「ブランシェ。
お前は、単純なことを難しく考えすぎている。
世の中には、計算できないこともあるんだ。
リーダーの座に甘んじていられるのも、あと数日だろうよ!!!」
概要
屈強な体格とポケストップ(若しくはモンスターボール)のような形に剃り上げた顎鬚が特徴の大柄な男性。
イメージカラーは青。愛用ポケモンはバンギラス。ボールを投げる際には、指の先でパチンと弾くような独特の挙動を取る。
名前の“Cliff”は「崖・断崖」を意味する。
見た目通り、粗暴で怒りっぽい性格だが、度量の広い一面も持つという親分肌の人物。
また、「弱点のところに、俺の名前を書きなよ」というジョーク(?)を飛ばしてきたりと意外にお茶目な一面もある。
過去に何らかの危機的な状況に陥っていたところをロケット団に拾われたことから、組織およびボスであるサカキには強い恩義と絶対の忠誠を誓っており、組織の悪事に加担しているのは仕事を通じて恩返しをしたいという思いがあるかららしい。実際、彼の台詞もその大半は組織に対する忠誠や強い愛着を窺わせるものになっている。なお、サカキのことは「サカキ様」と読んだり単に「ボス」と呼んだりと呼び方が一定していない。
一方で、そうした経緯を持つが故に組織を裏切った者や仇成す者には決して容赦はしないという冷酷な一面も持つ。
が、こちらに勝ったときは「やった、ボス、やったぜ!」と、残り2人がこちらを煽ってくることも多い中で素直に勝利を喜んでおり、根っからの悪人というわけではないようだ。
悪党であることに間違いはないが、自分の受けた恩を決して忘れず、それに報いようとするその義理人情に篤い人柄には一定の共感を覚えるプレイヤーも多いらしい。また、意外にもしたっぱやアルロのようにポケモンを単なる駒としてしか見做していないような発言もしていなかったりする(負けるとポケモンを置いて逃げていくのは他の面子と同じなのだが)。
4周年記念のイラストでは、満面の笑みを浮かべながらポケモンたちに風船を配っている様子が描かれていた。やっぱり本当は良い人なのでは…。
「GO Fest 2020」ではブランシェと対決。シャドウバンギラスを繰り出し、ブランシェのラプラスと力のぶつかり合いを演じた…が、少々脳筋な部分もあるようで、早々にシールドを使い切ってしまい惨敗している。
年配の男性幹部という特徴から、恐らくモチーフになった原作キャラはラムダだと思われる。ただし、あちらは変装で相手を翻弄したりと、脳筋気味の性格であるクリフとは対照的に狡猾な面が目立つ。
使用ポケモン
対策
1匹目のプテラはシャドウ補正で異常に攻撃力が高くなっている上に、「いわおとし」「はがねのつばさ」「かみつく」と単に有利タイプというだけでは受け切れない通常技で開幕から苦戦しかねない。オマケに耐久力もシャドウ補正があるとはいえ大幅に上昇しているため的確に弱点を突いたとしても全然削れないなんてこともザラ。
幸いひこうタイプの通常技は持っていないがプテラの通常技を全て軽減できるポケモンはかなり少なく、ニョロボンやルカリオは耐久が低いためシールドを削り切る前に落とされやすい。安定して相手をできるのが「にどげり」と「せいなるつるぎ」を兼ね備えたコバルオンだけしかいないため、コバルオンがいない場合は安定しないがカイリキーかメルメタルで代用しよう。
通常技次第ではその技に耐性を持つポケモンに交代するのもいいだろう。その場合も2匹目に不利にならないように選ぶこと。
2匹目はヤドキング、ユレイドル、エルレイド。ヤドキングとエルレイドはゴースト弱点が共通しているが、どちらも超高火力の通常技を持っているため耐久が低いと軽減できるタイプであってもHP満タンからたったの2、3発で落とされるなんてことも。
1匹目のプテラと共通している弱点こそ多いものの、継戦させるのは非常に難しい。シャンデラかサーフゴー、メタグロスあたりが適任か。ただしヤドキングの場合メタグロスでは不利なので注意。
3匹目はバンギラス、マンムー、ヨノワール。2匹目と共通している弱点が多く、バンギラスとマンムーは共通している弱点も多いものの、特にバンギラスが危険。彼のバンギラスは高火力高耐久で、二重弱点であるはずのかくとうタイプのゲージ技ですら中途半端な威力ではまず落ちないレベルであることに加え、通常技がタイプ一致技の「かみつく」であった場合、軽減できるタイプであろうととんでもないスピードで体力を削り飛ばされてしまうので、短期決戦で決着をつけよう。
マンムーはバンギラスほどではないにせよ高火力高耐久で危険度が高く、通常技が「どろかけ」だった場合、恐ろしい勢いで体力を削られる。ヨノワールは全ての技があくタイプに軽減されるものの、1匹目、2匹目の事情を考慮するとあくタイプを選出する余裕は皆無と言っていいだろう。
一度捨て戦で相手のポケモンを把握したうえで対策ポケモンを毎回編成し直す必要があるレベルの強さであるため、相手に対応したサブウェポンもしっかり覚えさせておこう。幸い1匹目はプテラで固定なのでしっかり育てたコバルオンがいると編成が楽になる。
コバルオン、ザシアン、サーフゴーがいれば現在のクリフの全ポケモンに対処できるが、いずれも入手・育成難易度がトップクラスに高い。用意できないならカイリキー、メタグロス、シャンデラあたりで代用しよう。
勝利すればシャドウプテラのゲットチャンスとなる。プテラはメガシンカできることもあり3人の中では一番需要が大きいと思われるため、クリフを見かけたら積極的に倒すといいだろう。
使用ポケモンは2021年2月2日~5月17日と全く同じだが、実装されているポケモンや技が増えているため当時より難易度は相対的に下がっている。それでも3人の中では桁違いに強いため、現状3人の中で最も選出に苦戦するであろう相手なのだがだいたいプテラが先鋒にいるせいである。
これまでにクリフからゲットできたポケモン
★はシャドウレイドから入手。
ポケモン | 期間 |
---|---|
ニャース | 2019/11/08-2019/12/23 |
オドシシ | 2019/12/24-2020/02/03 |
カイロス | 2020/02/04-2020/07/09 |
ベトベター | 2020/07/10-2020/10/12 |
オムナイト | 2020/10/13-2021/02/01 |
プテラ | 2021/02/02-2021/05/17 |
タネボー | 2021/05/18-2021/11/08 |
ベトベター | 2021/11/09-2022/01/23 |
ヒメグマ | 2022/01/24-2022/04/02 |
カラカラ | 2022/04/03-2022/07/08 |
フシギダネ | 2022/07/09-2022/11/13 |
ワンリキー | 2022/11/14-2023/01/31 |
コイル | 2023/02/01-2023/03/24 |
ヨーギラス | 2023/03/25-2023/06/20 |
プテラ | 2023/06/21-2023/10/25 |
ミニリュウ | 2023/10/26-現在 |
フリーザー★ | 2023年夏の週末 |
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