先に動画を御照覧
基礎データ
進化
チャデス→ヤバソチャ(マガイモノのすがたはボンサクのちゃわん、タカイモノのすがたはケッサクのちゃわんを使用)
概要
ひび割れた茶壺に詰まった粉抹茶のポケモンで、顔がある壺の左右から粉でできた手を出し、その手には1本の茶杓を携えている。
周囲を窺う時には上部のフタが開いて、ヤバチャに似た渦巻模様の本体が現れる。
キタカミの里の言い伝えによれば、茶道を追求するあまり作法に煩くなりすぎて客を失った老茶人の無念と逆恨みが、使っていた茶入れに宿りポケモンとなった姿であるという。
そんな成り立ちゆえ上品な振る舞いを欠かさない一方、マナーに厳しい短気な気質。
食器を雑に扱ったり食べ物を粗末にすると、行儀を正しに怒ったチャデスがやってきて、肌つやを良くする抹茶の粉を振りかけたあとに、根こそぎ生気を吸われてしまうと語られている。
その為、チャデスの生息が信じられている地域では、抹茶を使った食べ物を避けて警戒する習わしがある模様。
…等々、ヤバチャとはタイプや姿、成り立ち、生態に至るまでリージョンフォームと言ってよい位に似ているが、渦巻き模様の部位が弱点ではないこと等から、一応は独立した別種として定義されている。
古い民家に好んで棲みつき、日中は冷暗所でじっとしているが、日が暮れると街中や郊外を彷徨い始める。
そしてひび割れ・欠け・穴などがある物体を、硬化する抹茶で塞いで修理しようとする習性があり、棲みついている民家の食器などを勝手に金継ぎしていることもしばしば。
なお、左目の上には三つの点が三角形に並んだ模様があり、これは茶畑を意味する地図記号を意図したデザインであると考えられる。
紹介PVでは地元の琵琶法師が近所の子供たちに読み聞かせをしていたところ、当のチャデスがやってきて生気を吸って去っていく、という様子が実写で流れた。
最初は子供たちが退屈して寝てしまっただけかと思いきや、置いてあったお菓子に抹茶が振りかけられており、語り部の様子からも徐々にチャデスに侵されていることが分かっていくという中々ホラーな構成。
マナーに関係なく、生気欲しさに人を襲う事も普通にやるようだ。
しかも去っていく時に可愛げにウインクしたところをカートゥーンやギャグアニメのオチのようにアイリスアウトして映像終了という、それまでの雰囲気と違うふざけた演出で多くの人がずっこけた。中には逆にゾッとしたという人も。
本編ではブルーベリー学園の生徒であるゼイユが手持ちの一体として持ち歩き、出会った早々問答無用のポケモンバトルで登場する。
タカイモノか、マガイモノか
チャデスは「タカイモノのすがた」と「マガイモノのすがた」の2種類が存在する。
ヤバチャの真作にあたる高い物と、贋作にあたる紛い物が混じっているのだ。
見極め方はチャデスを下から見ると窯印のような模様があるものと無いものがおり、窯印があるのが「タカイモノのすがた」、無いのが「マガイモノのすがた」となる。
どちらでも性能は全く同じだが、図鑑説明が違うほか、進化に必要なアイテムも微妙に違う。「タカイモノのすがた」は高級品のケッサクのちゃわん、「マガイモノのすがた」は安物のボンサクのちゃわんで進化する。
バトルやステータス画面では中々下側から見ることがしづらい為、捕まえてから道具メニューで対象のアイテムが使用できるか否かを確認するのが手っ取り早い。尤も、SVでは捕まえた直後の図鑑説明でどちらのフォルムか判別できるため、剣盾と比べると面倒さは緩和されている方。
やはりというか、高い物の方が出現率が低い。それで色違いを狙うとなれば非常に低い確率を引き当てなければならず、厳選は困難を極めるだろう。
使用トレーナー
余談
「ヤバチャやポットデスの日本茶版」というファン予想は、剣盾当初から公式二次問わず行われており、それが僅か一世代で実現する事になった。
また、増えに増えた草ゴーストの複合も今回で遂に6系統に至り、今後の内定次第では統一パーティを組むのも夢ではない。
上記のように進化するとヤバソチャとなるが、ネーミングがヤバチャとポットデスとは逆になっている。
上記の通りヤバチャとは別種扱いだが、ウミディグダやノノクラゲと違って容姿以外でも共通点が非常に多く、どちらかと言えばフシデとヤクデのような近縁種に近い位置付けと言えよう。
0.1mの最小の内、これまで1.0kg未満の軽量ポケモンばかりだったが(999.9kgのコスモウムは除く)、1.0kg以上が初のポケモンとなった。
また、pixivでは和風繋がり&草タイプ繋がりからエリカと共に描かれたイラストや、
茶人繋がりから千利休と共に描かれたりまっ茶ラテを作らされるイラストが存在している。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
1011.カミッチュ→1012.チャデス→1013.ヤバソチャ
力士シール:雰囲気がなんとなく似てる為進化形は「顔が二つに増えるのでは?」と半ば冗談交じりで言われていた。そして本当に顔が二つになった。
マホイップ:PVでも挙げられていた通り、キタカミの里では抹茶味のフレーバーを御法度としているわけだが、マホイップのすがたのひとつに『ミルキィまっちゃ』が存在することから、キタカミの里にて抹茶味マホイップはどのような扱いになるのかが気になっている人もいるようだ。現在SVにマホイップを連れてくることは出来ないが、公開済みの情報からDLC後編「藍の円盤」にてマホイップ内定が判明しているため、もしキタカミの里にも連れていったなら、というチャデスとの絡みもネタにされている。