概要
アジアティラヌスはマーストヒチアン期に生息したティラノサウルス亜科の肉食恐竜で、中国の雲南省から化石が見つかった。ホロタイプ標本は2017年に発見され、より現時点で近縁とされるチエンジョウサウルスやアリオラムスと比べ、鼻先は太いものの小柄な体つきをしていたようだ。正式な学名はアジアティラヌス・ズイー(Asiatyrannus xii )であり、種小名は中国の著名な恐竜研究者の徐星氏への献名である。
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- ユティランヌス 献名された徐星氏によって研究されたティラノサウルスのなかまであり、本種が出演したとある作品においてのあだ名はアジアのティラノサウルスすなわちアジティラだったが、今回の発表でシン・アジティラが発表となった。なお系譜的にもこちらがよりティラノサウルスと近縁とされるので注意。(もっとも該当フランチャイズにはタルボサウルスなどがいまだ登場していない)