概要
地方によって特徴がある。
過去に北海道ではかき揚げをのせたもの(いわゆるかき揚げ蕎麦)を「たぬき」と称すると書かれた文献もあったが、昭和の時代から天かすを入れた蕎麦もあった。
「たぬき」は一般には揚げ玉(天かす)をのせたもの。
煮締めた油揚げを足すと「むじな」と呼ばれることも。
刻んだ油揚げと青ねぎをあんかけにした蕎麦だが、うどんもあるため「たぬき」というとどちらか聞かれる。
煮締めた油揚げを乗せた「蕎麦」を「たぬき」と呼ぶ。因みに大阪周辺の立ち食いうどん店などでは揚げ玉は無料で提供される。
「冷やしたぬき」
冷やした蕎麦に冷たいつゆと天かす等を入れた「冷やしたぬき」というのがあり、関東では一般的だが関西にない。
岐阜県岐阜市には刻んだ油揚げと青ねぎ、天かすをのせた「冷やしたぬき」、刻んだ油揚げと青ねぎをのせた「おばけ」を出す店が存在する。⇒詳細はこちら。
ちなみに創業当時からあり100年近い歴史があるが、「蕎麦」「うどん」両方ともある。また、最近は中華麺で出す店も出てきた(東海テレビのHPより)。
関連項目
深里、桜井景和、信楽くろがね、フォクシー:たぬきそばが好物の人達。ただし、深里・景和・くろがねが狸と関連しているのに対し、フォクシーは狐である。