ロマンシングサガ1

ろまんしんぐさがわん

『ロマンシングサガ』第1作目。

概要

分かりやすい面白さを捨て、マンネリを打破しようとした。

スクウェア・エニックス(スクウェア)から発売されたスーパーファミコン用コンピュータゲーム『ロマンシングサガ』の第1作目。

従来のRPGのシステムに変革をもたらした実験的なので、バグの多さなどの問題はあるものの、プレイヤーからは高く評価されており、熱狂的なファンも多い。

タイトルはゲームボーイの『Sa・Gaシリーズ』から受け継がれたものだが、ゲームシステムなどは一新されており、ストーリー的にも繋がりはない。

目玉となっているのはフリーシナリオシステムで、プレイヤーがとった行動によってストーリーが変化していく。

また、主人公は8人から選択可能で、仲間にするキャラクターも自由だ。

さらに経験値やレベルの概念を排除しており、戦闘を繰り返す事でキャラクターが徐々に強くなっていくようになっているので、一般的なRPGよりも高い戦略性を求められる。

まだ人間が、この世に生まれて間もない頃、悪しき三柱の兄弟神がいた。

長兄のデス、弟のサルーイン、末妹のシェラハ。

彼らは、恐ろしいモンスター達を率い、神々の王エロールと人間達に戦いを挑んだ。

激しい戦いだった。

デスとシェラハはエロールと神々の力に屈し、最後には降参した。

だが、サルーインだけは戦いをやめなかった。

エロールは、サルーインを封じ込めるため、10種の力の宝石を作り、人間達の選び、一人の英雄に与えた。

その戦士ミルザは見事に役目を果たし、サルーインを封じた。

彼も命を失ったが、その名前と宝石の物語は伝説として世に残った。

本記事は『ミンストレルソング』のイラストも含まれるのを差別化するために独立したタグとして使われる。