概要
どーんとは、擬音語(オノマトペ)の一種である。
物体が衝突した際の音や、その衝撃を表した言葉。
漫画をはじめとして、人物や物体が唐突に登場する際の擬態語としても用いられる。
関連タグ
喪黒福造(笑ゥせぇるすまん):指差して「ドーン!!!」が代名詞。
『ペルソナ4』でのどーん
「ハイ、ハイ!行かせて!」
○(A)はい ×(B)いいえ
→「オッケーオッケー! どーん! あと2匹!」
「へへっ来ちゃった!あたしに任せて!」
○(A)はい ×(B)いいえ
→「ぶーん……ずどーん!」
『ペルソナ4』では自称特別捜査隊のメンバー里中千枝の「追撃」として登場する。千枝のペルソナのアルカナでもある戦車のコミュニティーランクを3以上にすると解禁される。
ペルソナ4の戦闘システムは前作よりも1 moreを起こしやすい仕様に改善されており、戦闘中に複数の敵を全体攻撃で一部をダウンさせても1 moreの条件を満たすことが可能になっている。(太字が改善された部分。前作は全員のダウンが必須だったが、ポータブル版では逆輸入された。)
この「複数の敵のうち一部をダウンして1 moreの条件を満たし、且つまだダウンしていない敵がいる」状況を作り、更に仲間のアルカナのコミュニティーランクを3以上にしたキャラクターが健常な状態だと、たまに「俺にやらしてくれ!」や「私にやらせて!」といったセリフと共にその仲間から追撃を提案することがある(複数人いる場合はランダム)。
アッパーバージョンのペルソナ4ザ・ゴールデンでは戦闘に参加していないメンバーが原付バイク(完二は自転車、クマはローラースケート)で出張追撃を行うこともある。
他の仲間の追撃は基本的に必中でダウン+気絶させる攻撃を行うか、必中ではないが複数の敵をダウン+気絶させる攻撃を行うが、千枝だけは大きく仕様が異なっている。
その追撃は発動と同時に勢いよく敵に突撃し、そのままの勢いで相手を空の彼方へ蹴り飛ばす。
セリフパターンはいくつかあるが、蹴り飛ばす際に「どーん!」と言うことがあるため、これがそのまま千枝の追撃の代名詞になった。
肝心の効果はなんと即死攻撃であり、ダンジョン内の中ボスですら有効という見た目も含めて凄まじい技。
ただし、内部的には物理攻撃として扱われており、「物理無効」以上の耐性を持つシャドウには効かず(「物理耐性」の場合は対象で吹き飛ばせる)、場合によってはダウン中のシャドウが対象になることもある。また、ゲームバランスの関係上仕方がないがボスシャドウを即死させることは出来ない。
ちなみにこの技、実はちゃんとダメージが設定されており、その数値はなんと32767という作中のシステムにおけるカンストダメージを与えていることになっている。
しかもクリティカル扱いとなっており、戦闘システムの都合上これで敵を吹き飛ばして他の敵が全員ダウンしていると、総攻撃チャンスに移行する。
ペルソナシリーズは昨今のRPGとは違い、HPやダメージが基本的に100単位に制御されており、簡単に1000クラスのダメージは出ないようになっている。
本作では50固定ダメージの属性攻撃アイテムが買えるようになったため、中にはHPが極端なシャドウも登場するようになったが、それらは与ダメージもしっかり合わさっており、
HPが低いシャドウは与ダメージが少ない代わりに固定ダメージの攻撃アイテムで簡単に倒しやすく、逆にHPが多いシャドウは固定ダメージの攻撃アイテムとの相性が悪い代わりに武器のアタックでも4桁は出せるほど脆く、いずれも簡単に倒せるよう配慮されている。
作中で最もHPの多いラスボスでも10000、裏ボスですらその数値は15000であり、演出上の処理とは言え、普通に使えた場合は確実にゲームバランスが崩壊する。
千枝ちゃん、マジパネェ…。
上記の通りペルソナ4ザ・ゴールデンでは原付バイクによる出張追撃も発生するが、これは通常の追撃と同じなので、千枝を戦闘に参加させていない場合は千枝が原付バイクで運転してシャドウを吹き飛ばすこともある。
こちらも凄まじい頑丈さを見せており、千枝本人は原付から降りていないのに無傷で、原付も凹みどころか傷1つ付いていない。千枝ちゃん、マジパネェ…。
なお、本作の格ゲー化作品『ペルソナ4 THE アルティメット IN マヨナカアリーナ』では、彼女の一撃必殺技に採用されている。技名は原作の物理攻撃スキルのひとつである「霧雨昇天撃」となっているが、吹き飛ばしによる即死がメインであり、効果的には原作とほぼ同じと言える。