概要
『はいぱーすとりっぷぽーかー(『HyperStripPoker』と英語表記されてる場合もアリ)』とは
作者『まさひこ』こと『川口 正彦(かわぐち まさひこ)』氏によって1997年ごろに制作され、Vectorで販売されていたMacintoshのパソコン専用の18禁脱衣ポーカーゲームのことである。
ルール
ゲームの流れは以下のように行っていく
- 場代(アンティ)を払ってカードが配られる
- 1回目の賭けを行う
- カード交換で手札のカードを交換する(もちろん交換しなくてもよい)
- 2回目の賭けを行う
- オープンカード(お互いにカードを見せ合って勝負)
ちなみに2と4の段階でドロップする(賭けを降りる)こともできる。
1~5を繰り返し、『こちらの所持チップ数がマイナスになった状態で勝負を降りるかオープンカードで負ける』、もしくは相手を最後まで脱がせばゲーム終了である。
ポーカーの役等についてのルールは個別記事を参照。
脱衣条件等について
対戦相手の娘が手持ちのチップを使い切ると『服1枚を担保に100$』を借りるので、そこから相手を負かす、または相手が勝負を降りて100$を返せなくなる(所持チップ数が95$以下になる)と服を脱いでいく。
しかし逆に言うなら、こちらが勝負で負けるか降りるかして相手の手持ちチップが105$以上になると100$を返して脱がした服を1枚着てしまうということでもあるなので油断は禁物である。
登場キャラクター
真紀子
本作の顔とも言える主役な娘(ある意味でヒロインとも言うべきかもしれない)。
プロフィール
解説
『プレイヤーの持ってるお金』と『自分のヌード』を賭けてプレイヤーに自分の教室でポーカー勝負を挑んでくる。
片思いやそれ以上と言えるような男性等は特におらず、裸を誰にも見せたことのない乙女でもある。
ゲーム中はポーカー(と脱衣)に関することしか喋らないが、実は真紀子の頭をクリックすると、何を考えているかがテキストウィンドウで表示され、脱衣状態に合わせて内容も変化する(ただしウィンドウを調整しないと被るので注意)
女王様
ゲームオーバーになる(所持チップ数がマイナスになった状態で勝負を降りるかオープンカードで負ける)と主人公は借金のかた(『真紀子の脱衣』と『大金』を賭けた賭け麻雀ならぬ賭けポーカーなのかもしれない)に某SMクラブに売り飛ばされるのだが、そこで主人公をお仕置きする女性で、上のイラストのように金髪の長い髪にSMな女王様の恰好をしており、正式名称は不明である。そのため、この項目での呼び方も仮のものに過ぎない。
彼女と対戦できるのかは後述の『衣装追加Kit』を含めても一切不明である
周回クリア特典
本作ではゲームクリア(真紀子を全裸に)する度に、ゲームを起動するときに(Macintoshのパソコンのキーボードにしかないキーである)『optionキー』を押しながら起動すると行けるオプション画面から色々と設定を変更できるので、それらをここに記載する。
- レート変更
- ポーカーで賭けるチップは5$~25$(毎回支払う場代は5$)だが、ここでレートを(1~5倍の範囲で)変更する事ができる。高いレートにすれば早く脱がすことができるし、特に後述のExtraEndingに到達するには欠かせない。
- 衣装変更
- 下着の変更
- 真紀子のゲーム中で身に着けている下着の色やデザイン等を変更する事ができる、そのラインナップは以下の通り。
- 白(パターン1)、白(パターン2)、白(パターン3)、青のストライプ、ピンクの水玉、グレー、黒(透け要素のあるセクシーなもの)
- 脱衣する服の指定
- 通常時は『Auto(何を脱ぐかは真紀子が決める)』になっているが、ここで設定を『Manual(何を脱ぐかはこちらが決められる)』に変更すると、ゲーム中で真紀子が服を担保に100$を借りる時に何を脱がすことができるか二択で選べるようになり、それを利用すると『下は普通だけど上はすっぽんぽん』『上は普通だけど下は丸裸』『ノーパンで身に着けているのはブラのみ』という他の脱衣ゲーム作品ではまず拝めないような、マニアックな脱衣もできるようになる
- ゲームスピードの変更
- カードが配られる際の早さ等が変わる。他には特に記述することはない。
- ExtraEndingのスイッチ
以下ネタバレ
ExtraEndingについて(この項目内のリンク先は全て18禁につき要注意)
通常脱衣ゲームと言えば『対戦相手の女の子をパンツ一枚にするまで脱がせば勝利』であるが、本作は18禁の脱衣ゲームであるため、パンツまで脱がせて全裸にすることもでき、その上クリックして反応や音声を楽しむことができるのだが、ExtraEndingのスイッチをオンにしていると隠しEndingに到達できるチャンスが得られるようになる。
前述の通り、真紀子は着ている服や身に着けている下着を担保に100$を借りるのだが、最後の一枚の脱衣すらも担保に出しても足りない場合は「今度負けたら恥ずかしい格好をしてあげるわ。それを担保に$100貸してね…」と頼んでくる(なお、ExtraEndingのスイッチがオフになっていたり、それでも足りない場合は「もうなんにもないけど$100貸してね…」と無担保で強制的に借りる)。その状態で勝利するか、真紀子が勝負を降りると『負けた時の恥ずかしい格好』の担保分のチップが返せなくなり、最後の1枚(ブラかパンツかはプレイ状況によって異なる)を脱いで全裸になると教室の机に座り込んで「えーっ ほんとにするのー」とこちらに聞いてくる。。
そして「お願い…… もう許して わたしに恥ずかしい格好させないで」と懇願してきて『だめ!』と『許してあげる』の選択肢が出てくるのだが、ここで後者を選ぶと通常のエンディングになるが、前者を選ぶと「ひっどーいっ !!!」と真紀子が文句を言うものの、渋々と足を開いていき……、なんと全裸開脚をしてしまうのである。
この状態になると(そもそもスタートから1枚でも脱がしている時点でも可能だが)、クリックしてお触りすることができ、胸やアソコをクリックすると、効果音やメッセージ、喘ぐ音声が出たりと色々と堪能できる。
派生作品(リンク先は跡地なので要注意)
- はいぱーすとりっぷぽーかーX'masバージョン
- 名前の通り『はいぱーすとりっぷぽーかー』のクリスマスバージョン。それに合わせて真紀子の格好もサンタガールになっている(下着の変更は可能だが、制服等の他の衣装に変更することはできない)。
- はいぱーすとりっぷぽーかー衣装追加Kit
幻の脱衣ゲーム
何故この項目があるかというと、はいぱーすとりっぷぽーかーシリーズは90年代にゲーセンで稼働していた脱衣麻雀を始めとする脱衣ゲームと異なり、Macintoshのパソコンでしかプレイできない(しかも『HyperCard』というプログラムが稼働する昔のものでないとプレイ不可能という条件付き)18禁脱衣ポーカーゲームで……しかも2002年12月18日を最後に作者のページから削除されて販売終了してしまったため知名度はマイナーという言葉すら生ぬるい程に極めて低い。
更には作者であるまさひこ氏のページも2004年11月26日を最後に削除されて連絡もとれなくなっているため今から新規でプレイするのは極めて困難であるというどこぞのケモホモなフリーゲームみたいなことになっているのである。
衣装追加kitのパスワードの手がかり等の情報求ム!
以上の理由により、現在はプレイする(できる)者がいなくなったに等しい『はいぱーすとりっぷぽーかー』だが、とても珍しいことに2023年現在でもプレイ環境が整っている者は存在する。
そしてその者は前述の『衣装追加kit』を所有してはいるものの、『圧縮フォルダの解凍』と『プレイする為に不可欠なシェア登録』のためのパスワードが不明で調査が行き詰まっているという状態になっており、それらの情報に高額な賞金を懸けてまで探し求めている。
なので、もしこの記事を読んでいる貴方が2つのパスワードをご存知、あるいはプログラミングの知識が豊富でデータを元にパスワード解析に自信がおありでしたら、ただちにご一報お願いします。
『衣装追加kit』の解凍と登録が成功すると、本記事の大幅加筆に直結します!!
余談
この手の脱衣ゲームに関しては珍しく、実は中断セーブが可能である。
オプションキーを押しっぱなしでQuitボタンを押してゲームを終了すると、その際に中断セーブをするかの選択肢がでるので、そこから可能。
そして『オプションキーを押さないでアイコンをダブルクリック』すると中断セーブ時の進行状態(お互いのチップ数、真紀子の脱衣状態)を引き継いで再開できる(ただしオプションキーを押しっぱなしで起動すると続きから再開できず、中断セーブデータも消えるので注意)。
ちなみに、ある程度脱がしてから続きから始めようとすると真紀子から
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といった感じに文句をつけてくる。