概要
1980年4月15日から9月23日まで、東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送された。全26話が制作されたが、実際に本放送でオンエアされたのは全23話である。
ミゲル・デ・セルバンテスの『ドン・キホーテ』を元にした活劇ギャグアニメである。
あらすじ
一匹狼の騎士、ドンデラマンチャことドンキホーテ・デラマンチャ。ドルシネア姫に一目ぼれして以来、姫一筋!一方、ドルシネア姫は好奇心旺盛で「お城の外の世界も見てみたい」と、召使いのノットルダムをお供に連れて城を出る。しかし、父である王様が病気と聞けばすぐにとんで帰るほどの親思いの娘でもある。そんな愛しく恋しい姫のため、華の騎士道踏みしめ、姫に会う日を夢に見てお供のサンチョと旅に出るドンデラマンチャだった。(公式より)
主な登場人物
ドンデラマンチャ
声 - 内海賢二
この作品の主人公で、本名は「ドンキホーテ・デ・ラマンチャ」。騎士としての誇りと正義感に溢れているが、性格は、よく言えば純粋、悪く言えば単純。いつも状況を理解せず勢いまかせに突撃するトラブルメーカー。ドルシネアにベタ惚れしている。
サンチョ
声 - 和久井節緒
ドンキホーテの従者。彼を「だんなさま」と呼び、彼を尊敬しどんなところでも付いて行く。
ドジナンテ
ドンキホーテの乗る痩せた馬。
ドルシネア
声 - 小山茉美
ドンキホーテが思いを寄せる姫。実はカラボスの娘。口八丁でドンを騙してこき使っている。
カラボス
声 - 今西正男
ドルシネアの父で盗賊団の首領。貴族を装っているが、実は金に困っている。
ノットルダム
声 - 緒方賢一
ドルシネアの従者。ドルシネアともどもドンキホーテをそそのかして金儲けを企むが、いつも失敗する。
ナレーター
声 - 永井一郎
本編ナレーター。