概要
「マイクラバーサス」とはMinecraftJapan公式が主催する、ゲームイベントである。
マイクラ実況者のみならず、大物YouTuberやVTuberなどの様々な配信者20名が集い、4チームに分かれて得点を競い合う。
得点
得点は、他プレイヤーの撃破やMObの討伐、鉱石の納品によって獲得することができる。
以下、配点である。
他チームのプレイヤーの撃破 | 50pt(第三回まで)→100pt(第四回以降) |
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死亡 | -100pt(第三回まで) |
味方チームのプレイヤーの誤キル | -50pt |
クモ | 3pt(第三回まで)→10pt(第四回以降) |
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マグマキューブ | 3pt(第三回まで)→10pt(第四回以降) |
ゾンビ・村人ゾンビ | 5pt(第三回まで)→10pt(第四回以降) |
スケルトン | 6pt(第三回まで)→15pt(第四回以降) |
クリーパー | 7pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
溺死ゾンビ・ハスク | 7pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ブレイズ | 7pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ホグリン | 7pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ピグリン | 7pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ストレイ | 8pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ガスト | 10pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ファントム | 10pt(第三回まで)→30pt(第四回以降) |
ウィッチ | 10pt(第三回まで)→30pt(第四回以降) |
ピグリンブルート | 10pt(第三回まで)→30pt(第四回以降) |
ウィザースケルトン | 20pt |
ウォーデン | 250pt(第二回,第四回,第五回) |
ウィザー | 2000pt |
エンダードラゴン | 3000pt |
特殊MOB(ゾンビ,スケルトン,クリーパー) | それぞれの倍の得点(第四回以降) |
ボーナスMOB | 1000pt(第三回,第四回)→1000,2000,5000pt(第五回,色ごとに違う配点) |
アメジスト | 10pt(第二回)→3pt(第四回以降) |
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石炭 | 1pt(第三回まで)→5pt(第四回以降) |
銅 | 1pt(第三回まで)→5pt(第四回以降) |
鉄 | 3pt(第三回まで)→10pt(第四回以降) |
金 | 5pt(第三回まで)→20pt(第四回以降) |
ダイヤモンド | 50pt(第三回まで)→200pt(第四回以降) |
エメラルド | 300pt(第四回以降) |
特別納品(鉄,金,ダイヤモンド,アメジスト) | 1500pt(第四回以降) |
上記のように、第三回までと第四回以降で大きなバランス調整がされている。
具体的には、MOB討伐や鉱石納品の配点が数倍になったり、特殊要素が追加されたりして比重が重くなる一方、PvPの比重が下がっている(150pt→100pt) 。
これらの調整は恐らく、プレイスキルに関係なく稼ぐことができる要素の配点を高くすることで
マイクラ強者ではない人でも活躍できるように、という趣旨だと考えられるが、
そう簡単に事は運ばなかった。(後述)
仕様
各チームの拠点はMAPの4隅に生成される。
中央にはネザーゲートと納品所があり、鉱石はそこに納品することで得点になる。
(掘るだけでは得点にならず、納品した人の得点になる。また、銅、鉄、金は原石でないと納品できない)
エンドポータルは中央付近の地下に隠されており、エンダーアイで場所を調べることができる
(なお、第三回は1時間経過で場所が公開され、第四回,第五回は最初から場所が公開されている。)
エンドポータルはエンダーアイを5つはめないと起動できず、いずれかのチームがエンダーアイをはめる必要がある。
第四回以降は1時間経過でポータルに入れるようになっており、速攻の電撃戦が封じられた。
エンダードラゴンはエンドにいて、約30分ごとにスポーンする。
ボーナスMOBは現世の中央付近に一定のペースでスポーンする。一度に複数スポーンすることもある。
特別納品は、4種類の鉱石について、初回のみ発生するボーナス点である。スピードが重要になる。
過去大会の推移・結果
以下、大会のネタバレを大いに含みます。未視聴の方は、ブラウザバックを推奨します
第一回大会
エンダードラゴン対抗戦
2022年4月9日に行われた最初の大会。
チーム名 | チームメンバー |
青チーム | HIKAKIN らっだぁ SHAKA StylishNoob カイト |
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赤チーム | 赤髪のとも きりやん(ワイテルズ) おんりー(ドズル社) 鬱先生(○○の主役は我々だ!) FB777(M.S.SProject) |
緑チーム | じゃぱぱ(カラフルピーチ) なおきり(カラフルピーチ) ふうはや ぷちぷち ひなこ |
黄チーム | 黛灰 ベルモンド・バンデラス 弦月藤士郎 桜凛月 北小路ヒスイ (にじさんじ) |
初回だったため、プレイヤーが仕様を把握しきれずに混乱が生じたが、各チームがバラバラの作戦を立て、実行に移した。
赤チームはエンドラ討伐を最優先事項として、後述の秘策の準備を、
緑チームはダイヤを全員で掘ってじゃぱぱに集約させる作戦を、
黄チームは鉱石採掘とトラップタワー建設による効率的なMOB討伐計画を、それぞれ発案。
そして、最初にエンダードラゴンが討伐されたのは約2時間が経過後で、
赤チームの赤髮のともによる討伐であった。
その後、おんりーの発案により、エンドクリスタルを利用した人為的なエンドラ召喚により、連続してエンドラ討伐に成功(2体目は鬱先生)。最後のエンドラは、残り数十秒のタイミングでおんりーが討伐。青チームと競りながらも、赤チームが全て独占する形となった。
結果
青チーム | 2位 9704pt |
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赤チーム | 1位 12383pt |
緑チーム | 4位 3418pt |
黄チーム | 3位 4932pt |
第二回大会
ディープダークの戦い
2022年9月4日に行われた大会。
チーム名 | チームメンバー |
青チーム | HIKAKIN ネフライト SHAKA masuo おんりー(ドズル社) |
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赤チーム | 赤髪のとも ふうはや のばまん おらふくん(ドズル社) まひとくん。(騎士A) |
緑チーム | 鬱先生(○○の主役は我々だ!) トラゾー(日常組) ぷちぷち らっだぁ うり(カラフルピーチ) |
黄チーム | 桜凛月 レイン・パターソン ドーラ 北小路ヒスイ 海妹四葉 (にじさんじ) |
今大会から、新要素ウォーデンが追加された。
また、前回大会の必勝法である、エンドラ召喚は不可能になった。
これに伴い、前回とは違った動きをするチームが出現した。
青チームは、前回MVPのおんりーを中心に、エンドラに向けた動きを、
赤チームは、のばまんの発案したウォーデンを召喚して落とし穴に誘導して大量に討伐する作戦*のための準備*を
緑チームは、いち早くエンド要塞に到達し、エンドポータルを隠すという妨害をしながら早い段階でのエンドラの討伐を、
黄チームは鉱石の採取とMOBの討伐を中心とした地道な点稼ぎを、
それぞれ行った。
結果、青チームと緑チームでエンドを巡る激しい戦いが繰り広げられ、
7体目をらっだぁ(緑)が討伐する、大混戦だった。
一方、赤チームは、5人全員でひたすらウォーデンファーム作戦を展開。15体倒せばエンドラと同じ点を得られるという高効率で、エンドでの死闘を横目に地道に点を積み上げた。
結果
青チーム | 2位 14955pt |
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赤チーム | 1位 16483pt |
緑チーム | 3位 11260pt |
黄チーム | 4位 3274pt |
MVPは、ウォーデンのキル担当をしていたおらふくん。ただ、赤チームの作戦を立案したのはのばまんであり、彼は策士として、視聴者の記憶に大いに残った。
また、1位と2位の差はわずか1528点であり、エンドラ1体で覆る大接戦であった。
第三回大会
バトルオブファーマーズ
2023年3月28日に行われた大会。
チーム名 | チームメンバー |
青チーム | のばまん カイト ぐちつぼ VanilLa(CrazyRaccoon) とっぴー(CrazyRaccoon) |
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赤チーム | 赤髪のとも トラゾー(日常組) ぷちぷち スマイル(ワイテルズ) eoheoh(M.S.SProject) |
緑チーム | カズ まぐにぃ おんりー(ドズル社) おおはらMEN(ドズル社) 雨栗 |
黄チーム | 兎田ぺこら 天音かなた 獅白ぼたん 沙花叉クロヱ ラプラス・ダークネス (ホロライブ) |
今大会から、新要素ボーナスMOBが追加された。
また、農業によって武器や装備を交換できる特殊な仕様があり、
2チームの拠点の中間に位置する骨粉(農業における成長促進剤)を奪い合いながら、
装備を強くして戦いをする、というシステムが構築された。
また、前回大会の必勝法である、ウォーデン召喚は不可能になった。
今大会も、各チームが様々な動きをする。
青チームは、策士のばまんが発案した、ウィザー討伐に目指しながら、カイトはひたすら農業を、PvP強者であるぐちつぼ,VanilLa,とっぴーでPvP及びボーナスMOB討伐を、
緑チームは、開始後30分という速さでエンド要塞に到達し、早い段階でのエンドラの討伐とPvPを、
黄チームは鉱石の採取とMOBの討伐を中心に、ボーナスMOB討伐を、
それぞれ行った。
結果、序盤からその機動性と強さで緑チームが圧倒する展開に。
勝負のカギを握るエンドラも1,3,4,5体目をおんりー、2体目をおおはらMENが討伐するなど、独占する状態が続いた。
それにより、似た動きを取っていた赤チームは徹底的な緑の妨害にあい、金リンゴなどの譲渡で一時休戦を、
黄チームはチャットで休戦及びエンドへの案内を求めるという不可思議な事態が発生する。
しかし、緑チームのスタンスはあくまで見敵必殺であり、
それらの休戦もほどなくして瓦解している(なお、黄チームには少し甘い模様)。
一方、青チームは緑チームの激しい妨害に会いながらもウィザーを2体討伐することに成功した。
また、黄色チームもボーナスMOBの討伐に全力を挙げ、複数体の討伐に成功した。
結果
青チーム | 2位 9837pt |
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赤チーム | 4位 8261pt |
緑チーム | 1位 22968pt |
黄チーム | 3位 9714pt |
上記の通り、3チームは大接戦であった。特に2位争いは100pt差と大激戦であった。
個人成績も各チームそれぞれ獲得している。
一方、緑チームは1チームだけ桁が違うどころか、ダブルスコアをつけるという圧倒ぶりである。個人成績もおんりーが2冠を果たし、なんなら彼単独で2位の青チームの得点に勝るレベルであった。
この事態が、上記のバランス調整と、後述のハンデを生み出したのである・・・