任天堂とちゃいまっせ。本店堂でっせ。
概要
「快感」をテーマに作られたダウンロードソフト。野球のプレーの一種である打つ・投げるなどといった行動をミニゲームとして遊ぶことができる。
ソフト自体は無料でダウンロードできるが、最初は体験版という名目で一部のミニゲームしかプレイできない。
残りのミニゲームはプレイヤーが店主の樽飯イヌジから購入をしなければならないのだが、ゲーム内の金額ではなく、リアルマネー(本物のお金)で支払うと言うことつまりニンテンドーアカウントの残高と現金及びクレジット決済・で購入する必要がある。
ミニゲームの金額は各400円(ニンテンドーアメリカによる海外版では$の可変レートでの表記)だが、イヌジとの値引き交渉や、ゲームを進めると手に入るクーポンなどで安く手に入れることが可能である。
ちなみに底値がきちんとあるので(大体150円)クーポン入手は確実に入手し、どのような組み合わせで使うかをしっかり計画しておこう。購入するまでクーポンは消費されないのでやり直す事も可能。
参考までに全てのミニゲームをきちんとした値引きを行い底値で購入した場合の総額は1600円である。
いわゆるF2Pを採用したソフトだが、一風変わった課金方法と言えるだろう。
ゲームとして価値はあるのか…?と言うと、人によっては賛否両論だ。
登場するゲーム機は見た目は3DS本体そのものだが本店堂と言うメーカーのゲーム機のHONTENDO4DS(ホンテンドー4DS)だとイヌジが言っている。*
登場キャラクター
樽飯イヌジ(メイン画像右)
本作のメインキャラクター(主人公では無い)。だるめしスポーツ店の店主、年齢は10歳。(人間で言うと56歳)
モデルはダルメシアンと思われる。
元プロ野球選手(ピッチャー)で息子(メイン画像左)が10匹いるが、
息子たちを出産後、とある事情により嫁(もとい奥さん)に逃げられたためスポーツ店を一匹で経営する。関西弁が混じった口調で話す。嫁さんのこの理由については、実際にゲーム内で確かめてほしい。
好物はゆで卵。ゲームを進めると手に入るゆで卵をイヌジに渡すことで値引き交渉できる。
実は海外版もあるらしく、イヌジの名前が「Rusty Slugger」と言う名前で、プロフィールが似ているがダルメシアンではない犬(ゴールデン・レトリバー?)になっている他、息子たちも同じくゴールデン・レトリバー(?)になっており、嫁も同じ設定だと思われる。このバージョンはイヌジ同様に『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』の「フィギュア」および『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』の「スピリッツ」で入手できる。
なお「Rusty Slugger」を日本語に訳すると「錆びたスラッガー」となる。日本人からすると自虐的なネーミングである。
……日本語版よりひでえなオイ。
ウルトラマシンマン
映画泥棒よろしく頭がウルトラマシンになっている異形頭のキャラクター。何故かスーツを着ている(やはり元ネタは映画泥棒か?)。女性バージョンも存在している。
さまざまなミニゲームのピッチャーを担当しているが、バッターとして登場する者もいる。
戸井風イヌゾウ
隠しキャラクター、ある特定の条件で登場する。
(モデルはその名前通りトイプードル)
ミニゲーム一覧
値引きしなかった場合、価格は全て400円(税込)。
値:値引きチャレンジ(交渉)が可能 ク:クーポンの使用が可能 体:体験版あり
- 打つ快感! ~トス~(値・体)
軽く投げられるボールを打ち返すゲーム。UFOをボールで撃ち落とすことも。
- 打つ快感!Ⅱ ~ウルトラマシン~(値)
バッティングセンターが舞台。ウルトラマシンが放つボールを打ち返すゲーム。
- 打つ快感!外伝 ~ダルマ~(ク)
巨大なダルマ落としをテンポ良く打つゲーム。
- 打つ快感!外伝Ⅱ ~ラリー~(ク)
1つのボールを2人で打ち合うゲーム。複数のボールをお手玉のように打ち合うことも。
- 守る快感! ~ライナー~(値)
低い弾道で飛ぶ打球をキャッチするゲーム。ぶつかる寸前にキャッチすると高得点。
- 守る快感!Ⅱ ~フライとゴロ~(値)
飛球・ゴロをキャッチするゲーム。
- ねらう快感! ~まとあて~(値)
投げたり、打ったりしてボールを的に当てるゲーム。
- 審判の快感! ~ジャッジ~(値・体)
審判になりきるゲーム。ボールかストライクかを判断したり、相手の投げるボールの球種を当てたりする。
- こんこんキュッキュ(ク)
バットでボールをはね上げたり、グローブを磨いたりするゲーム。
- 伝説のバット職人(ク)
丸太を削ってバットを製作するゲーム。作ったバットは他のゲームで使用できる。バットの出来具合によって飛距離が違ってくる。
注意事項
詳細は不明だが、ミニゲームの底値が本来の価格と思われる為、定価で買おうとする・適正価格ではない状態で買おうとするとイヌジの息子から値切る事を強く注意してくる。
なお、イヌジとの値引き交渉はきちんとした正解の選択肢があるので購入までに何回もチャレンジ可能であり、値引き成功すると購入まで価格が値引いた分固定されていく。
ちなみにミニゲーム購入をしていると、SDカードの容量が足りなくなったやセーブデータ破損等でのソフト削除の後にソフト自体を再ダウンロードした場合はニンテンドーeショップでのソフト+DLC購入済み扱いとなり、イヌジからの購入に金はかからない。ちなみにこの場合でも値引き交渉はできる。もちろん購入済みだが同じコンテンツを定価で買おうとする行動を取ると同じくイヌジ息子から留められる。
セーブデータは複数のSDカードを使うと一枚目のSDカードのセーブデータが壊れる仕様となってしまうので注意である。(※所有している執筆関係者による実機での動作確認した情報のため公式では非公開の扱い)
ちなみに、任天堂のゲームでセーブデータが壊れる原因に共通する点は『バッジとれ~るセンター』において同様の事を行うとセーブデータが壊れる仕組みと同様である。
2023年3月28日にはショップのサービスが終了したので、今から遊ぶという方は注意である。
関連タグ
バッジとれ~るセンター、電波人間のRPGFREE!、ポケモンARサーチャー:共通点はセーブデータが壊れる条件が同じ。