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まもりママはお喚びじゃないの!?

まもりままはおよびじゃないの

となりのヤングジャンプにて連載していた漫画作品。作者はリコシェ号。副題は「異世界息子反抗記」。
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概要編集

集英社のWebサイト「となりのヤングジャンプ」にて2019年11月6日より連載スタートした異世界コメディー漫画。異世界に転生した親子の冒険が描かれる。全40話。

2020年2月19日に書籍版1巻が発売された。


コミックはこちら → まもりママはお喚びじゃないの!?〜異世界息子反抗記〜


あらすじ編集

反抗期を迎えた中学二年生の間々田優斗は、母の日に母・間々田まもりと二人で出掛けている最中、交通事故に巻き込まれ異世界に転生してしまう。

来るべき冒険や魅力的な仲間との出会いに胸を膨らませる優斗だったが、何故か母も一緒に異世界にやってきてしまい、彼女と共に冒険する羽目に…?


登場人物編集

主要キャラクター編集

  • 間々田優斗

「きっとこれから仲間を集め冒険の旅をして チート能力で無双するんだ!」

年齢14歳

身長158cm 体重53kg

*コミックス1巻カバー下のプロフィールより。

本作の主人公。反抗期真っ只中の中学二年生。中二病ある事件をきっかけに母であるまもりを嫌っているが、息子として彼女を助ける事もある。マムスキーの元で剣術の修行をしている。まもり以外の女性に弱い。ノエル曰く「クッッソ生意気」。しかし意外と勘が鋭く、ファンタジー世界についての知識もそれなりにある。また正義感も人一倍強く、自身よりも大きい敵に敢然と立ち向かう事も。

上記の台詞から分かる通り、異世界転生・無双に憧れているが…

尚、1巻カバー下のプロフィールによると、『まもりママより身長が1sm低いのを気にしてるので160cmと自称している本作のメインヒロイン。』との事。


  • 間々田まもり (メイン画像の女性)

「ゆうくんを 全力で守る!」

身長159cm 体重54kg

B108(Kカップ) W64 H91

*コミックス1巻カバー下のプロフィールより。

本作のヒロイン。天然なシングルマザー。でかい。息子である優斗を「ゆうくん」と呼び溺愛する。とはいえその過保護な考えから彼からはあまり好かれていない。

交通事故に巻き込まれ優斗と共に異世界へと転生するが、どういう訳かチート能力を手に入れてしまう。優斗を守りつつ、日本に帰る術を探して日々奔走している。

優斗に危害が加えられると激怒し、彼を守る為ならば自身よりも大きな敵にも構わず立ち向かう。その時に発揮される力は計り知れないが、現在はバエルの呪いにより力を抑制されている。…が、コミックス2巻収録の第18話で、土竜(モールドラゴンと読む)のモグラン(しかも関西弁で喋る)との決死のバトルからの、モグラン本人の「タンマ!」て待ったをかけてからの「ちょっ 一回落ち着こう。話せば分かるて」からの延々と長い話でめっちゃ命乞いし、その末にモールドラゴンの宝玉(長い年月をかけて体内の成分が集まり結晶化した超レアアイテム。但し尻から出る)をかじり、解呪に成功した。

大変立派なモノをお持ちだが酒に非常に弱く、酒癖もとても悪い(料理のソースに使われていた少量のワインでもすぐに酔っ払ってしまう)。そしてスキンシップの鬼と化す。2巻での息子の優斗曰く「このままでは五年前の「バレンタインの悪夢」の再来だ!」との事…どうやら本編前にバレンタインでもやらかしたらしい(多分洋酒入りチョコでだろう)。


  • マムスキー

「憲兵に引き渡させてもらうぞ」

フルネームは『マムスキー・シャズナブル』。

身長182cm 体重71kg

*コミックス2巻のカバー下のプロフィールより。

謹厳実直でクールな剣士。とあるトラブルにより店を燃やしてしまった優斗とまもりを拘束するが、二人が解放された後は彼らと共に旅に出る。

冷静沈着かつ聡明な人物で、日本に帰る方法が見つからず途方に暮れていたまもりに的確な答えを出している。一方で純粋な為に独特な考えや価値観を持つ人物で、ノエルが「母をぶん殴る」と宣言した時には「拳よりも魔法を使った方がより効果的ではないか?」と冷静に考えていた。大のマザコンで、血縁関係は無いもののまもりを「まもりママ」と呼んでいる。

名門貴族であるシャズナブル家の出身だが、父や兄からはとある事情で袂を分かっている。

また、コミックス2巻カバー裏のプロフィールで『キャラ付けに赤い3倍の人の成分が入っている』と書かれている。…言うまでもないだろうけど。


  • ノエル

「ママを探しだしてぶん殴るのよ! グーで!」

フルネームは『ノエル・エルアリア』

年齢88歳

身長144cm 体重37kg

B74(Aカップ) W53 H75

*本編及びコミックス2巻のカバー下のプロフィールより。

際どい衣装に身を包んだ浅黒い肌エルフの魔術師。その華奢な見た目に反して年齢は80を超えている。ツンデレ。とあるトラブルの後、知り合いのマムスキーにより旅に付き合わされる事となる。

マムスキー曰く「魔術の天才」で、数少ない転送魔術を扱える者の一人。マムスキーに片想いしており、最終的には彼と結ばれる事を目標としているが全く気付いてもらえない。その為かマムスキーが慕うまもりをライバル視しているが、エルフの里での問題解決後にマムスキーに片思いしているのを知られたのもあったりでお互いに対等な友人になった。常に楽観的で、魔術に関しては感覚派。


魔王軍編集

  • バラム・バエル

「お前が無事ならば 我はそれで十分だ」

魔王軍最高幹部「原初の六魔人」の一人。自身と接触した敵に呪いをかける能力を持ち、現在はまもりにかけられている…のだが、前述の通り後に解呪された。

作中でも最高クラスの強さを誇り、まもりやマムスキー、ノエルの全力の攻撃を受けても全く通じなかった(それ所かまもりに対しては流血させるほどの怪我を負わせている)。しかしメンタルは結構弱い。しかも部下達に休暇を与えて出払って彼一人になったのをいい事に、パンツ一枚で城を練り歩いた事(本人曰く「ストレス解消」との事)から次々と変なあだ名が部下達から与えられてしまう…。

一方で上に立つ者として相応しく仲間想い・部下想いな人物であり、また魔王への忠誠心も厚い。しかも同じく六魔人の一人のサリルとは両片思いの仲。


  • マヤー・サリル

「また会いましょうね ユウトさん」

原初の六魔人の一人。猫の獣人。優斗を「器」と呼び狙っている。とあるクエストにて人間に変装し、まもり達と接触していた。しかし土竜にはバレていた。

道具と自身の身体能力を組み合わせて戦う。体を自在に動かす事が可能で、これを利用してマムスキーの斬撃をすんでのところで回避していた。

前述の通り、バエルとは両片思い。


  • バンビッド・ゾンヴィ

「ざんねーん 実はもう近くに居るんだなこれが♡」

原初の六魔人の一人。鹿耳を持つゾンビ。体のあちこちにちぐはぐ模様がある。右目を常に閉じており、左目に十字の模様が入っている。暴走族のような出で立ちで口調も砕けているが、まもりの力を警戒し、己の実力差を理解するなど冷静な思考・判断もできる様子。


  • フロージア・エルアリア

原初の六魔人の一人。ダークエルフの女性。スレンダーな体型の女性で、ノエルと同じく転送魔術を扱える数少ない人物でもある。バエル達の台詞から六魔人の中では比較的新人らしい。


神域の8人編集

原初の六魔人と対等に戦えるとされる8人の戦士。

  • シ・ヨータ・フィリア

「そんな事では誰一人守れんぞ!」

神域の8人の一人。「竜殺し」の異名を持つクールな剣士で、マムスキーに剣術を教えた師匠でもある。左頬に大きな傷痕がある。その称号に相応しく戦闘力は申し分なく、土竜とマムスキーを片手で吹き飛ばしてしまうほどの力を持つ。また目的の為ならば犠牲を厭わない非情な一面もあり、魔王が狙う優斗の「破壊」を試みるなど強硬な性格でもある。


  • エエ・カオリ

神域の8人の一人。「百獣の女王」の異名を持つ女性。ジオイクの知り合い。

名は体を表すの如く、体から発する特殊なフェロモンにより動物のみならず魔物や獣人をも魅了する力を持つ。


シャズナブル家編集

マムスキーの実家。優秀な魔術師を数多く輩出している軍事貴族。

  • キャスレム・シャズナブル

「元を言えば貴様が! 母上を死なせなかったら! 父上が心を病むことは無かったのだ!」

マムスキーの兄。冠位(グランド)の階位を持つ自他共に認める天才魔術師。とある事情により弟のマムスキーとは仲が悪い。彼以上のマザコン。モンスター(♂)にしか興味がない。

マムスキーと一触即発の状態に陥った所を間一髪まもりに止められるが、彼女の優しさと強さを実感したキャスレムはマムスキーに彼女と結婚し、貴族に復帰するよう迫る。


  • ジオイク・シャズナブル

「これで理解したか! アライアは生き返ったのだ!」

マムスキーとキャスレムの父。妻アライアを亡くしたストレスによりやつれてしまっている長身痩躯の男性。キャスレム以上の実力を持つ。


  • アライア・シャズナブル

「これからはずっとお母さんと一緒よ」

マムスキーとキャスレムの母、ジオイクの妻。マムスキーを産むと同時に重い病を患ってしまい、ほどなくして亡くなってしまう。マジデの協力と努力の結果、蘇ったが…


  • マジデ・ワ・ルーイ5世

「君を逃がすわけにはいかないからね」

名前からして怪しいヤツ。黒髪にタレ目の胡散臭そうな見た目の男性。新興宗教「マジデ教」の教祖で、妻アライアを亡くした旧友ジオイクの依頼を受けて無事にアライアを蘇らせる。

彼もまた優斗を狙っている。原初の六魔人とは何か関係が…?


その他編集

  • まもりの夫

優斗の父。物語開始時点では既に故人で、天国からまもり達を見守っている。

しかしコミックス2巻で一同が土竜のいる遺跡ダンジョンに行った際、共に落下した後述のリルの股間の下敷きになった優斗が鼻血を出しながら死にかけたがポーションで復活した…直後、今度は上の階から落下してきたまもりの体重と乳圧で頭から出血して魂まで出かけ、リルポーションで復活した…のだが、その時臨死体験をしたらしく、三途の川で父から「まだ来ちゃダメ!!」と追い返されたらしい。久しぶりの親子の再会がこんな形になろうとは。


  • ポルトフ

「なぁに 困ったときはお互い様よ」

優斗達が最初に訪れる町「チャータン」にて食堂を営む男性。マムスキーの知り合い。

まもりが炎魔術を試してみた所、店を燃やされてしまう。そして件の親子は2人揃って土下座をしていたが、後に「謎のポーズ」呼ばわりされてしまった。


  • リル

「ユウトさん… 何だかいい匂いしますね……」

とあるクエストにて優斗達と行動を共にする事になった半獣人の女性。ロングヘアと長い前髪が特徴。身長は190cm。

クエスト後、優斗達とは別れて別行動に移るが…


  • 土竜

土竜と書いて「モール・ドラゴン」と読む。まもり達からは「モグラン」と呼ばれている。とあるダンジョンの地下を住処としている巨大な竜。硬い鱗は防具や薬の材料となる為に冒険者から狙われている。しかも関西弁で喋る。


現実世界編集

  • 運天正義(うんてんまさよし)

「俺もこの二人の行方を探してるんだよ!」

ツーブロックの金髪の男性。番外編にて登場。現実世界でトラックの運転手として働く。屈強な体格の持ち主。

間々田親子を轢いてしまった張本人だが、ぶつかる直前に忽然と消えた二人の行方を追っている。


  • 学級委員長(仮名)

「きっと優斗君は異世界に行ったと私思うんです!」

大きな丸眼鏡を掛けた少女。番外編にて登場するが本名不明。仮名の通り優斗の通う学校で学級委員長を務める。同じく優斗の行方を追っており、またチンピラに絡まれた所を優斗に助けられた事をきっかけに彼に片思いしている。

上記の台詞から分かる通り、突如として消えた優斗は異世界へ行き、そこでチート無双をしていると信じている。


関連タグ編集

異世界転生 となりのヤングジャンプ 親子


通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?:本作と同じく、息子に母親が同伴する冒険ものでアニメ化もされたメジャー作品。但しゲーム内の世界での冒険。

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