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「たぶん君は今人類史上バクの土下座をみた初めての存在だ!!」


プロフィール編集


概要編集

白澤店長とは、『まちカドまぞく』の登場人物である。

シャミ子アルバイトすることとなった、喫茶店「あすら」のオーナーを務める動物系まぞく(作中では人語を介する伝説の生物の総称である幻獣と呼ばれている)。「はくたく」ではなく「しろさわ」である。 6巻現在で唯一の男性レギュラー。

作中では白澤(しろさわ)と名乗っているが、 4巻冒頭のカラーページでは「白澤店長」と紹介されている。ただし番外編においてリコが(恐らく勝手に)拝借していたクレジットカードは名義が『SHIROSAWA MISENAGA』となっている。

外見は、鼻先に眼鏡をかけた、デフォルメされたに似ているが、日本語は普通に喋ることができる。

「腰掛ける場所のない人に居場所を提供したい、」という真っ当な理由で喫茶店をしているが、バク宙に失敗して怪我を負い、店を切り盛りできなくなっていた。

そこに千代田桜の情報を求めてやってきたシャミ子に、世にも珍しい「バクの土下座」や、店員のリコの「魔力が篭った疲れを癒す料理」を駆使し、バイトとして雇うことに成功。何とか店を存続させる。


ただしリコの料理の効能(食べすぎると記憶が飛ぶ)は把握しておらず、シャミ子を取り返しに来た千代田桃との対峙中にそれを知り、すかさず土下座した。

基本的にリコへの突っ込み役として登場することが多い。


人(?)物

思慮深く優しく器の大きい好まぞくであるが、作中では何かとリコが主な原因で酷い目に遭うことが多い。

人間で言う年齢については不明だが、腰痛を患っている描写があることから少なくとも成人してそれなりに経っている程と思われる。

ウガルル消滅の際に、動物系まぞくの尻尾の毛が必要ということで候補に上がる。

白澤自身が「自分で尻尾の毛ぐらい毟れる」と言っても「マスター、腰やらかしとるやろ。痛めるかもしれん、ウチがやったる」と、リコは特に理由も無く白澤を縛った上で、彼のケツ毛をピンセットで毟り取った(その後、別件にて小倉しおんからも毟られる)。

本来は四足歩行の種族であるが、人間社会で目立たず生きるために無理やり二足歩行で生活しているため、常に体を痛めている(なおミカンからは「バクが二足歩行で歩く方が目立つ」と思われた)。

また、親睦目的で訪れた動物園では、園内の動物と勘違いされて、女性や子供達から破格の人気を受け取っていた。

5巻ではウガルルを雇ったことで喫茶店が全壊するも、「君が自分の生き方の軸を見つけられたなら些細な問題だ」と器の大きさを見せ、ウガルルからは「ボスのボス」と呼ばれることになった。

ただし、その結果(それまでにもリコが何度か店を料理したことと合わせて)、店を追い出されることになり、シャミ子の家であるボロアパート「ばんだ荘」に引っ越しして喫茶店を再開することになった。


ちなみにリコからは好意を寄せられている─────────というより彼氏として認識されていた。


なお、本人の恋愛対象は「スレンダーなバク」「バク体型の女性」であるため、リコのことは「店に住み着いた野良フェネックという認識だった」と直後に否定しているが、それでも「愛はあるし、終生養うつもり」・「死ぬまで衣・食・住は保障する」と答えている。


5巻にて多魔動物公園のバクに異性として興味を抱き凝視する描写があったが、 6巻では上記でタイプとして挙げていた「スレンダーなバク」にアプローチをしていた。その結果、園外でデートまでするようになり、リコをやきもきさせている。なおデート時はソフトモヒカンをきめており、「明らかにバクの道逸れとる」出で立ちである。


人物関係編集

杏里とは知人同士であり、桜捜索時に杏里が情報提供した事でシャミ子と出会う事になる。昔からの知り合いだが白澤から「精肉店の娘さん」という認識をされている為、杏里本人というよりは精肉店と料理店による商売上の関係である可能性が高い。(あすら移転の際に杏里が親からの祝花を届けに来ている。)


シャミ子とは千代田桜関連で知り合い、バイト騒動の後も交流を続けている。ウガルルが店を破壊した後は彼女の提案により、ばんだ荘へ引越している。シャミ子の誕生日には新しいゲーム機を買ったからと、自身のプレイキャスト2とゲームソフトをプレゼントした。


千代田桃とは優子奪還による襲撃が初対面。桃としては悪い形での対面なので好意的に接しづらく、つい嫌な顔をしてしまうほど(出くわすタイミングが悪いのと、リコが無意識に桃を煽る発言をしてるのが原因でもあるが・・・)。


人とは違う感覚器を持っているので桃の体調の変化に気づくことができ、リコを通じて薬を施そうとするなど、種族は違えど温かく接している。


ミカンもまた襲撃が初顔合わせだが、こちらは桃ほどの問題は抱えていない。

ウガルルには店を全壊させられたが彼女の生きる指針を固め、導いたことでボスのボスとして認識される。白澤が封印された時には、ウガルルは自身の性質を生かしてお供え物として封印空間に乱入し、白澤をお姫様抱っこして助け出した。

リコは桜が連れてきたことで店員として雇うことに。上記の通り、リコに色々振り回されているがそれを注意する事はあれど、罵ることはせず、(飼い主的な意味での)愛を持って接している。


能力編集

上記の体の事情もあり、人間よりも戦闘力は無い(リコ曰く「えげつなく弱い」)。

予言や占いを得意とし、もともと居た大陸では偉い人の家に居候し占いで生計を立てていた。詳しくは「白澤」でググってくれとのこと。

ただし、その占いはよくあることを言い当てているようなものであり、真偽は不明(本人が「最盛期ほどの力は無いが」と言っているので、力が衰えている可能性もある。因みに原作最新刊では、リコがウガルルに殴られるのを予知し、それを言い当てているので、意外と出来るのかもしれない)。


余談編集

実は桃が大好きな「たまさくらちゃん」の生みの親である。シャミ子のバイト継続を桃から反対された際に、作者特権を使い、桃を説き伏せた。

そのデザインモチーフは10年前に見かけた「ネコの妖精」だったのだが、が正体に辿り着いた事で、物語の根幹を解き明かす鍵の一つとなった。

また、作中でシャミ子が、ぎっくり腰で出れなくなった人の代理で着ぐるみを着てバイトした時があったが、彼の言動やたまさくらちゃんの特徴から、彼がその当事者である可能性が高い。


アニメでは 2丁目の第 4話「 新種発見! 町の喫茶はまぞくの巣窟! 」から登場するが、無印でも最終回で数秒だけ登場している。


関連動画編集


関連タグ編集

まちカドまぞく

リコ

吉田優子


白澤(鬼灯の冷徹):『鬼灯の冷徹』の登場キャラクター。性格はかなり違うが読み方が異なる同名(かつおそらく元ネタも同じ)のキャラクターで、更に自営業の店舗経営者で身近に化け狐リリスがいるなど妙な部分で似ている要素がある。

また担当声優の松山氏も出演している。


上白沢慧音

東方Project』シリーズに登場。同じく白沢がモチーフの一部になっている。

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