20年目のジャッジメント!
事件発生! ルーキー来襲!? 20年目もクールに決める!
概要
『特捜戦隊デカレンジャー』放送20周年を記念して製作されるVシネクスト。2024年6月7日より期間限定公開。
現在は高知県で鍼灸師として働いている姶良鉄幹役の吉田友一が「高知市地域おこし協力隊」として働いていることが縁で、高知でロケが行われている。
また、ウメコの回想にある人物が登場している事から同作は『特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー』の後日談の可能性が高い。
ストーリー
地球署史上、最悪の事件発生!!(特報PVより)
地球の平和を脅かす『大いなる計画』を前に、燃えるハートでクールに戦う6人の刑事たちが再び集結する!
(公式サイトより)
平和を守るデカレンジャーの6人が地球署にそろって20年、そんなタイミングで大爆破事件が発生した!
急行したウメコとセンは、現場にいたジウジッソ星人の子・マープルから怪しい女エイリアンがいたと目撃情報を得る。姿を現したエイリアンの確保を試みるデカレンジャーたちの前にプレミアデカレッドが登場するが、呼吸が合わずに取り逃がしてしまう。
プレミアデカレッドに変身していたのは、バンが指導するファイヤー・スクワッド所属の新人・江戸川塁。バンと塁は地球に落ちた未確認物体の調査に来たところだった。
その後の捜査で容疑者となるアリエナイザーの正体は、銀河の麻薬王タレワラーネの妻・ラエンジョと判明。タレワラーネは塁にデリートされていて、その復讐でラエンジョが行動しているのでは?という捜査方針から、ラエンジョを追ってホージーとジャスミンはラエンジョの住んでいたチーマ星へ、バンとウメコと塁はエイリアン特区へ向かった。
一方、爆破現場一帯から発見された手掛かりの謎を追って、センとテツはあらゆる植物に精通した牧野植物園学芸員・モクミスに会うために高知へ駆けつける。だがふたりを前にしたモクミスは、リドミハ星人の姿になっていきなり攻撃をしかけてきた! デカレンジャーたちの捜査は果たして事件を解決に導けるのか!?
(公式サイトより)
登場キャラクター
- 赤座伴番/デカレッド…演:載寧龍二
- 戸増宝児/デカブルー…演:林剛史
- 江成仙一/デカグリーン…演:伊藤陽佑
- 日渡茉莉花/デカイエロー…演:木下あゆ美
- 江成小梅/デカピンク…演:菊地美香
- 姶良鉄幹/デカブレイク…演:吉田友一
- ナレーション…CV:古川登志夫
スタッフ
余談
- 東映特撮作品にて高知県で撮影が行われるのは、『秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』以来の48年降り。
- 『仮面ライダーV3』及び『仮面ライダーV3対デストロン怪人』以来51年振りと勘違いされがちであるが、これはパンフレットにて、この作品について触れていたためであると思われる(パンフレットにはそれ以降高知での撮影がなかったと書かれているわけではない)。
- これまで高知県での撮影が行われていなかった理由としては、年月が経つにつれて地方での撮影自体が減少していたことが関連していると思われる。また四国は各県をまたぐのにかなりの時間を必要とするため、同様に四国方面でのロケを行った『仮面ライダーBLACKRX』はほぼ香川でのロケ、『高速戦隊ターボレンジャー』は愛媛のみでのロケと、一県に絞ることが多いためもあると考えられる。
- そしてスーパー戦隊シリーズ自体、2024年現在、ANN系列局のない高知県で唯一放送されているニチアサのコンテンツである(仮面ライダーはギーツで久々に放送されるも後が続かず。ABCアニメは少なくともプリキュアシリーズになって以降の放送実績がない)。
- 前作の『10years After』が10年経過して変化した環境を軸にシリアスな物語展開がされていたのに対し、今作では20年経っても変わらない地球署の面々とその性格を軸にしたストーリー展開となっている。10年後がシリアス展開で20年後が明るいというのはハリケンジャーと同じであるが、今作は「ファンの誰もが思い浮かべるあの頃のデカレンジャー、地球署の日常の中の一日を切り取ったような懐かしい風景」というのが特徴的。
関連動画
関連タグ
シュシュッと20thAnniversary、許されざるアバレ:前年の20周年作品。
ファイヤーボール・ニューカマー、ファイヤーボール・サクセション:タイトルのネタ元。
特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー…本作品の前日談。
高知県:特別協力