とある科学の未元物質

とあるかがくのだーくまたー

「とあるマガジン」に掲載された、または電撃コミックスNEXTで発売した垣根帝督が主人公のスピンオフ。

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概要

とあるシリーズの情報雑誌『とあるマガジン』にて第１話が特別掲載され、後に全４話を収録した単行本が発売した。

タイトル通り、原作ファン待望の垣根帝督が主人公の物語である。唐突な発表だった事もあり、原作ファンの中で当時話題になった。

原作は鎌池和馬、作画は如月南極が担当。

『とある科学の一方通行』と同じく、『暗部』側の話であるためダークでハードな作風となっている。

時系列的には一方通行がエスエルと出会った辺りで、警備員の闇DAも登場する。位置的には超電磁砲のアストラル・バディのような、外伝の外伝的な場所。

闇に堕ちた英雄(ヒーロー)の物語が、いま明かされる。

科学技術の粋を集め、超能力開発を進める学園都市。

その中でも突出した力を持つ七人の超能力者、その第二位と呼ばれる垣根帝督は杠林檎という幼い少女に接触する。

第一位の超能力者・一方通行の打倒。そのために彼は林檎を利用して、一方通行の演算パターンのデータを入手しようとする。

しかしDAを名乗る警備員に黒夜海鳥、さらに木原といった学園都市の『暗部』までも少女の力を狙って──!?

垣根帝督	杠林檎

本作の主人公。超能力者の第二位『未元物質』を操る青年。第一位の超能力者・一方通行を倒し、ある目的を果たすため杠林檎と出会う。今作では彼の過去にほんの僅かに触れ、改めて『未元物質』の強大さが描かれている。	ヒロイン。不良達に囲まれているところを垣根に助けられた幼い少女。普段は眠た気な無表情だが、美味しいものを食べた時や垣根の翼を見た時は年頃の子供らしい感情を見せる。元々は『暗闇の五月計画』の被験者だったようだが……？
心理定規	誉望万化	弓箭猟虎

赤いドレスを身に纏った少女。今回の件にはあまり乗り気ではないが、しぶしぶ垣根の指示に従う。	機械的なゴーグルを頭につけた青年。過去のトラウマもあってか、従順な姿勢で垣根に従う。	スナイパーを担当する少女。彼女も一応登場する。

黒夜海鳥

垣根達の前に現れた少女。林檎と同じ『暗闇の五月計画』の被験者だった能力者で、今作では彼女がどういう経緯でサイボーグ技術に手を出したのかが触れられている。

木原相似
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本作で初登場した新たな木原。垣根と林檎に目を付け、彼らを利用して何かを企む
木原数多

かつて一方通行の能力開発にも関わっていた男。本編から久しぶりの登場となる。