アウブリソドン
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あうぶりそどん
アウブリソドン科又はティラノサウルス科の肉食恐竜。現在は疑問名として扱われている。
アウブリソドン科、またはティラノサウルス科に分類されるが、色々面倒な事態になっている(後述)。
学名の意味は「逆流する歯」。
見つかった化石は歯だけで、ティラノサウルスの物に似るが鋸歯構造を持たない。歯の大きさや作りから、小型の原始的なティラノサウルスの一種と推定され、その特異性からアウブリソドン科なる独立科を設けたり、ティラノサウルス科の最も原始的なメンバーとする考えが出された。
しかし、ティラノサウルスの仲間の子供も同じような歯をしていることがわかり、すでに見つかっている種の子供である可能性が浮上した。
全然似てないオルニトミムスに再分類されたり、博物館に化石を送ろうとしたら紛失したりとグダグダのやりとりがあったが、現在はティラノサウルス科の恐竜(特にダスプレトサウルス)で、アウブリソドンなんて恐竜はいなかった、という説が一般的。
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