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菊池啓太郎の編集履歴

2023-09-12 12:34:01 バージョン

菊池啓太郎

きくちけいたろう

『仮面ライダー555』の登場人物の1人。イラスト右側の人物。

「俺、本気で思うんだ。人間もオルフェノクもみんなが幸せになれば良いって」


演:溝呂木賢


概要

仮面ライダー555』の登場人物の1人。

「世界中の洗濯物が真っ白になる様に世界中のみんなが幸せになる」事を夢見る青年。年齢21歳。

実家は創業100年の老舗クリーニング店「西洋洗濯舗 菊池」を営んでいる。両親は「世界中の洗濯物を真っ白にする」為にアフリカに渡っており、店の経営は啓太郎に任されているが、店は赤字続きである(この為、巧は薄給である)。


クリーニングの修業先(店名は「クリーニングプロショップ・花むすび」)の九州で乾巧園田真理と出会うと同時にオルフェノクの存在を知り、「時々店を手伝う」事を条件に二人を実家に下宿させる(後に草加雅人も加わる)。巧の事を「たっくん」、真理の事を「真理ちゃん」、草加の事を「草加さん」と呼んでいる。

555らくがき

真っ直ぐな性格のお人好しで、しょっちゅう洗濯を頼みに来た客の相談に乗ったり、代わりに買い物をしてあげたりしており、本人はそれを「人助けをするのは当然の事」と語っているが、真理からは「利用されてるだけ」と言われてしまっている。極端に優しい性格故に普段は殆ど怒りを見せる攻防戦は無いが、洗濯物を汚したり、滅茶苦茶にする者には激怒する。序盤ではそれを他人に押し付ける独善的なところが見られるが、その欠点すらも損得勘定無しで動くという善性の現れであり、記憶を失った母親と疎遠になってしまった鬱憤から洗濯物を汚して回っていた少女・倉田恵子を保護し、彼女の無茶苦茶な要求に出来る限り答えてあげようとしたり(オルフェノクにも立ち向かいもした)、中盤で巧の正体がオルフェノクだと知って一時は恐れてしまうが、それでも恐怖を抑え込んで巧の好物を詰め込んだ弁当を渡す等、彼なりに巧と向き合おうとした為、直ぐに巧の事を受け入れた。


長田結花とは物語開始前からのメル友で、結花にとっての唯一の相談相手だった。実際には劇中で何度も本人同士で会っていたのだが、終盤までお互いの事には全く気付かなかった。

終盤で結花がメル友の「結花さん」と同一人物と気づき、同時に彼女もオルフェノクであるという事を知るが、巧の事もあって既に「オルフェノクが必ずしも人間の敵とは限らない」と理解していた啓太郎は恐れる事無く彼女の事を受け入れる。そして彼女と初めてのデートの約束をするが、それを果たす前に結花は影山冴子/ロブスターオルフェノクに殺害されてしまい、結局啓太郎と結花の恋は悲恋に終わってしまった…。


啓太郎は結花の死の事実を知る事は無く、「結局自分は振られてしまった」と解釈していた。但し、最後に結花からは遺書とも取れる様なメールを受け取っており(それを読んで号泣している)、彼女の死を察しながらも、巧と真理の前では「振られたバカな自分」として道化を演じているのではないかと思われる描写もある。


結花の死によって人間を見限った木場によって巧が囚われの身となった際には、真理や海堂と共に巧を救出。

オルフェノクの王との最終決戦では、迷いながらも王と戦う事を決めた木場と、自分達の答えを自分達の力で見つける事を決めた巧と三原の戦いを、真理や里奈と共に見届けている。


決戦後、何処かの土手で巧や真理と一緒に寝そべりながら、巧が遂に見つけた「世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、みんなが幸せになれます様に」という夢を真理と共に聞いている。


因みにオルフェノクと遭遇した際に巧に電話で「たたたたっくん!おおおオルフェノクが!」と知らせるシーンはもはやお約束となっていた。視聴者からは『オルフェノク発見機』という名誉なのか不名誉なのか分からないあだ名が付けられた。序盤は「汚いものアレルギー」なる汚いもの・人助けをしない人間(あとオルフェノクも)に触れるとくしゃみが出るアレルギーを患っていたが、途中からその描写は無くなった。これも先述の彼の独善的な面を表す描写なのであって、本当にそんなアレルギーを持っているとは限らないので注意されたし。


因みに彼は流星塾のメンバーでもなく、オルフェノクに覚醒もしていない為、レギュラーキャラの中では唯一、一度も死亡してない


尚、海堂直也とつるんでいた際には金髪に染めたチョイワルスタイルに変貌したが、すぐさま元に戻っている。


劇中では青いホンダ・モビリオ・スパイクを乗用しており、後部にはハンガーラックが据え付けられている。他にもホンダ・フォルツァを所持している。


本編外の作品

パラダイス・ロスト

人間解放軍の一員。状況が状況故か水原や草加達に対し少々冷めた態度をとったりはするが、人間サイドから嫌われていた木場勇治達に親しく接しようとする等、根本は特に変わっていない。

沟吕木贤     菊池 啓太郎

中盤、何と真理の危機に「飲めば一度だけベルトを装着して変身する事が出来る」という薬品「変身一発」を飲み、仮面ライダーカイザへと変身。1本目は弾かれてしまったが2回目は何とか変身出来た。ただひたすら殴るという滅茶苦茶な戦法でライオンオルフェノクを圧倒し(この滅茶苦茶な戦法が逆に功を奏したと言える)、ゴルドスマッシュで勝利した。変身後に砂になる事は無かったが、代わりにカイザギアに負担がかかり灰化してしまった。


カイザギア「解せぬ」


尚、通常カイザのスーツアクター伊藤慎だが、啓太郎カイザは高岩成二が担当している。溝呂木賢はこの変身について「タッ君を意識した動きを啓太郎っぽいアレンジをして」と述べており、そういった事情もあってファイズと同じ高岩が担当しているものと思われる。

少し抜けた様なアクションに前年の主人公を思い出した人もいるのではないだろうか?


その後、サイガに攫われた真理を救いに一人向かおうとする巧に同行しようとしたが、その道中で巧が(わざと)落とした大量の武器を拾うのに気を取られて、巧に置いて行かれてしまった。

この後、巧が向かったスマートブレイン・スーパーアリーナには、レオスマートレディに騙されて人間に絶望した木場、エラスモテリウムオルフェノクの他にも、1万人以上のオルフェノクが犇めいており、そんな死地に啓太郎を連れて行く訳にはいかなかった巧の判断は正しかったと言える。

最終決戦後、啓太郎がどう行動するかは不明だが、生きている限り、巧と真理と再会出来るかもしれない可能性がある事は確かだろう。



その他

仮面ライダー大戦』では登場しないが、巧が現在も「西洋洗濯舗 菊池」に滞在していた事からおそ今も変わらずみんなの洗濯物を真っ白にしていると思われる。しかし、草加のトラウマから逃げたい一心で巧は一人旅に出てしまう。その場に啓太郎や真理がいなかった事から二人の留守中に勝手に出て行った可能性が高い。後にトラウマを振り切った巧が再び啓太郎の元に戻って来たかは不明だが、勝手に出て行かれた啓太郎からしたらどんな気持ちだろうか…。


仮面ライダージオウ』でも直接の登場はないが、巧の名刺に「西洋洗濯舗 菊池」の文字があったことから、歴史改編の影響を受けた本作でもクリーニング屋を経営し、巧とちゃんと出会っていたらしい事が窺える。


キャラソン

「Hang on」

劇中未使用。


関連タグ

仮面ライダー555

乾巧 園田真理 草加雅人 長田結花

洗濯物


尾室隆弘白井虎太郎奈良瞬平:似た様なポジションの人物達。


雉野つよしプロデューサーと脚本家が同じ作品の登場人物。気弱な性格ながらも確かな優しさを持っている、思いを寄せる女性が実は人間ではなく鶴の能力を持っている怪人である、その女性を結果的にの手によって失ってしまった点も共通。但し、彼は愛する人が人間でない事を知ると拒絶してしまった。


カップリングタグ

啓結花


外部リンク

菊池啓太郎 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

仮面ライダーカイザ[菊池啓太郎Ver.] | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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