概要
全宇宙の植物に精通しているが、地球に来訪した頃に当時の警察に殺されかけて以来警察を嫌っている。
その正体はかつてデカレンジャーと交戦した住人全てが侵略者なリドミハ星人。
1884年(明治17年)から地球に滞在しており実年齢は200歳(この事から生まれた年が1824年と推定される)。前述の警察から襲われた際には実際の牧野のトミーに助けられたとのこと。
ただし、上記は同時に彼女が地球に来訪した時期は上記のリドミハ星人との交戦よりはるか前、すなわち彼女はリドミハ星人の侵略計画とは無関係であるということも意味している。実際、モクミス自身は警察以外の地球人・さらには地球そのもののに対しても全く敵対行動をとる様子はなく、一般客に対して学芸員としてにこやかに説明を行っている。
脚が根のようになっており30分置きに園内の土壌から養分を取らなければならない特異体質の為植物園の外に出られない。高知暮らしが長かった為か土佐弁を話す。
劇中ではスワンから彼女の噂を聞いていたセンが「高知の市役所に知り合いがいる」としてテツを同行させ、高知の名産品を手土産に訪ねることとなる。初めは来訪した2人の話を聞くことなくエイリアン体となって襲いかかるも、センが大量の手土産を見せたことで2人に心を許す。そしてセンの依頼で謎の隕石を解析し、その隕石が宇宙麻薬の原料であるネヒルモである事を突き止めた。
さらに、ネヒルモを枯死させるためのウイルスベクターをも作成し、事件の終息に一役買った。
余談
名前の由来は恐らく「木曜ミステリー」。
演者の川村女史は高知県出身であり、本作が特撮作品初出演となったが2024年7月4日に同年秋のコンサートツアーを最後にグループ及びハロプロを卒業と芸能界引退を発表した為特撮作品には本作が最初で最後の出演となる。
また、ハロー!プロジェクトの現役メンバーがスーパー戦隊シリーズに出演するのは史上初。過去シリーズではハロプロ出身のメンバーとして辻希美、工藤遥、田中れいなが出演しているが、出演時点でハロプロを卒業済みである（仮面ライダーシリーズであれば真野恵里菜がハロプロ在籍時に出演している）。
牧野植物園でロケするためそれに合う植物系の宇宙人としてリドミハ星人に白羽の矢が建ったがスーツはTV本編で使われた物がなかったため新たに新規で作られている。
尚、本作の予告編では、TV本編に登場した同じくリドミハ星人のカーサスの件のこともあり「彼女もアリエナイザーなのではないか？」と思わせていた（いわゆる予告詐欺）。
関連タグ
リドミハ星人カーサス＆リドミハ星人カーミア：デカレンジャー本編に登場したリドミハ星人。妹のカーミアは姉のカーサスに反抗した事が原因でカーサスに殺害された。こちらも主にグリーンと交戦。
