※その他は青空
近畿日本鉄道「あおぞら」「あおぞらⅡ」
近畿日本鉄道(近鉄)では、「あおぞら」運行開始以前からも修学旅行などで団体専用列車を運行してきたが、1959年に登場した特急列車用の10100系「ビスタカーⅡ世」が好評だったこともあり、2階建て電車の人気をフィードバックする形で専用の20100系が開発され1962年にデビューした。
以降、車種が平屋建て車両に変更された現在でも、「あおぞら」は近鉄の団体専用車両の愛称として用いられている。
使用車両
形式 | 愛称 | 使用年 | 編成内訳 | 備考 |
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20100系 | あおぞら | 1962年~1993年 | 3両×5本 | 世界初のオール2階建て車両として登場。ブルーリボン賞受賞。 |
18200系 | あおぞらⅡ | 1989年改造~2006年 | 4両×2本・2両×1本 | 10両製造の少数派であったため20100系の代替車両として抜擢され、団体専用車へ改造された。 |
18400系 | あおぞらⅡ | 1997年改造~2013年 | 2両×1本 | 編成不足分の補充用として第9編成のみが改造された。 |
15200系 | あおぞらⅡ(新) | 2005年改造~ | 4両(PN01・02・05・06編成)、2両(PN03・04・07~10編成) | 18200・18400系の代替車両として12200系「スナックカー」から改造された。2014年からは比較的車齢の若い15200系で古い15200系を代替するようになり、2021年現在はPN07~10編成の体制となっている。 |