概要
アイやまとは、主にゲーム『艦隊これくしょん』において、アイオワと大和のコンビ・カップリングを表す二次創作用語である。
ゲーム公式での関係
担当イラストレーターがどちらもしずまよしのり氏と共通するため、イラストでの共演は少なくない。遡ればアイオワが(先行)実装された「艦これ改」において、既にクリア時のエンドカードでアイオワと大和のツーショットが実現している。
2016年春イベントでアイオワが本実装されてからも、コンプティーク2016年6月号では二人並んで表紙を飾り、カドフェス2016では肩を並べて本を読む二人を描いたブックカバーが販売されている。
それぞれのボイスでも互いに言及し合っており、良好な関係を匂わせている。
アイオワの時報では提督と大和に招かれてディナーを楽しんでいる様子が確認できる。その際に食事の出来を褒めようとして大和の地雷を思い切り踏んでしまっているのだが、事情が分かってからは謝罪したうえ、大和を「偉大な戦艦」「美しい」と讃えている。
また初夏ボイスでも夏休みと水着について、詳細は不明ながら大和と会話している。
大和の側でも梅雨ボイスでアイオワとの会話が確認できる。どうやらアイオワがてるてる坊主を作っていたのを見つけ、二人で作ろうとしている様子。
実艦同士の関係
日米両国が最後に建造した戦艦級の一番艦同士であり、口径こそ違えど主砲構成(三連装前部二基、後部一基)も同一であるため、古くからミリタリー界隈では何かと比較されがちである。
ただし両者は戦場で対決したことも無いどころか、元々は直接的なライバルでもなかった。大和型の計画時に想定されていた仮想敵に該当するのはサウスダコタ級であり、一方のアイオワ級は金剛型や欧州高速戦艦群といったクラスへの対処を目的として建造されている。大和型の対抗馬として計画されていたのは、未成に終わったモンタナ級である。
日米双方の予定通りであれば並び称されることはなかった筈の大和とアイオワの組み合わせは、ゆえにこそ両国が辿った史実を色濃く反映していると言えるだろう。
なお、両者ともに国土の中心に近い(それも海に面していない内陸)地域の名を艦名としている点も共通する。
日本にとっての大和国は古代における政治の中心であり、国と民族の美称にもなる歴史的に重要な地域である。一方でアメリカにとってのアイオワ州は現代において大統領選の初戦として常に注目される、政治的に重要な地域となっている。
関連イラスト
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