概要
北関東随一の水族館で太平洋沿岸に施設を構える。公益財団法人いばらき文化振興財団が管理運営を取り仕切っているが事業主体は茨城県直属とされており、純粋な都道府県管轄の水族館では日本最大規模となる。
歴史
県内にレジャー施設が少ないことを憂慮した茨城県が1951年に設立した県立大洗水族館が施設としての源流となる。1970年には海のこどもの国大洗水族館として発展、1976年に世界初のペンギンショーを実施するだけでなく、1980年には約10億円を投じて新館を建設するなどバブル期の波に乗って次々とレジャー面で先駆的な取り組みを実施してきた。また改築と併せて、サメの飼育研究および茨城県沿岸に来遊・漂着・座礁する海洋生物の調査に注力しはじめている。
水族館のテーマの一つであるサメの飼育種類数は沖縄美ら海水族館や鳥羽水族館すら軽く上回り日本一。その展示種類数は約50種類、展示していない種類を含めると水族館には約60種類ものサメが飼育されている。
現在のアクアワールド・大洗に改修された際は約165億円もの巨額が投じられる大幅改築が実施され、2002年の新規オープン以後は改修前よりも大幅に年間来客数が跳ね上がっている。さすがに東日本大震災発生すぐの時期は客足が右肩下がりとなったが、ニンテンドーDSを用いた館内ガイド導入や積極的なアニメコラボ策などが功を奏し、都市圏の施設でないにもかかわらず毎年100万人の入場者数を維持している。
交通網
その他
関連事項
ガールズ&パンツァー:作品中で取り上げられ、コラボイベントが実施されるなど聖地巡礼地となっている。『劇場版』では、エキシビションマッチの終盤に登場した。
イナズマイレブン:コラボを過去に実施した。
アリス・ギア・アイギス:複数回ほどゲーム内でコラボを実施し、リアルイベントの方も行われている。しかも、ゲーム内イベントも数度復刻を実施、続編イベントまで作られることに。
関連タグ
アクアマリンふくしま・・・競合としてよく名前が挙がる