概要
初登場は『ドラゴンクエストⅩ』。月から落ちてきたとウワサされる、大きな満月のようなモンスター。
その名の通り、ひどく嘆いているような顔が特徴的である。一方で笑ったときの顔は可愛いと評判で、「ボケ」などの技を使ってわざと笑わせるのも一興。
「メラガイアー」「ボミオス」「ズッシード」といった呪文を使い、「おしつぶし」は周囲に攻撃し、当たるとダメージを受けるだけでなく吹き飛ばされて行動不能になる。
NPCとしては、お花見イベントやお月見イベントなどで登場している。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』や『ドラゴンクエストライバルズ』などにも登場しており、いずれも笑顔が可愛いことをネタにされている。
太陽のモンスターであるシャイニングとは対となる存在として扱われることもある。
なげきムーン系のモンスター
通常モンスター級
- ダークプラネット
夜の闇に蠢く正体不明の暗黒の星。何故か一部の勝負師たちにはゲン担ぎに崇められている。
「おしつぶし」や「ドルマドン」のほかに、ビックリした顔をしてテンションを2~3段階上げ、怒った顔をして攻撃力を2段階上げる。
- マーズフェイス
夜空からこぼれ落ちた燃える隕石に意思が宿ったモンスター。
押しつぶしてきたり、怒った顔になったり、ビックリした顔をしたりしてくる。また、「メラガイアー」を唱えてくることもある。
- デスマーキュリー
Ver.3.2で追加されたモンスター。美しいオーロラ色の体色が特徴。
異界の空から降ってきた凍てつく隕石に意思が宿ったもの。このモンスターを見た者は遠からず死ぬというウワサがあるらしい。
「怒った顔」や「びっくりした顔」、「おしつぶし」のほか、「イオグランデ」や「マダンテ」を使ってくる。
- ゴールデンディスコ
転生モンスター募集で採用。Ver.3.2後期で追記された、なげきムーンの転生モンスターで、球体の体がミラーボールになっている。
「おしつぶし」「ビックリした顔」「怒った顔」「ズッシード」を使ってくる。倒すと「黄金鏡球ハンター」という称号が手に入る。
- 魔瘴球オド
モンスターリストには乗らないレアモンスター。Ver.3.5後期で、邪竜神ナドラガの体内にのみ出現する。
フィールド上ではただの水晶玉だが、戦闘に入ると顔が現れる。
ボスモンスター級
- 炎業の妖星
配信クエスト「失われた時を探して」の第2話に登場するボスモンスターで、偽りの赤き炎業の塔にいた正体不明の惑星魔人。
第6話でも、魔人リンジャーラに召喚される形で再登場している。寝起きの機嫌はとことん悪いらしい。
「ビックリした顔」をしてテンションを3段階上げて、「おしつぶし」「メラガイアー」「イオグランデ」といった攻撃を仕掛けてくる。また、「怒った顔」をして攻撃力を上げてくることもあり、それによる通常攻撃はひとたまりもない。
ちなみに、身にまとった黒雲は5000年間眠り続けても快適な夢見を約束するふんわりふかふかの特注品らしい。
- ザ・ホール
不思議なツボの中にしまわれた呪いや魔瘴の集合体。物だけでなく魔力さえも吸い込む驚異的な吸引力を持つ。なげきムーンの亜種だが、顔やクレーターはなく、ブラックホールを思わせる姿になっている。「ドルマドン」や「マホトラ」といった呪文を使い、「おしつぶし」や「グレイブホール」で攻めてくる。謳い文句は「吸引力の落ちないただひとつの魔物」らしい。尤も、何と比べたかは不明だが。
- 黄泉の邪妖星
『王家の迷宮』の冥府エリア(砂漠)に登場するボス。「怒った顔」、「びっくりした顔」、「おしつぶし」といった特殊攻撃を使ってくるが、1回行動しかしないので問題はない。しかし、HPが減ってくるとまれにマダンテを使い、当たったら2997ダメージを受けてしまい即死は免れない。
- 羨望の闇
占い師の職業クエストに登場するボスモンスター。占い師一家の少女エゼルの、母親マルグリットに対する複雑な心境が具現化した存在。
この系統おなじみの「びっくりした顔」や「怒った顔」を使うが、使用時には「あたしを見てよぉ…!」という台詞が入る。
外見は水晶玉そのものだが、これはエゼルがいつも持っている水晶玉が元となっている。
- 魔妖星プルタヌス
『源世庫パニガルム』に出現するボスモンスター。レイドボスゆえかかなりの巨体である。
「とこしえのゆりかご」からの脱出の際に衝突した隕石が魔物化したもの。