概要
漫画『孤独のグルメ』第12話に登場する台詞。
上記メニューのハンバーグランチを目にした井之頭五郎の感想である。
転じて
複雑化が進んでいるようなゲームなどのコンテンツにおいて、余計な(特に消費者の不利益になる)要素を排した「シンプルな原点回帰」への賞賛(ほぼ「余計な新しいもの」への皮肉も含み)として用いられる。
余談
「~でいい」という言葉には複数の意味合い・用法があるが、代表的なものは以下の2通りのパターンである。
- 「それでいいんだよ(やればできるじゃないか)」といった、「他の好ましくない物事への経験や知識を踏まえた上でそれの好ましさを誉める」ようなニュアンスで使われる場合。
- 「(もっと良いものはあるけど)もうそれでいいや」といった、「他のより良いものに比べてそれで妥協する」ようなニュアンスで使われる場合。
『孤独のグルメ』における上記の台詞は前者の用法である。その汎用性の高さから、ネット上などでも「自分の好みの感覚を思い起こさせる出来栄えが良いもの」を評価・称賛する際の定型句として、しばしばこの台詞が使われる。
ただしこの言葉自体に後者のネガティブな意味合いが強いと感じる人も少なからずおり、そのような人は「『~でいい』 じゃなく、『~がいい』」といった言い回しを用いることが多い。
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モノを食べるときはね 誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ 独りで静かで豊かで……:この回の食事中、厨房で店主が留学生アルバイトの呉くんに怒号を飛ばしているのを見て嫌気が差したのか、店主に向かって渋い顔でこう言い放った。
それ以上いけない:直後の衝撃的なシーンに対する呉くんの台詞。
定番 王道 お馴染み 実家のような安心感 原点回帰 顧客が本当に必要だったもの