概要
たこ焼きを焼くための器具で複数種存在し、調理用の金属板に半球型のくぼみがあるといった共通点がある。
シンプルな物は加熱手段がついていない金属板のみの製品。ガスコンロや七輪など加熱器具に乗せて使用し、たこ焼きプレートなどと呼ばれることが多い。ホットプレート等の製品にオプションとして付属していることもある。
またガス、電気による熱源と一体化した製品もあり、一般的にはこちらがたこやき器と呼ばれることが多い。
金属板は鉄製が多く他に銅製も存在する。
類似の半球形くぼみの付いた調理器具はたこ焼きのなかった海外や古代にも存在し、パンケーキを焼くなどの用途に使用されている。
使用方法
加熱したたこやき器に生地や具を入れ、ある程度固まったら千枚通しを使いひっくり返すという使い方が基本。
その形状を活かし、たこ焼きのように丸い料理をいくつも作ることも可能。インターネット上ではベビーカステラにワッフル、オムライスに肉団子と言った様々なアレンジレシピが紹介されている。
さらにくぼみにチーズやチョコレートを溶かし、具材を入れてフォンデュするといった使用方法もある。
バリエーション
全自動たこやき器
生地と具材を入れるだけで勝手に生地がひっくり返されたこ焼きが作られる製品。『自動返し式たこ焼き器 たこ焼き工場トントン』が有名。
メガたこ焼き器
くぼみが巨大な穴となっており、通常の数倍もある巨大なメガたこ焼きを作ることができる。