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概要編集

たまさくら商店街に存在する喫茶店で、バクのまぞく白澤オーナーを、狐狸精のまぞくであるリコが料理人を務める。


「腰掛ける場所のない人に居場所を提供したい」という理由から、十年前に白澤が千代田桜の斡旋により開店した。

杏里は以前から(オーナーと店員がまぞくである事込みで)知っており、精肉店としての付き合いもある様子。シャミ子は杏里から聞いてこの店を訪れている。


当初シャミ子は、「桜ヶ丘の町内に現在存在する、自分以外のまぞくを探し出す」という理由から、杏里にこの店を紹介されて来店。

リコと白澤店長は、シャミ子をバイト募集の希望者と勘違いして、その場でシャミ子を採用、まかないがタダで食べ放題である事を知らせ、シャミ子に以後も勤務してもらう様にと誘っていた。

後にリコのまかないを食べ過ぎて不調をきたしたシャミ子の様子から、桃とミカンはこの店の事を知る。


アニメでは二期4話より登場。なお、一期最終回の12話でも、EDに店の外観だけが映っていた。

原作と比較し、より純喫茶らしい内装になっていた。


店名の元ネタはおそらくインド神話で神々に対立する存在を表すアスラから



店舗概要編集

たまさくら商店街に十年前より存在しており、いわゆる「純喫茶」風の店構えをしている。

玄関先には、千代田桜の手による「魔法少女除けの結界」の張り紙が張られている。その効力により、まぞく狩りをする魔法少女など、光の一族関係者には入店はもちろん、認知もできないようになっている。

桃とミカンはこの結界の為に、自分たちだけでは直接赴いて入店する事はできなかった。そのため当初は、

『ミカンの遠距離射撃により、よりしろ人形のリリスを矢とともに遠方から打ち込む』、

『リリスに、結界を桃の魔法少女の杖で上書きさせる』

それらの工程を経て、ようやく入れるようにするしかなかった(後に、桃とミカンも普通に店に入る事が可能に)。


喫茶店としては、リコの料理の腕前もあって、普通に繁盛する店としてたまさくら商店街の人々には愛されている。犬のお姉さんも常連で、白澤に顔を覚えられているほど頻繁に通っている様子。


メニュー編集

洋食系が多く見られ、原作ではオムライス、A・Bランチ(詳細は不明)が存在している様子。

判明しているメニューは、以下の通り。

カレー、オムライス、Aランチ、Bランチ、ショートケーキ、パンケーキ、クリームソーダ、たこ焼き、ハンバーグ、キッシュ、ポトフ、チャーハン、ハンバーガー、サンドイッチ、サラダ、いちごパフェ、パスタ、チョコパフェ。


アニメ二期4話劇中では、チャーハン、カレー、パフェなどがメニューにあり、シャミ子がメニューのオーダーしている中に名前が出ている。

また、同話中にシャミ子はばんだ荘の自宅に賄いを持ち帰っている。内容は、サンドイッチ、ハンバーグ、キッシュ、ピラフ、ミネストローネ風の具沢山スープなどが確認できる。盛り付け方も学んだのか、シャミ子はきれいに盛りつけて、吉田家三人で食べていた。

また、店内で食べる賄いでは、ランチセットらしきメニューが劇中に登場している。

ただし、リコによる魔力が練り込んであるため、食べ過ぎると弊害が発生する。詳細はリコ(まちカドまぞく)の項目を参照。

また、原作4巻、アニメ二期7話では、夏祭りの際に店頭でお弁当(350円)を販売していた。

なお、この日に訪ねてきたシャミ子に対し、リコは「マスターからのおごりや」と、クリームソーダを出している(リコが勝手におごったもので、白澤は「リコくん、僕の名前で勝手に奢るのは控えたまえ!いいけど」と言っていた)。


原作三巻のカバー裏には、値段は書かれてないが「本日のおすすめ」として、以下のメニューが記されている。

  • 桃の闇色 浮かれフルーツポンチ
  • 国産和牛厚切りタン 十種のかんきつソース
  • 必要以上におしゃれなカフェめし
  • 桜のジェラート~思い出をそえて

また、原作五巻19Pにて。白澤がウガルルに見せたランチメニュー表には、リコのコメントが付いたメニューが掲載されている。

以下、メニュー及びリコのコメント。


1:夏野菜のカレー 420円

:まかないメニューだったけど好評だったので、通常メニューに昇格や。ひき肉たっぷりや。

2:三種のフライ自家製タルタルソース 600円

(ライスorパン サラダ付き)

:今日はアジ、桜エビ、カニクリームや。タルタルソースはピクルスから作った自家製なの。ねずみ揚げはマスターに怒られるからなくなったの。

3:汁なし冷やし担々麺 490円

:結構辛口だけどおすすめやで。

(上記各メニューは、各種大盛り無料)

4:週替わりケーキ 二種類 150円

:ケーキの種類はマスターに聞いて。ウチに聞いても面倒だから無視するの。


ばんだ荘仮店舗編集

原作五巻より、ばんだ荘に仮店舗を開店する。


いろいろあって、シャミ子はバイトを継続していた。しかしとある一件で、リコはスランプ。更には店舗そのものが全壊する事態となる。

加えて、以前からリコが「店を料理」したことが何度もあり、店自体の修理代を支払った事で白澤は文無しに。結果、累積退場という形で閉店を余儀なくされる。

安い家賃の物件も無くなり難儀していたところ、シャミ子により格安物件のばんだ荘の空き部屋を紹介される。以後、一階の空き部屋(桃の階下)に仮店舗を作り、そこで営業を再開する。


新店舗の宣伝ビラを配る際に、白澤はこの仮店舗を「廃墟をリノベーションしたコンセプト喫茶」と謳っていた。

再開の開店時には、杏里もかけつけ、花束を贈っている。また、この日にはシャミ子の他、桃、ミカンも制服を着てウェイトレスとして働いていた。

※ちなみにミカンは、白澤に実家の食品のカタログを見せて営業していた(今推してるドレッシングを仕入れてくれたら、送料無料にするとの事)。


玄関先には、扉に「あすら(仮)」の店名の張り紙の他、メニューの黒板などが並べられた。

その様子は杏里曰く「入りづれー感じっすねー」。

室内の座敷席の他、晴れた日には外にも席を並べている。


一応、仮店舗の軌道は乗り始め、あすらは存続。しかし白澤は、旧店舗の店先に貼ってあった結界の紙を、こちらに貼り直す事を忘れてしまっていた。

シャミ子が気付き、桃の協力を得てすぐに結界の移動は終了する。しかし結界の効力は二日の間消えており、それが元でとある魔法少女に発見され、新たな騒動が起こる事となる。


仮店舗メニュー編集

劇中で確認できるメニューは、

  • いちごパフェ(しおんが注文)、
  • カレー
  • パフェ

(これら二品は、食べてるお客のリアクションが若干おかしくなる程度に、魔力がこもっている様子)

  • チャーハン
  • チョコパフェ
  • たこ焼き

(これら三品は、朱紅玉が注文)

  • スパゲティ(メニュー名不明。ナポリタンか? リコが桃に「二番テーブルに持ってって~」と言ったシーンに登場)。
  • オムライス(前店舗のメニューにあった事と、下記メニューから、存在するものと思われる。劇中では未確認)

他に、「今月のおすすめ」として、以下のメニューが張り出されていた。


  • 秋の野菜キーマカレー 350円
  • 牛メンチカツ定食 450円
  • 秋きのこと鮭のクリームパスタ 420円

※こちらも「各種大盛りは無料や」とのこと。



桃はんのスマイル編集

また、壁には「桃はんのスマイル(無料)」という、桃のオプションメニューが張り出されている。リコにより「おススメメニュー」とされているが、桃本人に了承を得ているわけではないらしい。

本人はこれを見て「絶対今日で護衛(バイト)やめる」と誓っていた。

ちなみに店で一番のメニューらしい。小倉しおんは「千代田さんスマイル800個」と注文。シャミ子は「極上スマイル三兆個下さい」、ミカンは「わたしにもすてきスマイルちょうだい」と注文しており、二人からも好評。

リコはさらに、桃に様々なサービスをさせる有料の派生商品を提案。桃はそれを聞いて「そろそろ提訴しますよ」と言っていた。

派生商品は、

「桃に、オムライスに好きなメッセージ(100円)」

「桃とデュエット(100円)」

「変身バンク(スロー再生)(150円)」

「ラブ注入(200円」

「ドンペリタワー(300円)」が確認される。


シャミ子は「桃が闇堕ちコスプレでシンプルにデレデレ」の追加をリクエスト。リコから「1200円」と言われ、「バイト代から落としてください」と頼んでいた。


関連タグ編集

まちカドまぞく 多魔市 喫茶店

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