オルテカ「ギフ様の為に生贄を捧げてもらいましょう」
カゲロウ「フッ…それでお前らは満足するのか?」
カゲロウ「チンケな詐欺やりやがって…今時流行んねえぞ」
データ
バイスタンプ | ブラキオプロトバイスタンプ |
---|---|
身長 | 216.2cm |
体重 | 141.6kg |
特色/力 | 突進力/武装による攻撃 |
概要
第9話「カゲロウ暴走!五十嵐兄弟…崩壊!?」より登場。
カゲロウがブラキオプロトバイスタンプを用いて、彼が見出したオレオレ詐欺を働いていた3人の男女のグループを使い誕生したブラキオサウルス型のデッドマン。
黄土色の折り紙で作ったブラキオサウルスのアーマーを纏うデッドマンの共通の容姿だが、丸太のような巨大なリングがキャタピラのように見え、俯瞰すると戦車のようにも見える。
また仮面状の顔の角が一際長く、三つの顔を持つ異形となっている。
ブラキオサウルスの遺伝子情報を会得しており、その巨体を生かした強烈な一撃や突進を繰り出すが、最大の特徴は生み出した個体によって体の一部に個別の武装を備えている事。
武装の色も仮面と素体の悪魔に合わせて同じカラーリングをしている。
劇中で確認された、それぞれの容姿は以下の通り。
TYPE- | 素体 | 容姿、能力の特徴 |
---|---|---|
A | 野獣型 | 細長いチェーンソーを備えたタイプ。ブラキオサウルスの首から突き出た骨がチェーンソーになっており、大きく振り回して凄まじい斬撃を繰り出すほか、刃先からビームを発射できる。 |
B | 爬虫類型 | キャノン砲を備えたタイプ。ブラキオサウルスの骨格を模したキャノン砲から高火力の砲弾を打ち出す。因みにデッドマンでは珍しく上半身と下半身の特徴が一致している。 |
C | 昆虫型 | 緑色のドリルを備えたタイプ。首から頭にかけてユニコーンのように頭部から大きく突き出たドリルで、威力の上がった突進を繰り出す。 |
1体でも十分強力だが、3体が一気に襲いかかれば並大抵のライダーでも太刀打ちするのは至難の業である。
TYPE-UNION
データ
第10話で追い詰められた3体のブラキオ・デッドマンが突如として合体した姿。
これまで登場したフェーズ1とは異なる強化体であり、首部分にチェーンソーを備えたTYPE-Aのボディをベースに、右腕にTYPE-Bのキャノン砲、左腕にTYPE-Cのドリルといった具合にそれぞれの各個体が会得した武装を全身に備え、まるで三叉のドラゴンやヒュドラのような禍々しい姿へと変容している。
また、TYPE-Aの頭頂部には各個体の武装が新たに角のように備わっている。
各々が備えた武装を一緒くたにした事で元々強力だった戦闘力は更に倍増し、全ての武装から一気に放つ破壊光線の威力は苛烈の一言に尽きる。
字幕では「スーパーブラキオ・デッドマン」と表記された。
活躍
- 第9話「カゲロウ暴走!五十嵐兄弟…崩壊!?」
デッドマンズからブラキオプロトバイスタンプとギフジュニアバイスタンプを授かったカゲロウが詐欺グループに接触、一通り痛めつけた上で詐欺師の1人からカゲロウが押印し誕生。
TYPE-Aの個体が生み出され、ギフジュニアと共に人間達を襲撃するも駆けつけたリバイスとデモンズと交戦。
大二の意識を乗っ取るカゲロウを探す一輝/リバイスを遮るように襲いかかるが、カゲロウの後を追うように一輝に促したバイスがオストデルハンマー50で繰り出す攻撃に圧倒されてしまう。
すると、その先でリバイスがカマキリゲノムのゲノムチェンジした為バイスが移動してしまい、その場を取り残されてしまう。
すぐさま追いかけ強烈なチェーンソーの一撃を食らわせるも、リバイスカマキリが繰り出す「カマキリスタンピングフィニッシュ」で一刀両断され爆散した。
しかしカゲロウによって再度生み出され、今度はTYPE-B、Cと共に出現。駆けつけたリバイスやデモンズに三体一斉に襲いかかる。
- 第10話「兄と弟、信じる心」
三体それぞれが繰り出す苛烈な攻撃で相手を追い詰めるが、モグラゲノミクスにゲノミクスチェンジしたデモンズによって次々と撃破された。
翌日、自身の潜伏先を発見したヒロミらフェニックスに取り囲まれたカゲロウが再度押印して三体まとめて誕生。フェニックスの隊員の攻撃を物ともせず、そのままヒロミ/デモンズとの戦闘に入る。
途中、カゲロウとのタイマンで決着をつける事にした一輝/リバイの指示でデモンズのサポーターとしてバイスが乱入、2人が繰り出す攻撃に追い込まれるも、危機を察知しTYPE-UNIONへと合体。
凄まじい破壊光線を放って2人吹き飛ばし、デモンズを変身解除ヘ追い込んだ。
その後、カゲロウの呪縛から解き放たれた大二が変身した仮面ライダーライブと交戦するも歯が立たず、最期は「バットジャスティスフィニッシュ」を食らい爆散・敗北した。
デッドマンズやギフが滅びた後に突如として出現。ジョージ・狩崎が変身した仮面ライダージュウガに軽々と圧倒され「インパルスゲノムフィニッシュ」で撃破された。
ブラキオプロトバイスタンプ
ブラキオ!
竜脚類の代表的存在「ブラキオサウルス」の力を宿したプロトバイスタンプ。
カラーはブラキオの後ろがマゼンタ、ブラキオ部分がゴールドとなっている。
10話では戦闘の最中に一輝の手に渡り、ブラキオゲノムへの変身に使用された。
劇中でプロトバイスタンプがライダーへの変身に使われたのはこれが初。
余談
- ブラキオサウルスをモチーフにしたライダー怪人はブラキオサウルス・ドーパントがいるが、映像作品としては初となる。
- 発生元の詐欺グループの男女を演じたのは松本寛也(小津翼/マジイエロー、陣マサト/ビートバスター、ホシ★ミナト役)、西葉瑞希(柿原瑞希役)、榊原徹士(スパーダ/カジキイエロー役)という過去に東映特撮作品の主要人物を演じたお三方である。
- ブラキオプロトバイスタンプの配色はプラナリアプロトバイスタンプの配色とほぼ同じ。
関連タグ
デッドマン(仮面ライダーリバイス) ブラキオサウルス カゲロウ(仮面ライダーリバイス)
ジオウトリニティ:バイスタンプの元ネタで登場した三位一体のフォーム。ブラキオゲノムがジオウ要素があるのもあっておそらくTYPE-UNIONの元ネタ。
モールイマジン:3体の怪人で行動し、個体ごとに装備している武器が異なる点が共通するライダー怪人。
アヒルメギド/ハクチョウメギド:こちらも各々が異なる能力を保有し、後に全ての能力を兼ね備えた個体へと変貌した前作の怪人。登場時期も同じ。