概要
7:30〜8:30までの1時間特番で、それぞれの作品のキャラクターが共演し戦う。
いずれも公開中の映画とも連動した企画となっている。
なおTVシリーズでの平成ライダーとスーパー戦隊の共演は2009年の『仮面ライダーディケイド』と『侍戦隊シンケンジャー』で既に実現していたが、そちらは飽くまでもそれぞれの番組枠の中での共演であり、1つの番組として放映したのは今回が初である。
2014年度
2015年度
2016年度
動物戦隊ジュウオウジャーVS仮面ライダーゴースト
2016年は上記2作品と異なり、1作品ではなく、それぞれのエピソードに相手側のキャラが客演する形での共演である。
どちらでもショッカーが相手で『ゴースト』終盤では新生仮面ライダー1号やウルガ怪人態が登場する等『仮面ライダー1号』と連動した内容になっている。
2017年度
宇宙戦隊キュウレンジャーVS仮面ライダーエグゼイド
2017年3月26日放送企画、映画公開記念スペシャル!昨年同様に双方の主役がゲスト出演。
- 『宇宙戦隊キュウレンジャー』第7話「誕生日を取り戻せ」
誕生日を奪うという子供番組らしい展開。ダイカーンを追跡する中イカーゲンが現れたと思いきや、スペースイカデビルなる怪人と戦う事となる。
ショウ・ロンポーが送り出したたまたまあった特別キュータマによりエグゼイドが召喚された。
- 『仮面ライダーエグゼイド』第24話「大志を抱いてgo together!」
いきなり3体の怪人相手に苦戦するエグゼイドにたまたまそこへやって来たラッキーが応加勢した。
尚、途中CMに入る所で“この後、スーパースターシシレッドvs超濃い新社長”と言うアオリが表記されていたものの結局全然戦わなかった。
2021年度
仮面ライダーセイバーVS機界戦隊ゼンカイジャー
2021年7月18日放送。「スーパーヒーロー戦記」公開直前記念。映画の公開時期の都合上、春休み期間では無いが分けるとややこしいので便宜上ここに表記。
「ジュウオウジャーVSゴースト」、「キュウレンジャーVSエグゼイド」同様1本の番組では無くそれぞれのエピソードだが、あくまでゲスト扱いだった2作と違い、共演がメインエピソードになっている。ゼンカイジャー側は本編話数にカウントされるが、セイバー側はカウント外の「特別章」扱い。
映画との矛盾点を減らす為の処置なのか共演キャラは主役では無く「セイバー」にはゾックス、「ゼンカイジャー」には神代兄妹が登場する。
また、コラボ事件の発端は海洋生物に関与したキーアイテムを取られた事でこれは前述した、ディケイドとシンケンジャーの発端のセルフオマージュである。因みにその被害者の演者は、「セイバー」にて外道な行為を働いた者の役をしており、恐らくかつての「シンケンジャー」視聴者にそれを思い出してもらうためにも今回の展開にしたのかもしれない。
しかし、『スーパーヒーロー戦記』では再会のシーンがバッサリ省かれている。これは劇中の特殊な世界観故に初対面なのかコラボスペシャルと地続きで既に再会した後なのかは不明。
上記以外の共通点として
どちらも7:50頃に戦隊ロボと巨大化した敵との戦闘もある(メタに言えばスーパー戦隊にとってのいつもの時間)が、その巨大化した敵は仮面ライダー側の敵である。しかも何故かいつもの反応と違ってたり、戦隊側の敵の術が効いて巨大化しているため、仮面ライダーにとっては驚愕の光景にしかならなかった(もっとも、仮面ライダーで巨大戦は映画版やクロスオーバー位で、TV本編中では大きくても10m程度)。
最終的にはスーパー戦隊と仮面ライダーが協力して敵を倒すと言う展開になるが、その前の場面でどちらかが「平和を脅かす存在とはいえ、本来の敵以外と戦うべきでは無い」、「自分の所の問題が解決したのだから、これ以上余所の問題にまで関与すべきで無い」と関係者に言われたり、考えたりして共闘を躊躇うシーンもあった。
同シリーズ同士でのクロスオーバーである『VSシリーズ』や『MOVIE大戦』シリーズと異なり、それぞれが別シリーズの作品であるため、ただの夢の共演のお祭り騒ぎで終わらせたくない、設定段階でも色々と深く絡むアメリカのスーパーヒーローとの差別化を図りたいという思惑もあったのだろうか。
関連タグ
スーパーヒーロー大戦シリーズ:戦隊とライダーの競演が目玉の劇場版作品。春休み合体スペシャルと少なからず関係がある。
シンケンジャーの世界:史上初戦隊とライダーの競演を呼び込んだ切っ掛けの舞台。
イマジン戦隊デンオウジャー:『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー電王』のコラボネタ。『仮面ライダー大戦』で競演(但し、トッキュジャーとキョウリュウレッドは多少の絡みがあったが当の電王に対してはほぼガン無視同然だった為、ちゃんとした絡みはほぼ皆無に等しかった)。