概要
1969年2月6日長崎県長崎市出身のシンガーソングライター、俳優。所属事務所はAmuse、レーベルはユニバーサルミュージック。
両親とも同市出身で原子爆弾に被災しており、被爆2世である。
1990年3月21日に歌手としてデビュー。同年にドラマ俳優としても活動を開始している。
俳優としての代表作は「龍馬伝」の坂本龍馬役、「ガリレオ」シリーズの湯川学役など。ガリレオシリーズでは主題歌と挿入歌(メインテーマ)も手掛けた。
近年では、ディズニー100周年という節目に公開された映画『ウィッシュ』のヴィラン、マグニフィコ王役として声優出演を果たした。
男女を問わず幅広い層から支持を集める、日本を代表する残念系の一人。
西島秀俊、堺雅人らが結婚するなか『最後の大物独身俳優』と言われ続けてきたが、2015年9月28日、女優の吹石一恵との結婚を発表。
…なのだが、同日、お笑いタレントの千原ジュニアも結婚を発表しており、Twitter上などでは
「福山雅治と千原ジュニア結婚。」
という、ちょっとアレな感じの文言が飛びかうことになった。
藤原さくらなどのアーティストに楽曲提供している。
ちなみに、彼がモデルとなったとされるバーチャルYouTuberのふくやマスターの事もご存知である事を公表している。
人物
デビュー当時より端正なルックスと親しみやすい言動から「抱かれたい男」関連ランキングの常連だったが、御他聞に漏れず残念な所があり、下ネタで替え歌を作ったり、TENGAについて熱く語ったりと救い様のないドスケベぶりを披露することがある。
この残念っぷりは主に自身のラジオ番組で発揮されている(本人曰く、「ラジオ=下ネタという図式が確立してしまっている」らしい)。
また絵も得意ではないらしく、自分で苦笑してしまったことも。⇒証拠画像(彼が描いたキティちゃん)
芸能界に入ってから果たしたい夢が3つあり、「『笑っていいとも!』に出演すること」、「『オールナイトニッポン』のパーソナリティーを務めること」、「『徹子の部屋』に出演すること」であった。このうち最難関であったのが「徹子の部屋」であり、2016年9月22日にようやく達成したという。ちなみに前者は1992年7月17日、後者は1992年1月に果たしている。
2020年3月30日、TOKYOFMの長寿深夜ラジオ番組「JET STREAM」の六代目機長を担当する事となった。福山曰く、フリートークが無いラジオ番組は初めてとのことである。
長崎出身という事もあり、長崎市の稲佐山公園において幾度かコンサートライブを行っている。
交友関係
事務所の先輩かつ変態仲間である桑田佳祐からはよくその本性について嘘か真かわからない暴露が行われる。それに対し福山もよく仕返しする。桑田はサザンのライブで、「僕の最高傑作です」と言って「桜坂」を歌ったことがあり、福山はカラオケで絶対に「マンピーのG★SPOT」を歌うそうである。
ルー大柴とは新人時代から親交が深く、彼のことをブラザーだとシンク(think)している。
事務所の後輩であり俳優の大泉洋と親交が深いことで有名。「the波乗りレストラン」での共演が決まり、事務所で挨拶を交わしたのが最初だったそう。大泉は福山のオーラに驚き、顔を見るなり大泉得意のぼやき芸で「福山さんは悪い人ですね」「悪い人だ!悪い事務所だ!」と捲し立ててドアを閉めて出て行ったそう(当時の記憶がなかった大泉はそれを聞いて「頭おかしい」と自身を批判している)。
以降も、福山の北海道ライブで出身である大泉が滞在中の食事のプロデュースを行った経験や「龍馬伝」での共演をきっかけに交流を深め、互いに「洋ちゃん」「先生」と呼び合う仲である。プライベートでも非常に交流が深く、美味い料理店を見つけては食事に誘い合っている模様(そのためなのかバラエティ番組でも料理の話題になる事が多い)。しゃべくり007でも大泉の名前を挙げて「好き」と断言する程。頻繁に自身の「スター語録」と称したネタを氏に提供したり(当然、大泉氏はバラエティ番組などを通してそのネタを福山の声真似で周囲に語るのがお約束)、逆に大泉の物真似をバラエティ番組などで披露し「シェフ福山」と揶揄されたこともある。
そして2023年、日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」にて初のダブル主演かつバディ共演を果たした。
近年のNHK紅白歌合戦では毎回共に白組優勝を目指しており、負ける度に敗因を大泉のせいにして「洋ちゃんのせいで負けちゃったじゃない」とどついている模様。
2023年度の紅白結果発表ではついにその様子が生中継でカメラに収められてしまった。
マルチタレントのリリー・フランキーのファンであることを公言しており、彼とは「タビフクヤマ」等いくつかの企画で一緒に仕事をしたことがある。
また、リリーの自伝小説「東京タワー~オカンとボクと時々オトン~」が映画化された際に、福山は主題歌の「東京にもあったんだ」を提供している。
12cmシングルの先駆者
現在こそシングルCDのアナログ市場は12cmCD(マキシシングル)によるアルバム型パッケージでの販売が主流だが、2000年上半期までは8cmCDによる短冊パッケージのものが主流だった。
そんな中、福山雅治は邦楽業界ではかなり早い段階から12cmCD(マキシシングル)を導入していた珍しい歌手でもあり、まだまだ8cmCDが主流だった1995年の「HELLO」からすでに現在主流のアルバム型パッケージでシングルをリリースしていた。
そのため、187万枚を売り上げた「HELLO」は邦楽史上最初に12cmシングルでミリオンセラーを記録した曲となっている(なお、オリコン上ではシングルとしてカウントされたB'zのミニアルバム『BAD COMMUNICATION』が最初のミリオンセラーとなる)。
なお、福山より1年早く12cmシングルを出してヒットさせていたのがDREAMSCOMETRUEだが、こちらは1994年のみで翌年8cm形態に戻している。
とはいえ福山も1996~1997年は音楽活動を休止しており、活動再開した1998年はすでに邦楽業界全体で12cmシングルへの移行が始まっていた年でもあるため、12cmシングル市場を独占していたのはほぼ1995年のみとドリカムと大差ない。
カラオケにおける注意事項
福山自身は日本では稀少な低音ボーカリストである。
よって音痴だったり、音域が狭い事に悩んでいる人に「カラオケで歌いやすい歌手」を尋ねると決まって「福山」と返ってくる。
しかし彼の楽曲には音痴には難易度が高すぎる曲や、キーが低すぎる曲、福山のようなイケメン、もしくは渋い低音を出せる人が歌うからこそ成り立つ楽曲もあるので、後悔する前に曲選びは慎重に行わなければいけない。
楽曲
福山雅治
HEAVEN 桜坂 Gang★ 家族になろうよ 零-ZERO- 虹
提供楽曲
声優としての出演
関連タグ
うたふくやま(テレビ番組)