概要
ゲーム『スプラトゥーン』に登場するバトルステージの一種。
海上に浮かぶ石油採掘基地。大きな高低差と入り組んだ通路が特徴のステージで、珍しく線対称型の構造をしている。頂上の広いエリアが主戦場だが、この場所へ至る経路は複数あるので戦況に応じて選択できる。一方、下のエリアにも注意を払わないと逆転を許すことも。ステージ中央付近にはエレベーターがあり、これを使って奇襲したりも出来る。
ステージ外の周囲一面には海が広がっている。近くにマサバ海峡大橋に似た橋が見えるが、マサバ海峡大橋は斜張橋型なのに対し、こちらは吊橋型なので別物。
また、石油掘削施設らしく火気厳禁の標識などがステージ内に見られるが、ブキは火気に該当しないらしく問題なくバトルを行える。
上空をカモメが飛び交っており、これらにはインクショットを当てることができる。ただし当てられるだけで、撃ち落とせたりはしない。
シオカラーズ曰く、この施設は（何らかの理由で）有名であり、社会の授業でも習う模様。なぜ有名なのか、なぜ習うのかは特に語られない。
ここでのバトルは潮風が目に染みるため、バトル後は目が「シオカラ寸前」になるらしい。
現在のところ初代『スプラトゥーン』にしか登場しておらず、しかもアートブックに説明が無かったり、公式サイト・公式SNSでもほとんど詳細が言及されていない。この施設がどのような歴史を持っていたりするのかは、ほとんど謎である。
……にしても、油田というからには石油を採掘しているということなのだろうが、イカたちも人類と同じで石油を使っているのだろうか。
イカ世界にはオオデンチナマズやバイトで集めるイクラなど石油以外のエネルギー資源があるが、それでもなお石油はイカたちにも必要不可欠な資源、ということなのだろうか……
ちなみに2023年11月現在、今作から続編に再登場していないステージはデカライン高架下と本ステージのみである。ただし、デカライン高架下はマリオカート8デラックスにバトルモードのステージとしても登場しており、続編・他作品ともに登場しなかったステージとしては唯一となる。
余談
続編のサーモンラン・サーモンランNEXTWAVEでバイト報酬ギア・ウロコ交換ギアとして入手できるフク「フューエルブルゾン」には、シオノメ油田のステージ内に描かれているのと同じマークがプリントされている。
設定資料集『ハイカラウォーカー』では、フューエルブルゾンが「有名な石油会社の制服」と説明されていることから、フューエルブルゾンはシオノメ油田を保有している会社の制服なのだろう。
また、同じマークは公式SNSが投稿した設定画の中にも見られ、スペシャルウェポン「ウルトラハンコ」の背部ポリタンク部分は同じ石油会社が製造していることが分かる。
なお、シオノメ油田と同じくこの会社についての社名等明かされていない（同社のマークがアルファベットで「TEOL」と書かれているように見えることから、一部プレイヤーは「TEOL社」と仮称している）。
関連タグ
潮目：名前の元ネタ。海面上に見える「海水の境目」を表す用語で、潮目、潮境とも。
ハイカラシティ付近に位置するステージ
シオノメ油田 アロワナモール
