概要
完膚なきまでに敗れた者が、去り際に放つ捨て台詞である。要するに相手の方が完璧に勝ったとしか思えない状況だから言っているわけであり、逆説的に敗北を認めているとも言える。
「自分の実力はこんなものじゃない」「今日はたまたま調子が悪かった」「自分に不利な偶然的要因が入った」などと言い訳がましいニュアンスも含まれているかもしれない。
このタグ自体の使用頻度は低いが、表記揺れが結構あるため、部分一致検索だとそこそこヒットする。「これで」の部分が省略されることもある。
ゲーム作品などでは、この手のセリフを言う輩は後にリターンマッチを仕掛けてくる合図になっているケースも多々見られるが、前回の弱みをしっかりと克服していたり、信じがたい復讐に出てくる場合もあるので、油断してはいけない。特に、具体的な言及をしてきた場合は要注意である。
また敗者が「自身の敗死と引き換えにより大きな戦略的目標の達成に寄与した」「自分は単なる尖兵に過ぎず、後にもっと強い奴が控えている」といった意味を込めて言った場合には、勝者もなおさら勝利に酔ってはいられない。
主な発言者
- 十波由真(ToHeart2)
- 弁慶(源平討魔伝)
- 吉田優子(まちカドまぞく)
- モンスター・ブラックドラゴン(SDガンダム外伝) ※客演作品では進化形態も発言
- 剣聖ビルゲニア(仮面ライダーBLACK)
- 凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(仮面ライダー鎧武)※第7話
- 汚い忍者(ファイナルファンタジー11)
- ヘドリアン女王(電子戦隊デンジマン)
- 豪将タイプの一般武将(真・三國無双7)
- 玄武(魔界塔士Sa・Ga)
- サンゴ(アニポケ)※第66話