概要
アメリカ海軍の戦艦の一つ、「サウスダコタ級戦艦」をモチーフとする戦艦娘の艦級。
2022年9月現在、艦隊これくしょんには1番艦のサウスダコタと3番艦のマサチューセッツが実装済、残りの2番艦のインディアナ、4番艦のアラバマは現時点では未実装。
実装に先立つ2020年5月29日には2020年4月作戦報酬としてノースカロライナ級戦艦とサウスダコタ級戦艦の主砲である「16inch三連装砲 Mk.6」が新実装された。
艦これ運営より「妖精さんにも少しご注目ください!」との案内もあり提督達は装備妖精の姿(及び図鑑の解説)から新実装艦の予想を開始。図鑑解説からはサウスダコタ級が有力視されていたが、装備妖精の姿からは「頭上にある旗や髪の青赤と帽子の白の配色がノースカロライナ州の州旗のカラーリングと同じ」「妖精さんがコーラを飲んでいるがノースカロライナ州はペプシコーラの発祥」等複数のミスリードを誘う要素が含まれていた為、本命「サウスダコタ」対抗「ノースカロライナ(級の誰か)」となっていた。
翌月の2020年6月30日に2020年5月作戦報酬として上位版である「16inch三連装砲 Mk.6 mod.2」が配布され、アイオワとコロラドの艦種ソート順が「コロラド→アイオワ」に変更された事でコロラド級とアイオワ級の間にいた艦級のどちらかが実装は確実となり、上記の「16inch三連装砲 Mk.6 mod.2」の装備妖精が「57」の番号の入ったマグカップを持っていた事から図鑑解説とおり「BB-57 South Dakota」の実装が確定した。
アメリ艦娘の戦艦級では3隻目、高速戦艦ではアメリカ内では2隻目で戦艦娘全体では9隻目。
ノースカロライナ級に続く35000㌧の排水量制限の中で建造された戦艦級でノースカロライナ級で実現できなかった対16インチ砲防御を施した艦として建造されたが、条約による制限からノースカロライナ級より全長と15mと短くし(またパナマ運河を通過する為に全幅の制限も存在する)、その浮いた分を装甲の強化に充てている。
この為重巡洋艦並みの全長となったが機関出力を強化する事で如何にか速度低下を抑え公試で最大「27.8ノット」を出している(カタログスペック的には27ノット)。
コンパクトな船体に最大の攻撃力と防御力を詰め込むという設計はしばしば大和型との類似性が指摘される(世代的にも同世代にあたる)。
艦娘としては上記の「最大速度」を加味してか「高速」に分類されている(大和型はシステム上「低速」枠に入れないと縛りが無くなると航空戦艦を除く低速戦艦と高速戦艦の役割を完全に奪ってしまう)。また同世代を意識してなのか大和とサウスダコタは「マストを手持ち式の艤装にしている」点が共通している。
艦娘
実装済
1番艦:サウスダコタ(USS South Dakota, BB-57)
2020年梅雨&夏イベント侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦のE6突破報酬として実装。
砲撃戦を「殴り合い」と称する武闘派(?)。日本艦に対しては「昨日の敵は今日の友」というスタンスなのか好意的で特に史実で殴りあった霧島に懐いてる節すらある。寧ろ同じアメリカ艦で史実で因縁のあるワシントンへの恨み節が根深い印象。
全長が重巡洋艦並みな史実を受けてかコロラドに続いて結構な童顔である
3番艦:マサチューセッツ(USS Massachusetts, BB-59)
2022年夏&初秋イベント『大規模反攻上陸!トーチ作戦』の後段作戦E5&E6海域にて邂逅可能。姉と異なりドロップ入手の為、出会えるかは提督のリアルラックが試される。
姉と同様に、かなりの武闘派。中破しても、不敵な笑みを浮かべながら、挑みかかるような姿勢を崩さない。
同時実装のジャン・バールとは、史実で実際に戦闘を演じたためか、喧嘩友達のような間柄のようだ。
未実装
2番艦:インディアナ(USS Indiana, BB-58)
4番艦:アラバマ(USS Alabama, BB-60)