概要
ぴっかぴっかコミックス第2巻及び、藤子・F・不二雄大全集第15巻に収録。
この道具を使うと、架空の海を周囲に作り出すことができる。
専用のメガネをかけると見える架空の水面を作り出し、実際に体感して泳ぐこともできる。
アニメにおける原作との主な相違点
大山版
- 1984年9月21日放送。
- サブタイトルは「即席海つくり機」
- 冒頭、のび太は窓辺に持たれながらドラえもんに話しかけている。
- 1回泳ぎの練習をした後、ドラえもんは「慣れるまでだよ」と言いながら浮き輪を渡している。
- のび太たちが外で泳いでいると、燕が水面から飛び出してきたり、2人に驚いた出前中の男性が転んだりする描写が追加。また、この後ドラえもんとのび太はジャイアンとスネ夫をジョーズとコバンザメに例えて笑っており、ジャイアンとスネ夫が壁に衝突した位置は原作と左右逆になっている。
- その後、ドラえもんとのび太にはしずかを竜宮城にいる乙姫様に見立てている。そして、のび太はしずかにメガネを貸した後、2人で向こうの電柱まで競争している。
- ジャイアンとスネ夫は屋根に上る前、ちゃんとその家の人に断りを入れており、投げ縄をのび太としずかの足に引っ掛けて手繰り寄せた。そしてメガネを借りると、ベンチに座っていた男子からアイスクリームを奪っている。
- 今回はのび太がドラえもんにもう一度メガネを出してくれとせがみ、これによってそくせき海つくり機が倒れてしまった。そしてジャイアンとスネ夫の様子を見に行ったのはドラえもんとのび太だけで、「2人とも泳げるのに」「焦って泳ぎを忘れちゃってるんだよ」「全く、世話が焼ける2人だな」「あれ?のび太くん。人のことは言えないんじゃな~い?」「あ、まぁね」と話している。