概要
かつてサルーインに作られた存在でありながら、サルーインには従わずエロール側に付いたことのある四天王の1体。現在はバファル帝国のベイル高原地下のグレートピットに住んでいる。
灰色の鱗を持つ翼竜の姿をしている…が、実はドラゴン系の中ボス(それも弱い方)と共用グラフィックだったりする。
水竜から雨雲の腕輪を借りており、またタイニィフェザーから疾風の靴を借りようとしているため、四天王の中で彼だけが物を借りてばかりと思われることも。もっともこれらの使い道についてはハッキリしない。
彼にまつわるもう1つのイベントは、吟遊詩人による「涙を拭いて」の演奏イベントだろう。この曲は魔界塔士Sa·Gaから使われ続けている曲で、ここを訪れるタイミング次第で見ることができる(特別な条件はあまり必要ないが、オリジナルのロマサガ1ではそのタイミングがかなり難しい)。詩人の素性を考えると、そしてアディリスを倒した場合は詩人が無言になる点も加え、四天王とエロールのつながりをなんとなく確信させる場面でもある。
リメイクのミンサガでは、『大地の誠』の称号とねんがんの固有グラフィックを手に入れて大幅イメチェン。多頭蛇のような外見になっており、本体に加えて「アディリスヘッド」というサブの頭パーツを数体持つ。場合によってはミニオンに乗っ取られ、「キルリス(+キルリスヘッド)」として完全に自我を失った状態で襲ってくることもある。
『Adil』はマレー語・インドネシア語で『公平・公正』という意味で、上記の称号からもアディリスという名の由来と思われる。借りパク常習者の疑いがあるのに。キルリスは英語の『Kill』からであろう。