラーこと水着獅子王最大の攻撃。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
最大ATK | 9593 |
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最大HP | 16912 |
カード配分 | Q2・A1・B2 |
スキル1 | ロイヤルバニー(A):自身のNPを20~40%増やす&自身に回避状態を付与(1T)&自身に1T後に自身の攻撃力アップ(1T)する状態を付与(1回)。 |
スキル2 | ロイヤルカード(C+):コマンドカードを配り直す&味方全体のクリティカル威力アップ(3T)。 |
スキル2(強化後) | ロイヤルカード(B+):同上&味方単体にコマンドカード選出不可状態を付与(1T・1回)〈一騎の場合は無効〉&味方全体にNP獲得量アップを付与(1T) |
スキル3 | 獅子の騎士(B):自身の攻撃力アップ(3T)&自身のスター集中度アップ(1T) |
宝具 | 燦々とあれ、我が輝きの広間(Buster):自身のQuickカード性能アップ&Artsカード性能アップ&Busterカード性能アップ(各1T)〈それぞれOCで効果アップ〉+敵全体に強力な防御力無視攻撃+自身のNPをリチャージする(20%固定) |
☆5ルーラーとしてステータス上はHPの高い耐久寄りだが、実際は攻撃バフが豊富なスキル構成や宝具性能による自己強化型のアタッカー。
総合的に強力な自己強化にNP効率を併せ持つが、多くのクラスに防御で有利となるルーラークラスと言えど、耐久に直結するスキルが複合効果故にタイミングを計るのが難しい「ロイヤルバニー(A)」の回避しかない。
一方でルーラークラスは攻撃で有利を取れるクラスは少ないが、上記のように宝具は攻撃バフに防御力無視効果があるので、相手が回避や無敵状態でない限りは等倍でもある程度はダメージを通しやすいのが利点。
また、スキル「ロイヤルカード」は当初、元々ランダム性の強いコマンドシャッフルとクリティカル威力アップ効果の噛み合わせが悪いのが難点であったが、2020年6月20日『水着剣豪七色勝負』復刻の最中に強化クエストが実装。クリアする事でランクがB+にアップし、新たに「一騎のみの場合を除き味方単体にコマンドカード選出不可状態を付与+NP獲得量アップを付与」効果が加わり、CTも最大で5Tに短縮する。
これにより、選んだ味方キャラクター一騎のカード五枚が配布選択から除外されるので、ランダム性は残るがある程度お目当てのアタッカーのブレイブチェインが狙いやすくなった。水着BBちゃんのカード固定+スター供給スキル『無貌の月』と合わせる事でチェインを維持、逆に手札が悪かった時の切り返しが可能(誰が呼んだか通称・ロイヤル無貌)。
関連人物
契約したマスターにして挑戦者。
王としての責任から外れたためか、普段よりも親愛や独占欲が強く出ている。色々な意味で成長してもそこらへんはやはりアルトリアの系譜であった。
水着剣豪のうち、挑戦者(ジークフリートは微妙なラインだが)。
水着剣豪のうち、配下のカジノオーナー達。
……と言っても好き勝手統治しているので、統率できているとは言い難い。
獅子王に「豪華な場所にはバニーが必須」と騙した円卓の騎士。
言われた獅子王本人もあっさり受け入れている。それで良いのか騎士王。
本人たちは「アロハ騎士」としてディーラーを務めている。そして凄腕である他天性のマダムキラーとしても活躍している。そしてもちろん、王に忠誠を誓う騎士であること自体は変わらないため、水着獅子王を守る騎士としての役目もある。
アロハ騎士最後の1騎にして唯一アロハを着ている居眠りアーチャー。
アロハ騎士なのでランスロットやガウェイン同様凄腕ディーラー及びマダムキラーである。
ランスロット、ガウェインと共にアロハ騎士として、水着獅子王に挑むマスター達の前に立ちふさがる。
カジノ・キャメロットの従業員を努めている。モードレッドはカジノに飽きてサボろうとしているが、ガレスがお目付け役のように監視している。ただしガレスはアロハ騎士が何なのかよくわかっていない様子。
マスター達のピンチに度々現れていた謎のお兄さん。
カジノに訪れたスカサハ・スカディを出迎えており、カジノ・キャメロットのスタッフであることが明らかに。
カジノキャメロットのディーラーの一人。マイルームにて、モードレッドとともにいる彼に「引き続きよろしく頼む。」と声をかけていた。
水着獅子王にギャンブルで敗北し、カジノキャメロットのバーテンダーとして働いている。
異世界の騎士王。
彼にカジノキャメロットの感想を求めると、「貴女はバニーというものをきっと勘違いしている」と言われてしまい、「ウサギは愛らしい獣でしょう。それ以外の何物でもない。」と反論するものの、彼はそれ以上言わずにその場を去ってしまった。
このマイルームボイスにて、アルトリアは彼を「アーサー」と呼んでいることが判明した。
円卓の騎士の一人。
マイルームでの水着獅子王によると、王のバニーガール姿を見れた事に感激の涙を流しているとの事。パーシヴァル、お前もか。
とある獣性の半身。
バレンタインデーイベントにて、コヤンスカヤに雇われてシナリオにまさかの登場となり、主人公をカードゲームで文字通りの借金地獄へ叩き落した。
なおその時のネーミングは「RSFしか出さないディーラー」。詐欺にもほどがある。
ぐだ「よくも騙したなー!!」
余談
- ファンからの愛称はこれまでの例に倣い「バニ王」、「バニ上」、「バニトリア」などがある。いずれも非常に語呂が良かったりする。
- 偶然か意図したものかは不明だが、実装日の8月21日はちょうど「バニーの日」だったりする。
- クラスはルーラーであるが、カール大帝や始皇帝に続く、聖人ではない「支配者」(正確には「支配人」)という意味でのルーラーという事になる(一応、某征服王にはかつてその在り方を“聖人”に例えられた事があるが)。
- 戦闘セリフでデュエルやカードなどの用語を多用するためカードゲームネタともとれる。ちなみに中の人は様々なカードゲームアニメに出演している。
関連イラスト
第一段階
現状では召喚時やシナリオで見せるバニー姿が人気で、この姿で描かれることが殆ど。
第二段階
第三段階
↑中には通常のランサーの彼女に衣装を着せたイラストも散見される(上記のように、乳王と獅子王とでは瞳の色が異なる為)。
「ラスベガス」「カジノ」という舞台にもぴったりなため、背景でカジノが描かれていることも多い。