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概要編集

バカボンは学校で自分のパパについて書いた作文を読むが、生徒の一人からパパや自分のことを馬鹿にされる。そのことへの対抗心からか帰宅後にパパの頭のいい一面を引き出そうとしてみるが、案の定パパは頓珍漢な答えを出すだけで終わる。

失意のまま外出したバカボンはウナギイヌに会い、渡された原作の漫画から驚きの真実を知る。パパは幼少期は天才だったが、くしゃみをして頭の部品が外れたことが原因でバカになったのだ。


バカボンはその出来事さえなければ天才のままだったのにと悩んでいるが、ハジメは前回作成したタイムマシンで当時に戻り、くしゃみをさせないようにすればいいと提案する。

かくして二人はくしゃみを止めさせるべく、パパの幼少期にタイムスリップするのであった。












タイムスリップ後(ネタバレ注意)編集

バカボンとハジメは当時の世界にタイムスリップし、パパのパパ(つまり二人にとっての祖父)を発見し、若かりし頃のレレレのおじさんや子供時代の本官に遭遇する。

くしゃみまで時間がないので二人はパパを探し、故障した車を直す彼を発見する。その直後、ウメボシ仮面が現れ、もうすぐパパがバカになると警告する。それを聞いた二人は急いでパパの元に向かい、パパが現れた二人に驚いたことで、くしゃみを防ぐことに成功する。確認の為ハジメが最高難易度の数独を解かせてみたところ確かにパパは天才のままだった。こうして無事に目的を達成した二人であったが……?































ところが…(更にネタバレ注意)編集

予想はしていたかもしれないが、二人の行動により大変なことが起きていたことが現代に戻った際に発覚する。パパがバカになる出来事が無かったことになり、タイムパラドックスが起きた。

具体的には以下のような変化が起こった。


パパ(天才パパ)編集

  • 様々な学問で実績を上げ、複数の会社の社長となっていた。
  • 本来のママとは別の女性と結婚していた。
  • 一人称・二人称・口調・性格も変化しており、「~のだ」という語尾を付ける話し方ではなくなっている。

ママ編集

  • パパと同様に別の男性と結婚し、一子を設けていた。

これらの事態を把握したハジメは大変なことに気付く。パパとママが本来とは別の相手と結婚したということは、自分達が生まれていないことになったということだ。このままでは自分達が消滅するので、急いでパパの幼少期に戻る。


結末編集

再び二人はパパの幼少期に戻り、今度はくしゃみを止めようとしていた自分達に遭遇する。

過去の自分達を止めようとするが失敗し、過去のハジメ、続いて止めようとしたハジメ、そして過去のバカボンが消滅し、遂には止めようとしたバカボンも消え始める。

その様子を見た幼少期のパパは二人が未来の自分の子供達であり、歴史が変わった事を理解する。そこでウメボシ仮面に杉の葉を持ってくるよう頼み、わざと花粉を吸い込んでくしゃみをする。部品を吐き出したパパは史実どおりバカになり、消滅しかけた二人も復活した。

二人が現代に戻るとそこにはいつものパパがおり、最悪の事態を回避出来たことに歓喜した。


余談編集

  • 幼少期のパパの声を担当した大谷育江氏はピカチュウやガッシュベル等のキャラを担当したことで知られている。また、進研ゼミ小学講座の受講者ならあのウサギみたいなランドセルを思い出すことだろう。
  • この回に出たバカボンのパパのパパ(EDテロップではパパのパパ表記)の声を演じた富田耕生平成天才バカボンでバカボンのパパを演じていた事もある。
  • タイムマシンが過去に到着した時の効果音は、ポケモンのモンスターボールが開く音と同じ音である。
  • ウメボシ仮面は原作やアニメ版第2作でも登場しており、今回は久しぶりの登場となる。
  • また、彼を担当した中村悠一氏が出演したことにより、おそ松さんで六つ子を担当した声優達が全員出揃った。
    • なお担当の中村氏は六つ子を演じている時と比べ声の雰囲気が大分違っておりテロップを見るまで気が付かなかった視聴者も少なくなかった。

関連タグ編集

深夜!天才バカボン バック・トゥ・ザ・フューチャー タイムパラドックス

キャラ崩壊


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…特殊な事例で普段よりまともになった人物たち。

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